アメリカでの白人、黒人、ヒスパニック、アジア人の生活水準について調べてみた

こんにちは、Masaです。

 

今日は、アメリカに住む人の生活水準について調べたことについてお話ししようと思います。

 

ご存知の通り、アメリカは多民族国家。ヨーロッパ系の白人、アフリカ系の黒人、中南米のヒスパニック、日本人をはじめとするアジア人などがいます。比率的には、もちろん半分以上を白人が占めているようです。

 

先日の朝のニュースで面白い話をしていました。

 

白人、黒人、ヒスパニックの(残念ながらアジア人は含まれていませんでした)平均純資産(土地や持ち家を含む)額。みなさん、どれくらいだと思います?

 

白人は、$437k(約6527万円)、黒人が$105k(約1568万円)、で、ヒスパニックが$53k(約792万円)とのこと。白人の平均純資産が他の人種よりも4倍から9倍ということになりますね。恐ろしい差です。

 

つまり、人種によって経済的、社会的格差があるということです。この格差はずいぶん長い間議論の的になってきたようですね。

 

統計データによれば、白人は平均的に黒人やヒスパニックよりも高い収入を持っています。これは、長い歴史と構造的な格差の結果で、教育や雇用の機会、住居の条件などたくさんの要因が関連しているようです。

 

ヒスパニックの中でも、出身国や移民の世代によって収入の格差があるようで、キューバやアルゼンチンからの移民は、メキシコや中米からの移民より高い収入を持つ傾向にあるとのこと。

 

教育の機会も格差の要因として大きく影響しているらしいです。白人の中でも高学歴者の割合が高い一方で、黒人やヒスパニックの中には高学歴を持つ者が比較的少ないという統計が出ているようです。でも、最近は、たくさんの黒人やヒスパニックも大学進学率を増やしているとのこと。

 

住居に関してですが、アメリカの都市部には、過去の人種差別政策や経済的格差の影響で、白人と黒人、ヒスパニックが別々の地域に住む「セグリゲーション(Segregation)」という現象が見られるようです。このため、地域によっては公共サービスや教育、安全性の質が異なることもあるとのこと。

 

最近は、アメリカではこれらの格差を是正しようとする動きが強まっているようで、国は非営利団体が経済的なサポートや教育の機会を提供することで、生活水準の向上を目指す動きもあるようです。

 

一方、日本人を含むアジア人(東南アジア人ももちろん含みます)の生活水準はどうかというと…

 

アジア人の25歳以上の人口の中で、88.5%が少なくとも高校を卒業していて、たくさんの人が学士号またはそれ以上の資格を持っているらしいです。

 

収入は2021年では、$101k程度。じゃぁ、平均純資産はというと、なななんと、$1 million(1億5000万円)!

 

で、アジア系アメリカ人の約半数が、アメリカでの友人の全て、またはほとんどが自分の民族性を共有しているか、また、他のアジア人だと言っているそうです。面白いですね。日本人の友人は日本人、中国人の友人は中国人、インド人の友人はインド人…ということですね。

 

ところが、ほとんどのアジア人は、親戚がアジア人でない人と結婚することや、異なるアジアの民族グループに人と結婚することに対して問題ないと考えているようです。これが他民族がアメリカに溶け込んでいく所以なのでしょうかね。

 

Masaの場合、せっかくアメリカにいるのだから、色々な人種と付き合うことを心がけていますが、やはり、日本語で本音を話せる日本人との付き合いが快適に思います。みなさんはいかがでしょうか? 

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2 comments on “アメリカでの白人、黒人、ヒスパニック、アジア人の生活水準について調べてみた”

  1. 純粋に疑問に思ったのですが、この平均というのは、どういう計算で出てきた値なんでしょうね。Meanなのか median,なのか mode なのかで変わってくる気がするのですが。たとえば mean だとすると、白人には桁違いの金持ち(Elon とか Jeff Bezos)がいるので、その人達の分を含めると白人の mean 値だけが吊り上がりそうです。そういう桁違いの人は除外して比べたとしても 4 倍から9倍とかなるんでしょうかね。

  2. Kayさん、コメントありがとうございます。

    鋭いですね。確かにおっしゃる通りです。実は私が調べた限り、2通りの数字が出てきました。1つは記事に書いたもの、もう1つはそれよりも小さな数字のもの。どちらも明確な定義はありませんでしたが、私が思うに、前者(記事に書いた額)はおそらくアベレージです。後者は中央値だと思います。

    平均値の場合は、白人と黒人、ヒスパニックの差は4倍から9倍ですが、中央値だと、それでも、4倍から6倍ほどの差があります。

    数字ものは、正確に書かなければならないですね。以後気をつけます。

    ありがとうございました。

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