アメリカの食材を食べる!16【サボテン】
Maki-Kです。
アメリカに来て初めて食べた食材を紹介する、アメリカの食材シリーズ。
今日の食材はCactus(サボテン)。
アメリカのスーパーで見かけるサボテン。
手にとって見て「うーん、これ、どうやって食べるんだろう。。。」と不思議に思った人も多いはず。私が初めてスーパーで山積みされているサボテンを見た時の感想は、「サボテン、食べるんだ。。。(汗)そういえばサボテンステーキなんてのを聞いたことがあったような無かったような。。」
スーパーで食用として売っているサボテンは、Prickly pear(プリックリーペア)というウチワサボテンの一種。サンディエゴならよく庭に植えられているし、ふつーに砂漠にも生えてます。食用とされるのはその若芽でNopal(ノパル)とも呼ばれます。
ビタミンC、食物繊維、鉄分、マグネシウム、カリウムなど栄養も豊富。
実際に私がサボテンを始めて食べたのは、6年ほど前にメキシコの中央高原へ旅行したとき。地元のカニータスレストランで突き出しとして出てきた一品。メキシコ人の友達が「サボテンのサラダ」と教えてくれたけど、サラダというよりは漬物?ぬめっとしたなんともいえない食感。そのときはふぅ~ん意外にいけるじゃん、という感想でしたが。。
今年の5月ににメキシコのカンクンに旅行に行ったときに、マヤ料理のレストランのメニューにCactus Salad(サボテンサラダ)を発見。またでたサボテン。そしてまたサラダ。
数年前の味を確かめるべく、注文してみました。
この時出てきたのは前回のようなお漬物チックなものではなく、しっかりボリュームのある一品。
そしてこれがおいしかった!
独特のぬめり具合と酸味。そして歯ごたえ。
あ~。私好み。野菜たっぷりで健康に良い感じが大好き。
とてもおいしかったので、次の日も同じレストランへ行って、またサボテンサラダを注文。
やっぱり昨日と同じにおいしい!
食べながら使ってある食材と味を分析すると、結構シンプルなレシピのよう。
よし、これなら家で味を再現できる。
ということで、初挑戦。
Cactus salad(サボテンサラダ)、行きます。
メキシカン人口が多い土地なら普通のスーパーでも売っているサボテン。
今回はWalmartで買ってきました。
私の手のひらより少し大きいくらい。
サボテンの若芽なのでそれほどとげとげという感じではないですね。でも一応手にとげが刺さらないようにご注意を。サボテンのとげ、刺さると痛いです。はい、刺さりました(涙)。
小さいナイフや皮むき器でとげの生えている部分(少し盛り上がっている)と、ふち(上部)をそぎ落とします。
←このタイプのピーラーが便利。
とげを処理したところ。
これを1-2cmに切ります。形はお好みで。細長く切って料理してあるのを良く見ます。
ねばねば~。
オクラも真っ青なねばねば具合。
沸騰したお湯に投入。
鮮やかだった緑が灰色がかったモスグリーンに変わって、茹でているお湯がぬめぬめぬめ~。
15分くらい茹でてざるにあけます。
茹でれば茹でるほどぬめりがなくなっていきます。ぬめり具合はお好みで調節ください。
ここまで少し手間ですが、メキシカンマーケットならこの状態で瓶詰めになったサボテンも入手可能だと思います。
今回サラダに使ったほかの材料は、このメキシコのチーズ。
どうしてもメキシコで食べた味を再現したかったので、酸味と水っぽさがないこのメキシコのチーズにこだわりました。サボテンと同じくWalmartで入手。これを1cmの賽の目に切ります。少し長方形にしたほうが食べやすいでしょうか。
たまねぎ、赤ピーマン、シラントロ、ライム。
たまねぎ、赤ピーマン、シラントロは大き目のみじん切り。
茹でたサボテンと混ぜて、ライムを多目にぎゅっと搾り、塩コショウで味を調えます。
できあがり~。
カンクンのレストランで食べた味。
再現、大成功!ガッツポーズ。
サボテンはサラダ以外にもいろんなものに使えるので、いろいろ試してみてください。私は次はしょうゆをつかって漬物風にアレンジして食べてみようかな。
Makiさん、お久しぶり~!今回はまた、楽しい食材のレシピをご紹介くださってありがとう!サボテン、先月カリフォルニアに行った時、タージェー(フランス語風に?)でも売ってました!どうやって食べるのかなーって興味シンシンだったので、謎が解けて嬉しいです。アロエなんかだと、中のぬるぬるしたところだけを食べるけど、サボテンは皮ごと食べるのね。
アメリカに何十万年(笑)すんでますが、サボテンがうってるのも食べられるのも今日までしりませんでした。食べ物にこだわらない性格が少し恥ずかしく。。。。少し賢くなったきがします!!
>白魔女さん
こんにちは!
やっぱり不思議に思いますよね。食料品スーパーに売ってるサボテンの食べ方。
このサボテンはまだ若芽なので、皮はとっても薄いし身の表面も硬くないんですよ。
日本で「グラパラリーフ」っていう多肉植物の葉っぱが、食用で売ってるそうですね。これもこのあたりでは普通に庭に生えている植物なんですが、食べたことありますか?なかったら是非。うちに生えているやつを食べてみたら・・・激まずでした。
やっぱりちゃんと食用に改良されているやつじゃないとダメみたいです、こっちは。
>Yukaさん
サボテン、売ってますよ!
食料品スーパー、面白いものがたーくさんあります。日本のスーパーに比べたら倍の品数!いろいろ食べてみないと、すごくおいしいものを見逃しているかもしれませんっ!
私は「おいしいもの食べたい」一心で生きてます(笑)。
サボテンを最初に食べたのは どこでもない日本の九州。
サボテン公園ってのがある宮崎県でした。
今もそこのあるかどうかは わからないけれど。
いまだかつて サボテンを観賞用として見ていて
食べるなんて考えたこともないと、 「サボテンを食べる、
料理する」なんて聞いたら だいじょうぶかなと 身構えるかも。
このサボテンのレサピ、簡単そう。
サボテンの若芽がやわらかくていいと 色でわかるなあ。
ネバネバ感、普通のアメリカ人は 納豆とか、
オークラとか ネバネバするのは好きじゃないから、
これは好みだね。
私? もちろん 納豆は食べないけれど
このMakiさんのレサピ、作ってみたいなあ。
マルガリーターとかも準備して 飲みながらね。
>シゲさん
シゲさんのサボテン初体験は日本でしたか!
日本も宮崎あたりまで行くと、サボテンが育つほど暖かいのかなぁ。
ねばねばは20分くらい茹でると、ほぼなくなってしまうので(あんなにねばねばだった茹で汁もさらっとしてくる)、長めに茹でてやってください。
マルガリータ飲みながら~♪