アメリカで犬を飼う
こんにちは、Masaです。
サンディエゴのコロナ騒ぎ、ワクチンがいきわたり始めているのか、日に日に1日当たりの感染者数が減ってきています。1月初めには1日当たり4500人を超える感染者が出ていたのが、今では、500人ほどまで落ちてきています。
私の方はと言えば、すでにご存じの通り去年3月中旬からずっと在宅勤務。外出も食料買い出しくらいで必要最小限。こんな生活を続けていて、鬱にならないのが不思議。
こんな状況でネガティブにならなかったのには理由があります。実は、去年1月中旬から犬を飼い始め、去年1年間コロナの状況下、その犬に癒されていたからなんです。
20年以上アメリカにいますが、犬を飼うのはこれが初めて。それも室内犬(アメリカの場合室内で飼うのが普通ですが)。マルチーズとシーズのミックス…のようです。というのは、もらってくるときに、シーズとしてもらってきたのですが、見たところ、マルチーズが入っている感じがするので。600ドルも払ったのに、騙されたか…。
うちのかみさんも私も日本で犬を飼ったことはあるのですが、家の中で飼うのは初めて。しかもここはアメリカ。日本とは少し事情が違うようで。
名前は、Sunny(サニー)と娘がつけました。人に聞くと、Sunnyは男が多いとか。でも、うちは雌犬。
とにかく、いろいろと分からないまま、Sunnyを飼い始めたのでした。
まず最初に学んだのは、予防接種とか薬とか、とにかくたくさんあること。どれを打って、どれを飲めばいいのか、さっぱりわからなかったのですが、ただ一つ、絶対に避けられない注射があること、狂犬病。
これは義務付けがされていて、1年に1回狂犬病の注射を打たないと、カウンティ(サンディエゴ市)からライセンスがもらえないこと。狂犬病の注射を打って、その証拠をカウンティに出して初めて犬を飼うライセンスがもらえます。このライセンスを持っていないと、(おそらく)罰せられる…はず。
逆に言えば、アメリカでふつーに飼われている犬は必ず狂犬病の注射を打っていて、ライセンスを持っている…ということになりますね。日本よりもかなりきつい縛りがあるようで。
あとは、ジステンパーとかアデノウィルスとかハートウォーム(フィラリア?)とかいろいろとあります。何を打って何を打つ必要がないのかを知らないと、Vet(動物病院)によっては、(金儲けのために?)ありとあらゆる注射を打たれます。飼われている場所によっては、めったにかかからないかのような病気の予防注射も打たれてしまう可能性があります。
とにかく、よくわからないので、我々の場合は、サンディエゴにあるドッグデイケアに問い合わせをしてみました。
このデイケア、実は日本人が経営していて、かなり人気が高いとのこと。デイケアも空きが出ないと入れないほど。ま、ケアが行き届いているということです。
医者と学校の先生の話す英語はとにかくわからん、という我々にとっては、日本人が経営しているデイケアなので、気軽にいろいろなことを相談できる、ということです。
オーナーは女性の方ですが、10年以上デイケアをされているので、とにかくいろいろなことをご存知で。予防接種は、これと、これは最低限打たなきゃだめ、とか、こんなのは打つ必要がないとか、いろいろと教えていただきました。
デイケアの名前はCa9to5。普通、犬のことを英語でdog、子犬のことはpuppyって言いますよね。実は別の言い方もあるんです。canine(キャナインなんて発音します)がそれ。20年以上もアメリカにいて、今になって初めて出会った英語です。知らなかった…。
Ca9to5ってのは、ca-nine –> ca-9ともじって、”9 to 5″と言う就業時間と合わせて作った造語。なかなか面白い。
ここのオーナーさん、とにかく気さくでいろいろと教えてくださるのでほんと助かってます。
少し長くなりそうなので、この続きはまた次回お話します。