アメリカの食材を食べる-男の料理編 その1

男の料理編
from Wikipedia

Miki-Kさんの「アメリカの食材を食べるシリーズ」に便乗させていただきます。「男の料理編 その1」。

個人的には、料理するのは結構好きな方で、うちでパーティなどをする場合には、1、2品作ったりもします。学生時代一人暮らしだったので、料理は冷蔵庫に残っている材料を使って、チャチャっと作ってしまうと言う特技があります。味は...まぁまぁかな。料理本のとおりに作るのが好きではなくて、調味料を加減しながら、新しい味を開発することもあります(なんちゃって)。根が技術屋なので、あ~でもない、こ~でもないと、いろいろとこねくり回すのが好きです。

 

さて、先日、近所のグローサリーストアに行ったときに、珍しいものを見つけました。おそらく日本ではまったく馴染みのないものです。

Jicama

ヒカマ」と言います。

ウィキペディアによれば、

「メキシコ原産のマメ科の多年生草本で、先住民族の伝統的な野菜である。若い株の塊茎状の根が食用に供される。和名は地表部が同じマメ科のクズ(葛)に似ており、地下の芋を食用にすることからクズイモ(葛芋)の名が当てられている。熱帯アジアなどにも伝播して普及し、日本でも沖縄などで栽培されることがあるものの、日本の食品市場では極めて稀にしか流通しない。」

と言う「野菜」(?)だそうです。

こんな感じ。

男の料理編

メキシコではかなりポピュラーなものらしく、サラダなどに入れて食べるとのこと。

個人的には、今までにまったく食したことのない「初物」。おいしいのかおいしくないのかもわからない。自分でも「俺ってかなりチャレンジャー?」と思ったりして...。

 

さてさて、ネットで調べてみると、超簡単なサラダの作り方がありました。メキシコでも、もっともオーソドックスな作り方らしくて、ほんの数分で出来上がり。なので、私もそれにチャレンジしてみることに。

【材料】
ヒカマ
ライム果汁
チリパウダー

たったこれだけの材料。調味料の2点は、どちらもメキシコっぽいですね。

まずは、ヒカマの皮をむきます。最初は、包丁でりんごの皮をむくようにむいていたのですが、皮にかなりの繊維が入っているようなので、「ペラ」っとはいでみることに。あ~ら不思議。超簡単にむけてしまいます。多分、包丁で切り込みを入れておいて、後は、手ではぐようにむけば良いようです。

男の料理編

そして、次は、「フライドポテト」状に...えっと...料理用語では「短冊」上に切るって言うんですかね。

とりあえず、準備はできました。

こんな感じ。

男の料理編

あとは、味付けです。

ここは、男の料理。大さじ1ぱい、小さじ2はいとかやるのは面倒くさい。適当に味を見ながらライムを入れていきます。かなり「におう」かな、くらいがよろしいようで。

そして、チリパウダー。

チリパウダー...うちにあったかな...。かみさんに聞いてみよう。

私:「うちってチリパウダーってあったっけ?」

かみさん:「あったと思ったけど...。あ~、今ないね~。」

私:「(う~む、チリパウダーがない。どうするか...)」

妙案が思い浮かびました。チリパウダーを入れるってことは、辛味を入れるってこと。なので、唐辛子でもいっしょじゃん!

...と言うことで、一味唐辛子を入れることに。

唐辛子には、山椒とか匂いがあるものが入っているので、「ちょっと違うかも...」と思いながらも、そこは「男の料理」、何でもあり。

じゃぁ~ん、出来上がり。

男の料理編

さて、お味の方は...。

まずは、ヒカマの食感。何と表現したら良いのか難しいのですが、ほんのりとした甘みがあって、りんごのような、少し早いかなくらいの梨のような、ジャガイモのような、とにかく言葉に表せないような食感です。山芋の粘り気を取ったような感じもします。わりとシャキっとした感じです。

じゃぁ、味はどうか。まぁまぁこんなもんじゃない、って感じですね。特別「おおぉぉ~、めちゃうま!」って感じでもありません。たまに作って食べても良いかな、くらいです。

 

次回は何に挑戦しようかな...。 

Visited 72 times, 1 visit(s) today

4 comments on “アメリカの食材を食べる-男の料理編 その1”

  1. おお~。ヒッカマー!
    実は先日店で手にとって、そういやこれも日本にはないよな~・・・でもまた今度にしよ、って買わなかったんです。
    そうなんですよね~、ヒザを打つほどおいしい!っていうものではないですよね。甘くない梨みたい。いつもはそのままショリショリ食べるだけだから、今度このメキシカンレシピで食べてみます。

    ライムとチリパウダー。メキシコ人にとっては日本人にとってのしょうゆみたいなもんでしょうか。以前メキシコ旅行中に屋台でとうもろこしを買ったら、チリパウダーつける?ライム搾る?って聞かれました。日本だったら、しょうゆ塗る?だな~って思ったの覚えてます。

  2. Makiさん、コメント感謝です。

    そうですね、「めちゃおいし~!」ってことはないですね。感動はしませんでした。そう「ショリショリ」ってのが感触ですかね。

    Bell Pepperとかと混ぜてサラダにするって方法もあるらしいです。

    ライムとチリパウダー、確かに日本人にとってのしょうゆですね。何にでも入ってますもんね。「コロナビール」にはライムを落としますよね。とうもろこしにライムってのは、聞いたことないですね。今度試してみます。

  3. ヒカマ、先日買ってきました。
    私はおいしい、というか食感がシャキシャキしてて、とても気に入りましたよ。

    料理方法としては、短冊に切ってごま油で炒める。これを塩コショウ等で味付けしてキンピラのようにして食べる。(あんまりおいしくなかった、、、大量に余る)

    ですが、、、、残った上記を1.チキンスープの具に入れる。2.上記を細かくみじん切りにして、餃子やワンタンの具に混ぜる。これらはとてもおいしくいただけました。
    気がついたのは、この野菜、加熱してもシャキシャキ感が残る、ということ。

    また買ってきていろいろな料理に使いたいです。

  4. Duvall さん、コメントありがとうございます。

    生で食べるくらいしか思いつきませんでしたが、スープとか餃子に使えるんですね。今度試してみることにします。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です