アメリカに移住するまで Maki-K編 5
Maki-Kです。
アメリカに移住するまでの話をつらつら書いています。
半年間のアメリカでのスクールインターンを終えて、英語に磨きをかけ、腰回りにお肉をつけ、箔をつけて日本に帰ってきた私。
さあまずは、休学残りの半年間アルバイトに専念!
「半年間お休みします」というわがままを聞いてくれた、スポーツクラブの受付嬢のポジションに戻りました。このスポーツクラブには合わせて3年ほどお世話になりました。
たかがアルバイトと言えど、とてもしつけの厳しい職場で、敬語やビジネスマナー、接客などなど、色んな事が勉強になりました。ここから15年以上付き合うことになる彼も見つけたし。
学生時代のアルバイト、ためになるもんですね。
それからアルバイトの他に、クラスメイトが所属していたESS(English Speaking Society)のドラマチームの英語劇の手伝いをしたり。休学中といえども、たまには学校に顔を出すのも良いものです。で、見事、地区大会で三位。やればできる。うん。
翌年四月に復学して大学4年生になった後も、卒業するために必要な単位はすべて取ってあったので、授業は英語力キープのための英会話と、趣味で韓国語をとったくらい。
後は卒論。
引き続きアルバイトにも精を出し、そして就職活動。
就職先として探していたのは、小売業。
英語とはほとんど関係ない職種。
英語はあくまでコミュニケーションの手段。
なのであえてそれを仕事にしたくない。
自分がやりたいのは人と接する仕事。
と、自分なりの理由づけがあったんですが。。
私の人生の中で、たった一つ後悔することがあったとしたら、この選択でした。
入った会社が嫌だったとか、仕事が面白くなかったとか、そういうことではなく、
やっぱり英語をそのまま続けるべきだった!
そうしたら今頃、地味に英語で不自由せずに済んだだろうに。。
地味にね。。
なので、
英語学習中の若い皆さん。
途中で辞めずに突き進めー!!
これ、私からのアドバイスね。
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さて、
バブルがはじけた後とはいえ、比較的苦労せず就職先も決まった私。
大学生活も残りわずかとなりました。
後残すは卒論提出。
死ぬほど根を詰めて仕上げた、英語の卒業論文。
大学入試の時に「今までで一番勉強した!」と思ったわけですが(アメリカに移住するまでその1参照)、卒論作成はそれを超えました。
大変だった。。
「あーもうこんなに根つめて勉強することは一生ない!」
と、ふたたび思った私。
ヘロヘロになりながらもなんとか卒論提出。
そしてその次の日から卒業旅行へ4週間。
時間を自由に使えるのは今のうち!
最後の最後まで楽しむ!
若いってすばらしいいっっ!
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卒業旅行はオーストラリアへ。
当時あちらでホームステイしていた友達と、ブリスベンで合流。
ブリスベン→ゴールドコースト→メルボルン→シドニーと、東海岸縦断。
旅費節約のためのバスの旅。
あー、若いからできた。
26時間バス乗りっぱなしとか、いくら途中で休憩が何度かあるといっても、もう無理。いや、若かったあの頃でもすでにかなり無理だった。
「もう二度としない」と心に誓った長距離バスの旅。
メルボルンでは、朝の8時出発だと思ってバスターミナルに行ったら、夜の8時出発だったことも。・・・( ̄▽ ̄;)ムダニハヤオキ・・・。
思いがけず空いた一日。
仕方がないので、ちょうど開催中だったテニスの全豪オープンの試合を見に行ったら、シュテフィ・グラフ選手の試合を生で見れちゃった♪
「災い転じて福となすってこういうことだよね!」
と、盛り上がった二人。
そこまで大げさな事でもなかったろうが。。
コアラを抱っこしたり、逆さのオリオン座を見たり、オペラハウスで劇を見たり、フィリップ島でペンギンパレードを見たり。
3週間たっぷり、でものんびり旅行しました。
このオーストラリア旅行中に、オージーから何度か言われたこと。
「君は日本人なのに、どうしてアメリカンイングリッシュを話すの?」
その当時私は、(自分でいうのもなんですが)かなり流暢なアメリカ英語を話してました。語彙なんかはやっぱり大学生レベルだったのですが、話し方は流暢でしたね~。ぺらぺら~。
だからオージーからのこの言葉を「君って英語ぺらぺらだね」という意味にとっていました。流暢な英語を褒められたと思ってたんですね。
でも今思うと、違いましたねー。
そのことに気付くのは、この先何年も後なんですが(疎い!)、オーストラリア旅行でのオージーからのこの言葉。かわいいコアラよりもオペラハウスよりも、オーストラリアに行って良かったなと思える要素です。
現在のいまいち流暢さのない英語に落ち着くまでの経緯は、また後ほど。
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さて、英語以外でオーストラリア旅行の感想は・・・
「うーんちょっと物足りない。」
アメリカのシアトルに比べると、刺激がなかった。
A little bit boring(ちょっと退屈).
Too laid-back(のんびりし過ぎ).
という感じ。
今行ったらまた違う感想でしょうが、若かった私には刺激が足りなかった。
オーストラリアからの帰り、ちょっと(いや、すごく)遠回りしてシアトルに1週間滞在。
またアメリカの空気を吸って、日本に帰ってきました。
やっぱり私はアメリカの方が好きだな。
こうして、私の楽しい楽しい大学生活は終わりました。