アメリカのトイレは不衛生?
アメ10読者のみなさんこんにちは。中国在住のKAZです。
今回の記事はちょっと「きちゃない」内容ですので、お食事中の方はお気を付け下さい。
日本のトイレット文化って、アメリカでも良く話題にされますよね。
ウォシュレットがあったり、便座が暖かかったり、音を消すための音が流れたり・・・
そしてコクピットのようなスイッチ類!!
日本人でさえその操作に戸惑ったりするのですから、外国人観光客が戸惑うのは当然です。
特に今は、中国や韓国などのアジア圏からの観光客の勢いはもの凄いです。団体ツアーを組んで爆買いしまくっています。
そういった外国人観光客のために中にはこのような注意書きがしてあるところがありますが・・・
まさか一番右のような使い方するヤツおらんやろー!!!!と笑っているそこのあなた、残念なお知らせです。います。
中国のトイレはいまだ基本的に「和式便器」です。英語では「SQUAT TOILET」というらしいです。
ボクの住む深圳はいま急速な勢いで都会化が進んでいますが、それでもモールにあるトイレのうち1部屋ぐらいが洋式で、あとの5つぐらいは全て和式です。
そんな彼らが、日本のトイレに入った場合、どういう使い方をするか・・・
一番右のような使い方をしてもおかしくありません。
実際、以前ぼくが洋式便器で用を足そうと思ったところ、便座に明らかな「足跡」が付いているのを発見しました。
なので次からは足跡が付いていなくても座る前にトイレットペーパーで拭き、さらに便座の上にトイレットペーパーをひいて座るようにしています。
アメリカに住んでいる中国人がどういう使い方をしているかは不明ですが、きっと一部の人は便座の上にまたがっている気がします。いまのアメリカにおけるチャイニーズ人口から考えてもこれは無視することが出来ません。
しかもアメリカには↑のような注意書き、ありませんよね?
アメリカの公衆トイレにはたいていサニタイザーがある(日本はどうでしたっけ?)ので、座る前に一度消毒しておくことをオススメします。
ちなみに、欧米人のほとんどはいわゆる「ウンチングスタイル」が出来ないらしいですね。でも、中国に来ている欧米人に言わせると「練習すれば出来るようになる」らしいです。
日本人より彼らの方が適応力高そうですね。
私は去年まで香港に住んでいたのですが、香港のトイレは洋式ではあるけれど、女子用でもかなりな割合で便座が上げてあったり、便座自体がなかったりするのをよく目にしました。最初は「何故だろう?」と謎でしたが、メインランドから来た中国人が、まさに一番右のような使い方をするために、便座が割れるからその予防(もしくは割れたので撤去されたまま)と聞いてビックリ…。日本も昔は和式でしたが、洋式に切り替わったら自然と座って用を足していましたよね。何でそう適応しないのか、メインランダーのメンタリティは理解出来ません…。香港人が「中国人(メインランダー)と一緒にすんな!」と憤るのも、今ではすごく理解出来ます。
そして、確かにアメリカのトイレもそう考えると危険ですね。これからは気を付けようと思います…。
いや、日本人もむかーし昔は、海外旅行に行く人がこの様式便座になれずに、便座の上にしゃがんで用を足していたんですよ。どれくらい昔かな。ちょうどこの間読んだ遠藤周作のエッセイ集に書いてありました。身近な例も知ってみます。座って(しゃがんででなく)用を足すのに慣れてないと、やっぱりやりずらいみたいですね。その逆ももちろん。
うちは小学2年生の娘が、体験入学で日本の小学校へ行ったとき、私の一番の心配は、和式トイレでした。体験入学前に練習をして、まぁなんとかやっていたみたいです。