グラウンドホッグデー
グラウンドホッグ(Ground hog)とは、リス科に属する野生動物で、北アメリカに生息しています。ウッドチャック(Woodchuck)とも呼ばれます。
上の写真のような非常に愛くるしい容姿で、私の住むキャンザスシティーでも春から夏にかけてよく見かけます。
ちょっと日付は過ぎてしまいましたが、2月2日はグラウンドホッグデーでした。
日本人にはちょっと馴染みのない記念日ですが、ペンシルバニア州パンクサトーニー(Punxsutawney)を中心に行われる行事の1つで、グラウンドホッグを使って、春の訪れを予想する行事です。
グラウンドホッグくんがどうやって春の訪れを予想するのかというと・・・
2月2日はグラウンドホッグが冬眠から目覚める日とされており、
この日に巣穴から出てきたグラウンドホッグのフィル(PHIL)くんが、自分の影を見てビックリして、また巣穴に戻ってしまうと、「冬はあと6週間は続く」とされています。
また、影を見ず、巣穴から出てきた場合は、「春はもうすぐそこ」とされています。
しかし、実際の式典の様子を見てみると、シルクハットのオジサンが、切り株の形をした小屋からグラウンドホッグを引っ張り出し、また別のオジサンがグラウンドホッグから授かったというお告げを読み上げる、という形で行われます。
気になる的中率はといいますと、グラウンドホッグデイ委員会によると、だいたい75-90%の確率で的中しているそうです。意外と高い!!
気になる今年の予想は・・・
「春はもうすぐそこ」
だそうです。
今年、パンクサトーニーで行われた式典(!?)の様子はこちら↓
この盛り上がりよう、さすがアメリカ・・・
行事の正当性は別として、なんともほのぼのとした行事ですね。
また、グラウンドホッグデーを舞台にした映画が、邦題「恋はデジャブ」として1993年に公開されていますので、興味のある方はご覧下さい。