アメリカ企業 会社で何語を使う?
そもそも、このような質問が出ることはほとんどないはずなんですけどね。
答えはもちろん
英語
では、なぜあえてこのようなトピックで記事を書こうと思ったかと言うと...
「アメリカ企業」では、本当に英語を使わなければならないのか?
と言う疑問があるからです。
「アメリカ企業で、アメリカ人が働いているんだから、当然英語を使うだろう」
と、思いますよね。はい、正しいです。
世界の共通言語が英語であるのと同様、アメリカ企業では共通言語が英語と言うことです。
つまり、逆に言えば、必要に応じて他言語でコミュニケーションをとっても構わないと言うこと。
ここんところ、いろいろな考え方があると思いますので、どちらが「正しい」とか「間違っている」とは言い切れない部分があります。
個人的に、今までに日系企業2社、アメリカ企業3社で働いたことがありますが、面白いことに、日系企業では、社内では英語以外の言語は極力使うな、アメリカ企業では、個人の判断に任せる、と考え方が大きく2つに分かれます。
日系企業では、日本人同士会話する場合でも英語は必須。たとえ日本人以外の言語を話す人が、話の輪の中にいなくても、です。とは言われていても、そんなこと無理に決まってるじゃないですか。なので、正直、日本人同士の場合は、しっかりと日本語で話していました。もちろん、話の輪の中に他人種がいる場合は、絶対に英語は使ってましたね。じゃないと、その人たちをつんぼさじきに追いやっているようだったので。それに、その人たちにもそんな思いをさせたくないですからね。
一方、アメリカ企業では...。もちろん、ミーティングをする場合には、言語は英語に決まっています。英語を母国語にしているようなアメリカ人、イギリス人、オーストラリア人と話す時も当然英語ですね。もちろん、他言語を使っている人たちとも英語で話します。でも、数少ない日本人と話をする場合には、必ず日本語を使います。たとえ日本人同士が日本語で会話していても、皆さん、そんなことお構いなし。自分の仕事に支障がなければ、どうぞご勝手にって感じですね。
逆に、うちの会社に多い、中国人、インド人、韓国人が、それぞれの言語を使って仕事の話をしていても、我々日本人はお構いなし。他人種もお構いなし。もし、彼らが我々を必要としている場合には、必ず英語で話しかけてきますからね。そんなこといちいち気にしている暇があったら、プレゼンの資料を1枚でも2枚でも余分に作りますよ、ほんと。
あと...思うに、会社の規模にもよるでしょうね。大きな会社でいろいろな人種が働いているような場合には、共通言語は英語、他は必要に応じて使ってよし。小さな会社で人種に偏りがある場合には、英語以外は使うなってことにもなるかもしれませんね。それはそれで理にかなっていると思います。
ま、個人的には、日本人に対しても、日本人以外の人種に対しても、「そんなこと気にしている暇があったら、仕事せい!」と考えています。言葉を一本化しないと輪が乱れる...なんて考えること事態、私にとっては不思議ですね。確かに英語は絶対に共通言語とすべきですが、だからと言って、他言語を同時に使うと、会社が動かなくなるとは思いません。
あくまでも私個人の考え方です。あしからず。文句のある人...いっぱいいるだろうなぁ(笑)。
Masa
面白かったです!
基本的に、言語は意思伝達のツールなんだから、言いたいことを言えればオーケーなんですよね。
うちの主人は日本企業(駐在)の立場でアメリカ企業の中で働いていますが、頭の中を英語と日本語とですぐに切り替える事ができず、そうすると会議でアメリカ人と100%の状態で闘えないので、常に英語で考える/話すように心がけているそうです。
私も外に出たとき、独り言でも娘に話しかけるのでも英語にすると、その日の出会いの数がグッと上がる感じがします。日本語でも逆に喜んで話しかけてくる人もいますが…笑
Erinaさん、コメントありがとうございます。
共通語ってのは必要でしょうね。でも、強制はどうかなぁと思います。自分の仕事の妨げにならなければ、その人の判断に任せられるべきだと思います。
また偉そうなことを言ってしまいました...(汗)。
カズミさん、コメントありがとうございます。
>頭の中を英語と日本語とですぐに切り替える事ができず
確かにそれはありますね。私個人的には月曜日の朝が最悪です(笑)。
英語で考えるのって大変ですよね。でも、英語を母国語としない人たちにとっては、英語習得のための大事な要素です。