ここ数回、ビジネスのためのコネクション作りの話をしています。



Inspired and motivated（ビジネスの匂い．．．その２）

ビジネスの匂い．．．

ミートアップ

アメリカでコネクション作り



彼らと話すときに必ず思うことがあります。



「こいつ、うそくせぇなぁ。」



「話がでか過ぎない？」



「まじ、そんなに儲けてんの？」



などなど。



たとえばある人がこう言います。



「今まで有限会社でやってきたんだけど、収入が税金枠いっぱいいっぱいになったので、今、株式会社にするための準備中なんだ。」



収入が税金枠いっぱいになると言うことは、年間収入が２５万ドル（２５００万円）ってことなんですね。説明は省きますが。



収入ですから、そこから経費とか税金とか引いたら、どうかな．．．業種にもよりますが、半分になることはないと思います。多分、その６０～６５％くらいが手取りでしょうか。それにしても結構な額です。



あるいは、



「去年１年間で、世界で１０万冊の本を販売したよ。１冊２０ドルの本だから．．．」



え？まじっすか？



１００，０００冊Ｘ２，０００円＝２億円



もちろん、これにも経費とか税金が含まれていますが、それを差し引いても個人が得る収入としては大きな額ですよね。



これを一般人、サラリーマンの私から見ると、



「信じられない」



となるわけで。



そんな話ばかりをするわけです。

「先日、１００人集めてセミナーしたんだけど、３日分の食費、宿泊費、往復飛行機運賃、それに、セミナー費、１日当たり５，０００ドルだから、３日間で１５，０００ドル、みーんな、主催者に面倒見てもらった。」



とか、



「今、すしレストランを作っていて、お金が足りないので出資者を募ってるんだけど、あと１０万ドルくらい足りないんだよね。Ｍａｓａも一口乗らない？」



私のあごが落ちているのが想像できますよね。



この人たちに共通して言えるのは、お金を何かするためのただの「手段」あるいは「道具」としか考えていないことです。



われわれ一般人にとっては、お金は日常生活を送るためになくてはならない非常に重要なもの。だから、将来に備えて、一生懸命働いて、一生懸命ためなきゃならない、と言う考え方ですよね。



この人たちからすると、「お金は使って何ぼのもの。使わなくてそのまま置いておくだけでは、何も始まらない。」ってことなんです。さらに、共通して言えるのは、「自分の投資したお金は、必ず、投資した分の倍以上になって戻ってくる。」と考えていること。



つまり、「自分からお金が出ていくわけではなくて、自分にお金を入れるためにお金を出す。」と考えています。つまり、ただの道具。



子供のころから、「お金は大事なもの。だから、せっせと貯めなきゃだめよ。」と母親にプログラムされている私にとって、彼らの教えは「消化不良のもと」になっています。



今私の中にプログラムされている「お金に関する考え方」を彼らのようにすることができれば、一皮剥けるってことですかね。



ちょっとがんばってみようかなぁ。