アメリカのスポーツ賭博事情を調べてみた
こんにちは、Masaです
。
4月に入っても雨のサンディエゴです。
さて、ここ1、2週間、どこもかしこも大谷選手の専属通訳の水原一平さんのスポーツ賭博問題のニュースで盛り上がってますね。YouTubeでもその関係のビデオを見ない日はないほどです。それくらい衝撃的なニュースですからね。
Masaはパチンコ、麻雀を含めて「賭け」については全く興味がありません。学生時代はよくやってましたけどね。
さてさて、これほどの大きな盛り上がりのスポーツ賭博、そのアメリカの事情について調べてみました。
まず、アメリカでのスポーツ賭博は州によって異なった法律と規制で統制されているようです。スポーツ賭博がまだ違法の州は、アラバマ、アラスカ、カリフォルニア、ジョージア、ハワイ、アイダホ、ミネソタ、ミズーリ、オクラホマ、サウスカロライナ、テキサス、ユタの12州。つまりアメリカの51州のうち、スポーツ賭博を合法としている州は39州あるということですね。
また、これらの州でも、スポーツ賭博の合法化に向けた動きがあるようですが、まだ法的な変更には至っていないようです。カリフォルニアやテキサスはスポーツ賭博の大きな市場とみられているのですが、まだまだ合法化には至っていません。
2018年に、アメリカ最高裁が全国的にスポーツ賭博を禁止していた連邦法を無効とする判決を下しました。つい最近のことですね。これによって、各州が自らの裁量でスポーツ賭博を合法化できるようになりました。
これがトリガとなって、上記の州以外の多くの州がスポーツ賭博を合法化しました。オンラインでも実店舗でもOKとなったようです。
合法化された州は、税収増加のためにスポーツ賭博が利用されているようです。また、賭博の公平性とか依存症対策のための厳しい規制も設けられているそうですよ。
水原一平さんも利用していたと思われるオンラインスポーツ賭博市場は、最近ものすごい勢いで成長しているようで、たくさんのアプリやWebサイトができているようです。つまり、どこにいても簡単に賭博に参加できるということですね。少し恐ろしいかも…。
スポーツ賭博の合法化は、収入源としてだけではなくて、賭博依存症や試合操作などの潜在的な問題への対策案としても考えれているようですが、賭博依存症の対策になるんでしょうか?合法なので、ますます深みにハマっていくような気もするのですが。
ちなみに、日本ではどうかというと(知ってました?)、日本ではスポーツ賭博に関する法律が大変厳しく、賭博は長い間禁止されていました。2018年にカジノが合法化されたようですが、そのほかの種類の賭博に関してはまだまだ合法化は先だろうと言われているようです。今は、競馬、競輪、オートバイレース、競艇に限られていますよね。
でも、日本政府はスポーツ賭博を合法化して、コロナウィルスのパンデミックからの経済回復のための収入源とすることを検討しているとか。特にサッカーや野球賭博の合法化についての議論が進行中だとか。ほんとかぁ???情報の出所はどこだ???
ということで、やはり禁止されていることをやってしまうことは犯罪です。Masaはおとなしく、お金のかからない楽しみを見つけて続けていこうと考えている今日この頃です。