アメリカで最もさびれた街

こんにちは、Masaです。

 

今日は、アメリカで一番さびれた街はどこなんだ?というお話をしてみたいと思います。

 

アメリカといえば、ニューヨークやロサンゼルス、サンフランシスコなど、割と華やかな街のイメージがあると思います。が、近年、経済的に困難になったり、人口が減ったり、失業率が高くなったりと、徐々にさびれていく街もあるようです。

 

Masaの記憶では、10年ほど前にあの自動車で有名な「デトロイト(ミシガン州)」が破産宣告をしました。街が破産宣告などというのは初めて聞いて、かなり衝撃を受けました。

 

アメリカでさびれた街として、アメリカ人と話をしていてよく出てくるのはやはりデトロイトです。カリフォルニア州にも結構破産宣告した街があるようですね。ストックトン、サンバーナーディーノ、バレーホ、オレンジカウンティ(!)などが破産宣告しているようです。

 

前述したように、あの「フォード」、「GM」、「クライスラー」のあるデトロイトは、「モーターシティ」として自動車産業の中心地として世界中からたくさんの人た集まって栄えてきた街ですが、1970年代以降、日本やヨーロッパの自動車メーカーが進出してきたため、アメリカの自動車産業は一気に衰退の一途を辿ったとか。それによって工場の閉鎖、落ちた生産性、競争力の喪失なので、経済が大きく衰退しました。そのため、多くの人が仕事を求めて市外に移住しました。

 

最盛期には人口が180万人ほどだった人口が、2013年の破産時には70万人と半分以上減ったそうです。破産時の負債総額は約180億ドル(日本円で約270億円)だったそうです。これはアメリカ史上最大の破産案件だったとか。

 

今でこそアメ車も燃費性能もかなり上がって、他車と互角に戦えるほどの競争力をつけてきたと思いますが、でも、一度ついてしまったアメ車のイメージ、燃費が悪い、でかい、壊れやすい、は、よほどのことがない限り払拭はできないでしょうね。ただ、最近はTeslaをはじめとするアメリカの電気自動車メーカーが世界的に台頭し始めてますよね(まだTeslaだけかな)。

 

ちなみに余談ですが、カリフォルニアでは、アメリカ製のEVあるいはプラグインハイブリッド車を購入すると、7500ドルのディスカウント権がついてきます。これ馬鹿にならない額ですよね。なので、カリフォルニアはTeslaだらけ。10台に3台くらいはTeslaじゃないかな。

 

かなり話がずれてしまいましたが、とにかく産業の変化によって、今まで華やかだった街が一気に衰退して破産してしまうことは今後も起こるでしょうね。その一つがカリフォルニアのサンフランシスコ。

 

話によれば、最近のサンフランシスコはどんどん人口が減ってるとか。情報によれば、2020年から2022年にかけて、市の人口が7.5%減ったそうな。この人口減少率は、10万人以上の住民がいるアメリカの街の中で一番高いそうな。ベイエリア全体も同じ期間に大量の住民減少があって、25万人も減ってしまったそうです。

 

コロナの影響で、たくさんの人がリモートワークを始め、都市部から郊外や他の州に移住しました。また、高い生活費、特に住居コストが上がったことが、人たちを他の地域へ移住させたということです。また、コロナ期に雇用機会が減ってしまったのも要因とか。容易に想像できますね。

 

Masaが住んでいるサンディエゴは、「やばい!」という話は聞きませんが、地価や住宅の高騰で、他の州に移り住む人が増え始めた、という話はよく耳にします。確かに何から何まで高いので、会社から同じ給料をもらいながら、物価や税金の安い地域に移住したいと思うこともあります。でも、引っ越しは大変ですからね。移住には相当の覚悟が必要です。 

Visited 258 times, 1 visit(s) today

2 comments on “アメリカで最もさびれた街”

  1. こんにちは。ご存知かもしれませんが、EVを買ってついてくる7500ドルのディスカウントはFederalなのでカリフォルニアに限定されません。カリフォルニア独自のインセンティブは去年の11月に締め切られましたが、それより以前からもう払われていないとか。ちなみにFederal のやつはバッテリーがアメリカ製とかいう制限があるので 例えばKIAのEVは対象外。テスラは対象になっています。他にはChevy Bolt とかあります。

  2. けいさん、コメントありがとうございます。

    大変失礼しました。無知を曝け出してしまったようで恥ずかしい限りです。うちの息子家族がTeslaモデルYを買った時に「カリフォルニアだから7500ドルのディスカウントをゲットしたので買えた」みたいな話を聞いたので、それを鵜呑みにしていました。

    インセンティブはEVに限らず、アメリカ製のプラグインハイブリッド車にも適用されるとか。残念ながらトヨタRav4のプラグインハイブリッドは生産国が日本なので、インセンティブの恩恵には与れないとか。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です