Seven Day Forecast
こんにちは naomiです。
少々話題が季節から外れてしまいますが…
今年(2014年)の2月には日本にいました。ちょうど大雪が何度か降った時期で、日本各地に大きな被害をもたらしました。雪が降った場合の対策が殆ど無いので、降ったら降ったまま、自宅はどうにか雪かきができましたが、道路は自然解凍を待つだけでした。
わたしのおばは自宅付近の道路の雪が溶けずに1週間以上自宅に籠りきりでした。高齢なので、下手に転んだら大変なことになるということで雪の上を歩かないようにしたのです。
今では、桜も咲き春らしくなっているようですね。
それに比べカナダは雪対策は万全です。雪が降る前から塩を撒き、大抵の場合、かなりの雪が降っても夜が明けると道路は雪かきがされています。
ところが、今年は気温が低く風が強い日が多かったようです。(わたしは日本にいたのですが)
カナダは日本に比べ、冬が長いので本当に春が待ち遠しいです。誰もが気温0度になるのを待ちわびています。そんなカナダ人の気持ちを鋭く突いた面白いビデオを見つけました。Youtubeです。
このYoutubeを見た時、もう思わず笑うしかなかった!まさに私達カナディアンの日常生活をそのまま表しています!このカップルの気持が痛いほどわかる!
カップルが一週間の天気予報を見ています。毎日マイナス15℃という気温が続き、二人共がっかり、でも7日後にプラス1℃なるという予報を見て、この7日目を心から待ちわびるのです。
天気予報は「予報」なので予報通どおりにならないかも…とわかっていてもそのプラス1℃という日を希望にあと少し頑張ればプラスになる、とうきうきするのです。
このビデオでは気象庁が作為的にプラス1℃という日を入れていると言っています。7日目の予報なんてどうせあてにならないものだから、人々に希望を与えるために「プラス1℃」という日を時々入れるんだ、と言っています。
確かに、冬の間は鬱の患者が増えるそうです。
たとえ本当にプラスにならなくても、私達は気象庁の予報はあてにならないもんだと文句を言いつつ、毎日天気予報を見るのです。
そして、プラス1℃、いえいえたとえ0℃でもその日を楽しみにしてしまうのです。
会社でも毎日全く同じ会話が繰り返されます。
「今週は、週末気温がプラス1℃になるらしいよ」なんていうことは当たり前。今までは気にしていなかったですが、本当に気象庁にしてやられているかもしれません。
冬の暗い日々が続くと確かに鬱っぽくなってきます。今年のトロントでは恐ろしいアイス・ストームがあり、降雪量の多さと気温の低さで35年ぶりに記録更新をした冬でした。
通常マイナス5℃からマイナス10℃という気温ですが、今年は異常気象によるマイナス20℃の日々が続き、体感温度マイナス40℃にまで下がったので、マイナス40度にまで耐えられるジャケットやブーツがどんどん売れました。
よく話題がなかったら天気の話をしておけば当たり障りがない、などといいますが、天気って思っているよりわたし達の生活の中に深く関わっているんじゃないかと思います。