今さらですがアメリカで学費積立 529

529

ブロガー トモミの場合:

 

今さらですが、昨年やっと529プランという子供の学費積立をアメリカでも始めました。日本では学資保険に入っていたものの、全然増えるようなお得なものではありませんでした。

アメリカのこの529プランなら、教育費用として使う場合、運用益にFederal TaxもState Taxもかからないからいいよ!とアメリカンママ友に聞き、遅すぎとはわかっていますが、今さら加入しました。

アメリカンではわりと人気の学費設立の529プラン。でももし子供が大学に行かなかったら?もしくは日本の大学に行くなんてことになったら?なんて思っていると、なかなか始められませんでした。ちなみにそんな場合は、運用益に対して所得税とペナルティを払えば引き出しができるそうです。

積み立て上限は大体が合計30万ドルまでです。あと、年間の積み立てにも一人あたり15,000ドルまでと制限があります。しかし、1回ならば一気に5年分までを積み立てることもできます。

アメリカの大学費用は日本に比べてものすごい高額。州立の大学でも年間250万円、私立大学なんて年間500万円などと言われています。それを考えると積立しておかないと、恐ろしいことになります。

529プランは運用益が非課税というのが売りなんですが、州によっては所得税も優遇してもらえます。残念ながら私が住むカリフォルニアは対象外。まずはぜひ自分の州はどうかチェックしてみてください。

自分の州のプランでいいのがあれば、それに加入するのもいいのですが、他州のプランを選ぶこともできます。私はアメリカ人ママ友に聞いたSavingforcollege.comで調べました。レーティングなども参考にして、一番お得なものを選ぶのが良いそうです。私は色々調べて、よく宣伝のハガキが来ていたカリフォルニアの529プランにしました。特典でターゲットのギフトカードももらえたので!(単純)

カリフォルニアにいると生活費も住宅費も高く、自分たちのリタイアメント資金も貯蓄しつつ、さらに子どもの大学資金まで、と考えると本当に頭が痛くなります。

 

ブロガー Masaの場合:

 

私の場合、もう20年近くも前のことなので、はっきり覚えていないというか、なんというか…。

とにかく、人づてに、学費積立は絶対にやっておいた方がいいという話を聞いたので、「とりあえず、やっとくか」くらいの軽い気持ちで加入しました。

うちは、アメリカ赴任時代から、日本でおなじみのUnion Bankと取引をしていたので、まずは、そこで学費積立があるかどうかを確認。ちょうどそのときに、近所のブランチに日本人担当者がいたので、その人にすべてをおまかせすることにしました。

当時は、ファイナンシャル関係に超疎い、というか、ほとんど興味がなかった私でしたので、お任せしっぱなし、しかも、放りっぱなし状態でした。

加入したのは、UnionBanc 529 Plan (https://www.unionbank.com/personal/investing/college-savings)。子供が2人なので、とりあえず、1人10,000ドルを入れることにしました。2人で20,000ドルですね。

とにかく、私の悪い癖、興味のないことは放りっぱなし。結局、それ以降、その口座を触ることはありませんでした(私の記憶が確かならば)。

で、子どもたちが大学に入学するころになって(加入してから7年後くらい?)初めて、「そういえば、529をやっていたんだった」と、口座の残高照会をしたところ、な〜んと、始めた当初10,000ドルだった積立金が23,000ドルと倍以上になっているではありませんか(なんかの間違いじゃないか?)。放ったらかしでもこれだけ増える!と喜んだものです。でも、うちのかみさんには叱られますよね、そりゃ。もっと真面目にやっていれば、もっと増えていたのに、と…。

うちの子供達は2人ともUniversity of Californiaで州立でしたので、とりあえず、年間必要な学費(住居費含む)の3分の2程度はそのお金で賄うことができました。

ただ、これがプライベートの大学となると、年間55,000ドル(住居費含む)かかると言われていたので、親孝行な子どもたちと思ったものです。しか〜し、息子は大学院でプライベートに行ったので、学生ローンを組む羽目になりましたが。

私の子どもたちが大学に行っていたころは、UC系(University of California)で、年間30,000ドル、USCなどのプライベードで年間55,000ドル必要と言われていました。4年間でそれぞれ、120kドル、220kドルになります。この額は毎年数パーセント増えているとのこと。

この額は一般家庭が払えるような額ではないので、とにかく、学費積立は早く始めるべきだと思います。もちろん、あらゆるところからスカラシップをゲットできるような優秀な子供に育てるってのも手だと思いますけどね。そのためには、小さい頃から、ボランテイア活動、スポーツ、勉強などなど、いろいろなことを経験させることも必要になります。

子どもたちが大学に行っているころ(うちは上の息子と下の娘が2年しか離れていません)は、「あれ、俺の給料ってそんなに低かったっけ?」と思うほど、倹約、倹約でした。それも私の怠慢が招いたこと、自分の責任。

 

とにかく、学費積立をしましょう! 

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2 comments on “今さらですがアメリカで学費積立 529”

  1. いつも楽しく皆さんの記事を読ませていただいてます。早速記事にしてくださりありがとうございます。とてもわかりやすく詳しく書いてくださっていて大変参考になりました。私もCA在住で色々な物が高くて驚いています。TOMOMIさんが教えてくださったサイトでプランをチェックしてみようと思います。もし、アメリカ国外の大学に行ったらと疑問に思っていた事も解消されました。MASAさんが仰っていた様に一般家庭では賄える様な学費では無いですよね。優秀なお子さん達で羨ましいです^ ^この記事を読んで529プランに加入しようと思いました。お二人の経験談をシェアしてくださってありがとうございました。

  2. Rikaさん、コメントありがとうございます。

    少しすっ飛ばし気味で書いてしまったので、役に立つような情報かどうか疑問がありましたが、多少なりとも知識の足しになったようで、内心ほっとしています。

    今後も何らかの形でお役立ち情報を提供していこうと思いますので、遠慮なくご連絡ください。ありがとうございます。

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