という訳で「暴れん坊将軍」でお馴染みのテーマから気持ちよく始めてみましたが、お金の話。

細かく言うと、今現在自分が払っている諸々の費用についてです。結構聞くようで聞かない話なので、ここで公開。

アメリカ中西部（Midwest）の一州、カンザス州（Kansas）の中心都市「ウィチタ（Wichita）」。地元出身者は「田舎だ、田舎だ」と言いますが、意外に程よく栄えてる印象です。

人口は６０万人超。以前書きましたが、その規模なのに大手企業の本部がワンサカあります。また、人口一人当たりのレストラン／教会の密集率（こんな言葉あるかないかは知らんが）は全米トップクラスらしい。

横浜で生まれ育った僕には、「とりあえず必要なものが近くに何でもある」という感覚と、自分のやりたいことが日本に比べて好き勝手に、しかも安価にできるということが「買い物の便が良い」よりも重要なので、本当に支障をきたしてないと言いましょうか。どこに住んでいてもそうだと思いますが、「自分には何が大切か」という「優先順位」の問題ですね。あ～「Southwest Airlines」、早くウィチタに来てちょ～だい（2013年就航開始予定）。

それでは野郎、独身、独り暮らしの事例。

■アパート代：月$429（水道代込み）
川辺をジョギングできる立地でありながら、ダウンタウンから車で5分の立地（職場からは10分）。三階建ての三階。１ベッドルーム。暖炉付き。基本的に日本の実家の二階全部を合わせたより大きく、手を伸ばして床をグルグル横転しても壁にぶるかる前に気分悪くなるくらい広いです。もちろん敷金礼金なんてござぁせん（あっても$100程度）。

■光熱費：月（約）$50
今冬、物凄く暖かいので、それが影響してますが、通常こんなもんですね。夏は基本的にクーラーは点けないので（アメリカ人に凄い驚かれる）、もっと安いです。あと、大学職員の傍ら副職をしているので、ほぼ週休ゼロという稼働率が電気代節約に繋がっているのかと。

■携帯電話代：月$99
データ、テキスト、通話がすべて制限無しのプラン（Verizon Wireless）。そろそろ機種変したいのですが、「労働ビザが完全に下りてから」と耐え忍んでいる。

■インターネット：月$60
なぜか携帯会社のホットスポット（Sprint）を使っている。これ、購入当初に物凄い移動を予定していたのだが、頓挫。結局これは携帯の買い替えと同時に切る予定（最近のスマホはHotSpotの役割の担えるので）。ちなみに僕は（学生の頃からの流れで）テレビを所有せず基本的に見てないため、ケーブルの契約を使ってません。テレビを置く前提ならば、ケーブル会社でインターネットを使用したほうがこの金額より安いです（二年の契約期限がやっと3月に満期予定）。

■ガソリン代：月$80
可能な限りチャリ通しているのと、ほとんどウィチタの外では運転しないので、二週間に一度給油すると合計こんなですね。先ほどスタンドの看板見たら、ウィチタは只今１ガロン「＄3.49」です。

僕は平日は自炊中心、週末は外食中心。先日試しに計算した食事代（交際費込）は月（約）$400。ちなみに、酒類はガブ飲み状態で、更にそこそこ良い物食べてる実感あるので、そこまで貧乏っちくはないかと（友人の女性陣によく驚かれるほど頑張って色々作り、食べ歩いているので…で、ほめてくれまくるとランダムにお惣菜が届くというサイクルが確立しつつあります）。

こう考えると物凄い安いっすね、ウィチタ。

まぁ色々言うと、「魚が食えない」「温泉ない」「合格レベルの日本食レストランがない」「とりあえず見渡す限り真っ平で運転が退屈」などなどあり、旅行には向いてませんが、学生の懐には優しい価格設定かと（実際、僕は学生しながらバイト代の一部貯金できてました）。（日本に一時帰国しまくるという前提であれば）僕はここで生涯を閉じてもいいかも、と思えるくらい今のところ基本的に居心地の好い所です。

さぁ日本人学生の皆さん、ウィチタに来なさい。ふぇっふぇっふぇ