実は、昨日、面白い人と会うことができました。
この人、サラリーマンを辞めて、アメリカの独立リーグのピッチャーになります。
佐々木貴徳選手
ずいぶん前に、知り合いになって。どうやってなったかあまりよく覚えてないんですね。でも、2~3年の付き合いになりますかね。
いわゆる、ネット友達ってやつです。このブログにもよく訪問してくださっていて、たまに、おもしろいコメントなんかも落としてくださる方です。
知り合った当初は、独立リーグの”ド”の字もなかったのですが、ここ1年くらいで、ダーっと話が進みまして。気が付いたら、アメリカの独立リーグと契約して、スポンサーが付いて、で、おとといの金曜日、めでたく渡米。
現在活動中の独立リーグ、8つのうちの1つ、
Continental Baseball League
に所属します。で、チームは、テキサス州アルパインにある、
Big Bend Cowboys
です。
独立リーグと言えば、ナックル姫こと、吉田えり選手とか、もと巨人の仁志選手も今年からプレーしますね。以前は、日本ではほとんど話題にならなかった独立リーグですが、マック鈴木とか、伊良部とか、もと巨人の谷口なんかもプレーしていたことがあるようです。
その独立リーグ、メジャーリーグとは違って、かなりリーグの移り変わりが激しいようで、今年あったリーグが来年にはなくなっているってこともしばしばあるようです。なかなか厳しい世界ですね。
で、その佐々木さん、わざわざサンディエゴまで私に会いに来てくださったんです。感激(涙)。
ネット友達ですから、ネット上で話をしたことはありますが、直接お会いしたことはゼロ。どんな感じの人なのかひじょーに興味がありました。33歳ですから、私と一回り以上違うわけで、結構今風の人だと思っていました。
で、サンディエゴのダウンタウンにあるホテルに迎えに行きました。ホテル入り口から出てきた、親父!(おっと失礼。本音が出てしまった...)かなり体格が良くて、サンディエゴの青い空の下、周りが半そでで歩いている中、ジャケットを着て、サングラスをかけた、暑苦しそうな人が出てきて、周りをきょろきょろ。
「あの人かな...。アジア人だし、たぶんそうかもな...。声、かけてみるか。」
「佐々木さん?」
「あ、Masaさん?初めまして、佐々木です。」
車に乗る前に、右手を差し出し、握手。
「お忙しいのに、時間をいただいてありがとうございます。」
ん...、こいつ、若いのに結構礼儀正しいじゃん...。
と言うことで、それから3時間ほど、携帯ショップ、スポーツ店、スーパーマーケットなどを見て回りました。
私の彼に対する印象。
「この穏やかな、物静かな性格のどこに、独立リーグ契約まで持っていった闘志が隠れているんだろう。」
不思議でした。本人曰く、
「野球をしている時は人が変わります。」
とか。
佐々木さんの応援ブログによれば、かなりリラックスした性格だとか。
それにしても、私にはこのギャップが大きすぎます。ただ、そんなギャップが逆に新鮮で、
「こんな若者もいるんだなぁ。」
などと親父っぽいことも考えたりして。
「若者にできて、俺にできないはずはないわなぁ。」
と、自分でモチベーションを作り出したり、ライバル意識を燃やしたり。
で、夕食は、お約束の「祝杯」。
うちのかみさんも入れて、3人で、私のお気に入りの「Rockin’ Baja」で、カニをおなかいっぱい食べることに。
まずは、ビールで乾杯。
「おめでとー、かんぱーい」
「いえいえ、まだ、これからですから。」
と佐々木さん。うん...確かにそうだな。で、いくつか料理を頼んで、おなかいっぱいカニをいただきました。
取り放題のチップスにサルサ
身のいっぱい詰まったカニ。タラバガニ...じゃないか...
えー、カニのたくさん入ったタコスにスープ。あと...なんだっけな...
とにかく、食べすぎくらい食べました。佐々木さんにはちょっと物足りなかったかも。
で、最後に記念撮影。
ちょっと暗かったかも...
この写真、近い将来高値が付くかも(笑)。日本を代表するメジャーリーガーとMasaとの記念撮影...とか。
こんな佐々木選手を応援しましょう!
彼のブログはここ。
佐々木貴徳オフィシャルブログ
タグ: ニュース
日本人ピッチャー、アメリカ独立リーグへ
2 consecutive life sentence
気が付いてみれば、最後の投稿から2週間も経過していました。最近、ブログの更新が滞ってます...。
昨日、うちの娘が面白い話をしていたので、それについて書いてみますかね。
以前、
性犯罪者が...
で、近所の性犯罪者が、ハイスクールの女の子をレイプの末に、近所の湖に遺棄したお話をしました。
その彼に対する、求刑(?)が金曜日にあったようです。
裁判所は、
「死刑以外の量刑は考えられない」
としたとのこと。ま、二人の女子ハイスクーラーをレイプの末遺棄しているのですから当然でしょう。
その犯人、自分の罪をすべて認めたものの、「死刑にはなりたくない」とのことで、ダダをこねたそうで(私のただの想像ですが)。
それに対し、裁判所の求刑は、
「2 consecutive life sentence」
これ、どう言う意味かわかります?私はアメリカ的だと思いました。
2 concecutiveと言うのは「2回連続」と言う意味です。life sentenceは終身刑=無期懲役。
と言うことは、「2 consecutive life sentence」と言うのは、
「2回連続の終身刑」
つまり、
「次に生まれ変わっても、生まれたその日から死ぬまで刑務所の中」
と言うことになりますね。
面白いですねぇー。アメリカ的ですねー。
こう言う判決って結構あるんです、アメリカには。
たとえば、75歳のジーさんが、殺人事件を起こしたとしますね。で、下される判決が、たとえば、
「懲役40年」
「懲役40年って、あんた、115歳まで刑務所入り?あと、5年もすれば、この世からいなくなるかもしれないのに...」
ってことが結構あったりします。
これも文化の違い、考え方の違いの1つなんでしょうか...
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iPad...到着?
4月3日、アメリカでついにiPadが発売されました。
ニューヨーク5番街にあるアップルストアには2日前の夜には人が列を作り始めたようです。
サンディエゴでも前日には列ができたとか。
実は私、iPadを2台、先行予約していました。自分のためではなくて(涙)、日本の知り合いに送るため。ご存知のように、日本ではiPadは4月末発売。それを待ちきれない私の知り合いが、私に「買ってくれ」と。
先行予約したのは、確か...1週間ほど前。届いたのが、4月3日の昼12時半ごろ。配達はUPSが使われました。先行予約すると、UPSのトラッキングナンバーが送られてきますので、それを使えば、今、iPadがどこにいるのかがわかるようになっています。
私のオーダーしたiPad、面白い動きをしていました。
出荷場所は、中国の深セン。出荷日は3月30日。
で、次に行ったのが、香港。おそらく、車か列車で運ばれたのでしょう。で、そこから出たのが4月2日。アメリカ時間では4月1日。
香港から飛行機でアラスカのアンカレッジへ。到着したのがアメリカ時間4月1日夜9時。で、そこから出たのが、翌2日の午前2時半。
そこから、サンディエゴに直で送られてくるのかと思ったら...
到着したのが、ケンタッキー。4月2日の午後6時。サンディエゴからぜんぜん明後日の方に向かって飛んでいっているではありませんか。「4月3日に着かないかもしれない」と一瞬不安になりました。
実は、そのケンタッキーで「通関」が行われたようなのです。つまり、4月3日にアメリカで発売されるiPadは、おそらく、深セン→香港→アンカレッジ→ケンタッキーと来てようやくアメリカに上陸ってことでしょう。
で、通関したのが4月2日夜中の12時半。「やばい、着かないかも...」と思っていたら...
ケンタッキーを出たのが夜中の3時半。で、どこに行ったかと思いきや...・
いつの間にか、カリフォルニアのオンタリオ。ロスの東にあって、私の家からフリーウエイで2時間ほど北に上ったところ。そこに着いたのが朝5時。「ほっ...」
で、配達のためにそこを出たのが、朝8時前。そして12時半に受領。
残念ながら、私は箱も開けずに、そのまま2台梱包して、UPSで日本へ発送(涙)。4月7日ごろには到着するとのこと。
「あ~あ、俺のだったらなぁ...」
ご存知のとおり、iPadでは新聞や本が読めます。iTuneは音楽配信サイトでしたが、うわさによれば、書籍配信サイトが立ち上がるとか。これが立ち上がれば、Appleによる出版業界再編が行われるでしょう。一般消費者にとっては、本の価格破壊は大歓迎。古い慣習から抜け出すことができない出版社はたまったものではないでしょうね。
出版社オーナーの私としても、この再編は大歓迎。出版のための新しい道が開けます。出版業界にも、われわれネット世代が活躍できる場がすでにそこまで来ています。
がんばらなくっちゃ。
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