80′ Big Hair Rock Starz Reunion
先週の金曜日の夜、80′ Big Hair Rock Starz Reunionなるロックバンドコンサートに行ってきました。友人のミック・ムーアに誘われたんですね、
「マサもロックしない?」
って。
久しぶりのコンサート。断る理由もありませんし、しかもミックの演奏を初めて見ることができるので、
「イェス!」
「80′ Big Hair Rock Starz Reunion」からわかるように、このコンサート、80年代にサンディエゴローカルエリアで活動していたハードロッカーの「同窓会」みたいなもの。
Big Hairは、80年代ハードロックバンドスターたちのロン毛をさしています。80年代は私も学生で、私自身もハードロックギターをプレーしていたので、その当時の写真とかプレーヤーを見ると、ハードロッカー魂に火がつきます(笑)。
夜9時にミックの家で待ち合わせ。玄関を入るや、
「ヘイ、マサ!WTF!Come in, Dude!」
いつになく、ミックのテンションが高い。おそらく、演奏を前に、自分のテンションを最高にあげて舞台に臨むってことでしょう。
私の後から数人続いてミックの家に入ってきます。ジミーにリック、それからポール。ジミーは自他共に認めるスーパーハードドラマー。ミックいわく、「俺が演ったドラマーで一番テクノあるやつ」だとか。リックは広告係りかな(?)。ポールは獣医。とてもインテリには見えないピアスをして、超ハイテンション。この3人はミックとは演奏しません(笑)。
「同窓会」の場所は、サンディエゴの海沿いにある、「ドリーム・ストリート」と言う酒場(かな?)。
夜10時。周りの店はすべて閉店、ドリーム・ストリートだけ人の海。中に入れない人たちが窓越しにバンド演奏に聞き入っています。
「すっげー人」
思わずのけぞってしまいました。
われわれはミックの知り合いと言うことで、頭から「スタッフバッジ」をぶら下げて、人の波を書き分けて中に入っていきました。
今日の私の目的はミックの演奏をビデオに納めること。なので、一番前の席...と言うかテーブルに陣取りました。われわれの前、ステージまではちょっとしたスペースがあり、そこで、踊ったり声援を送ったり。
店の中を見回して驚いたことがひとつ。ま、ある程度は予想していたのですけどね。
80年代、80~85年くらいにハードロックにのめりこんでいた人間って、今、何歳だと思います?
どんなに若くても、間違いなく40歳は超えてます。多分、40後半が大部分じゃないかなぁ。もちろん女性も男性もですよ。ドリーム・ストリートを埋めている人たちもその年代の人たち。それが、ビール瓶片手に、指を「ウサギ(キツネ?)」のように立てて、
「Mother F**ker!!!」
とか叫んでます。スラングなので私にはまったく意味はわかりませんけどね(爆)。
で、もっとすごいのは、40台の女性が、80年代当時の服、超ミニに露出度満点のノースリーブ...いや、ビキニ...かな...、を着て、ステージ前で音楽に合わせて踊っているんです。はっきり言って目のやり場に困りました(苦笑)。当時の体型をそのまま保っている人もいれば、アメリカ人よろしく、でっぷりと太ったおばさんなんかもたくさんいらっしゃって(失礼!)。
男どもはと言えば、その昔流行った「びょう」付きのブレスレットを付けて、穴の開いたジーンズに革ジャン。これで今でも生活してるのかと思うほどのロン毛(長髪)さん。かと思えば、昔の面影はどこへやら、すっかりと抜け落ちた人たちもたくさん。
みんな思い思いの格好をして、ヘビーなメタル音楽に聞き入っています。と言うか、超ハイテンションで盛り上がり。
私はと言えば、雰囲気に圧倒されてただただ見入るばかり。
演奏の方もすごい。みんな馬鹿テクの持ち主で、「これだったら、まだまだ現役で十分やっていけるよなぁ。」と言うおじさん、おばさんたちがたくさんいました。ノリもスピードも半端ではありません。
音量もすごい。耳から入った音が頭の上から突き抜けていく感じ。いまだに耳がキンキンしてるくらいですから。
さてさて、夜も更けて午前1時前。ミックのバンドがようやく登場。時間の関係でたったの1曲しか演奏できなかったのですが、ヘビーでなかなか良かったです。
以下がミックの乗りまくった様子。ちょっと腰が引けてるかも(笑)。
で、最後にビデオ。お楽しみを。
ミック・ムーアって、芸名みたいな響きです。Masaさんは出演されなかったのですか。(^_^)
「一番テクノあるやつ」というのは一瞬テクノの話かと思ってしまったり。
音楽は本当に楽しいですよね。
見ているだけでも熱くなってしまいますね。
ところでまささんのギターヒーローは誰なのでしょうか?笑
マサに、
らいふ・いず・びゅーてぃふる!
ですね価値観を共有できる人たちとの一時はたのしいものです。
ではまた
和尚さん、こんにちは。コメント返し、遅くなりました。すみません。
ミック・ムーアって、ゲーリー・ムーアのような響きです。その昔、1曲、和尚さんたちと演ったような気がします。
残念ながら私は参加しませんでした。もしできてたら、もうちょっとハードなやつで決めてたかもしれません(笑)。
この歳になっても、早いハードロックが好きです。まだまだできそう(笑)。
dさんこんにちは。コメントありがとうございます。
私のギターヒーローですか?2人います。
マイケル・シェンカー
ゲーリー・ムーア
この2人を師匠と考えてます(笑)。ただガンガンやってるハードロックじゃなくて、メロディアスな、どことなくもの悲しい曲が好きです。
また、バンド、やろうかなぁ...
晴れふらさん、ご無沙汰です。コメントありがとうございます。
確かに価値観が似たもの同士って結構良い付き合いができますね。あなたと私みたいに♪(ウフっ)。
泥臭いブルースも良いし、息切れしそうなスピードヘビメタも良いし。いくつになっても良いものは良いです。