アメリカの食材を食べる-男の料理編 その2【ビーツ】

アメリカの食材を食べる
From Wikipedia

さて、男の料理編その2。

今日は、ビートに挑戦です。

ビートは、英語ではBeetrootと言います。

ウィキペディアでは以下のように定義されています。

「アカザ科のビートの中でも、根を食用とするために改良された品種群を指す。英名はBeetroot、table beet、あるいは単にbeet。肥大した根は深い赤紫色で、アブラナ科のカブに似ているため「赤蕪」と呼ばれることがあり、19世紀には英語で「血蕪」(blood turnip)と呼ばれたこともあるが、ビートはアカザ科なのでカブの近縁種ではない。東欧、西アジア、北アフリカ、南北アメリカなどで盛んに栽培されている。日本への渡来は江戸時代初期と推定され「大和本草」に記載されている。缶詰加工されたものが販売されている。また、一般の花屋などで栽培用として種子も販売されている。」

と言うことですので、日本でもそれほどめずらしい食べ物ではないってことですね。

その昔、便秘の治療にも使われていたそうですから、女性にはお勧めの食べ物でしょう。

 

私のビートとの初めての出会い(まぁ、そんな大そうなものでもありませんけどね)は、卒業旅行で行ったニュージーランドです。

日本で言う「お惣菜屋さん」に入って、サンドイッチを買ったんですね。具は確か、ビーフとレタスとカイワレ大根の小さなやつ、そして、得体の知れない真っ赤な物体。見た目ゼリー、食べてみると、「???」。今まで食べたことのないような味。あまり美味しいものではありませんでした。とにかく不思議な食べ物と言う印象。それ以来、ほとんど口にしたことはありませでした。

アメリカに来てからも、いろいろなところでちょくちょく見かけましたが、食べてみようと言う気にはなりませんでした。

ちまたで見かけるものは、ほぼ同じ。ゆでて輪切りにして、サラダの上に載せたり、サンドイッチにはさんだりしてあります。

なので、今回は、サラダに生で使ってみようと思います。ネットで調べればいろいろと出てきますので、試したい方は、そちらを参考にしてください。

 

まずは見た目から。はつか大根をでかくしたような感じです。2個買いました。

アメリカの食材を食べる

写真ではちょっとわかりにくいのですが、色は、濃い赤...と言うか、少し紫がかったかなり濃い赤です。そう、ちょうど、小さいころよく山で見かけた「山ぶどう」の色です。

 

さて、サラダですので、当然生で使います。まずは、皮をむきます。

皮をむいて中から出てくるのはやはり「赤」。

アメリカの食材を食べる

ここで非常に重要なこと。ビートを使った料理をする場合には、服や周りのものに飛ばさないように気をつけること。飛ばしてしまうと、多分、石鹸を使っても落ちません。私の手も真っ赤っかで、石鹸で流してもなかなか落ちませんでしたから。気をつけましょう...。

皮をむいたら、まずは、ざっくりと輪切りにしてみましょう。すると...

アメリカの食材を食べる

鮮やかですね。

で、マッチ棒サイズに刻みます。身は結構固めですから、小さいサイズにした方が食べやすいでしょう。

こんな感じになりました。

アメリカの食材を食べる

ちょっとつまみ食い。歯ざわりは、ごぼうのような感じ。ほんのり甘みもありますが、ごぼうのような土臭さもあります。ニュージーランドで食べた、ビートのサンドイッチの味を思い出しました。

 

次...。

いろいろと調べてみると、どうも、ビートはオレンジと非常に相性が良いようです。なので、今日、たまたま買ってきたオレンジを絞って入れることに。

男の料理です。ざっくりと2つに切ったオレンジを両手で、グシャっと絞ります。

 

まぜまぜ...。

 

味を見てみると...。オレンジの風味がして、甘みも増して、結構いけます。

「ん、こりゃいけるかも」

と思いながら、

「いや、甘すぎてもよくない。レモン汁も少し入れてみるか。」

てなことを考えながら、レモン汁を適当に落とします。

後は、塩少々、コショウ少々。

 

これで出来上がりではありません。食した感じ、味をしみこませて、若干しんなりさせた方がいー感じになるかなと考え、少し、放置することにしました。

2時間ほど放置。味見すると、少し味がしみこんでいてなかなかいけます。

 

と言うことで、後は、一緒にあわせる野菜たち。

きゅうりを輪切りにして、たまねぎを薄切り、そして混ぜます。あっと言う間に、きゅうりもたまねぎも真っ赤っか。恐るべしビートの染色能力。

そして、ベビースピナッチ。ほうれん草のことなのですが、ベビースピナッチは、ほうれん草特有の「いがらっぽさ」がなくて、生でも食べられるものです。

混ぜます。

 

後は、味付け。

オリーブオイル、バルサミコ酢、レモン汁、塩、コショウで味付け。味を見ながらベストに仕上げます。

はい、出来上がり。

アメリカの食材を食べる

【材料】
・ビート 2個
・ベビースピナッチ 適当
・たまねぎ 1個
・きゅうり 1本
・塩、コショウ、バルサミコ酢、オリーブオイル、レモン汁 適当

 

以上、男の料理、ビート編でした。

 

次は何に挑戦するかな...。 

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6 comments on “アメリカの食材を食べる-男の料理編 その2【ビーツ】”

  1. ビートは好き嫌いありますね。っていう私もあまり好きじゃないんですが・・・マヨネーズとシトラスっていう組み合わせが多いですよね。
    だからサラダかサンドイッチなのか。

  2. 生のビート食べたことありません。これも今度食べてみます。
    料理っていうより、実験のレポート読んでるみたいです(笑)。

  3. Erinaさん> これも前回のヒカマと同じで、正直、「こりゃぁ、うまい!」ってものでもないですね。今回の「実験(笑)」で、ビートは柑橘系と会うと言うことがわかりました。

    Maki-Kさん> ご存知なかったですか。私、技術屋ですから(笑)。

  4. ビーツは今日、買って食べたばかり。
    大好きな食べ物のひとつ。
    ロシアンレストランでも食べたことあります。

    生風なサラダで食べたことないので、
    どんな味なのか、舌に触ったときの感覚がどうなのかが
    わかりませんが このレサピ、とっても興味あり。

    私はビーツは いつもオーブンでベイクします。

  5. シギーさん、こんにちは。コメント感謝です。今回、どう料理するか結構迷ったのですが、生でサラダに使うって方法があまりなかったので適当に試してみました。他に「ゆでる」とかシギーさんのように「ベイクする」と言う食べ方もあるようですね。今度試してみます。

  6. 今日ビート買ってきたのでサラダさっそく試してみます。
    そうだ、そうだ、ビートといえばロシア料理のボルシチですね。

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