アメリカ企業の従業員食堂
従業員数そこそこの企業はどこも従業員食堂と言うのがあるようです。
うちの会社の場合...どうだろう...それほど利用している従業員は多くないかもしれませんね。
日本の会社の社員食堂のように、お洒落でも何でもないテーブルと椅子が並んでいるだけ。結構殺風景です。どこかの大企業のように、ビルの屋上にカフェテリアがあって、景色を見ながら食事を楽しむと言った雰囲気ではありません。
贅沢...かなと思うのは、60インチ以上もあるLCDテレビが壁に埋め込まれていることくらい。ま、うちの会社の製品を使っているでしょうから、かなりのディスカウント価格で買えたのでしょうけど。いや、もしかしたらただかも。
メニューは...どうでしょう...4種類程度かな。肉料理、魚料理、中華とか。あとは、サンドイッチとか、サラダとか、果物とかパックに入ったものが売られています。食後のデザートのクッキーとかショートケーキなんかも販売されています。
お寿司もたまにありますが、「FAKE」。でも、アメリカ人にとっては立派な「お寿司」。
シリコンバレー文化を受け継ぎ、飲み物はすべてタダ。と言っても、缶ジュースにコーヒー、フルーツジュースくらいですが。セルフサービスです。
味は...社員食堂並み。おなかに入れば皆同じ。贅沢言わなきゃこれで十分...と言う感じかな。
お値段はと言うと、3ドルから4ドル50セントくらい。外で食べれば、10ドルはいきますから、食堂で食べればかなり食事代を節約することができます。また、午後6時を過ぎれば、全て半額になります。
面白いのは食堂の開店時間。
朝は8時から10時半まで、昼は11時半から2時半まで、夜は4時半から8時まで。
日本だと、3交代くらいで、12時から1時15分の間に何百人と押し込みますよね。夜は6時くらいかな。
アメリカでは、工場で働くブルーカラーの場合はかなり厳しく時間管理されていますから、日本の場合と同じように、昼食は何時から何時までと決められているようですが、オフィスで働くホワイトカラーは時間に関しては個人の裁量に任されています。
言い方を変えれば、「仕事でアウトプットさえきっちり出していれば、あとは勝手にやりなさい。いつ食事してもらってもOK。」ってことになります。ですから、「こいつ、カフェテリアで生活してるんじゃないか」と言うほど、従業員食堂に入り浸っている人間もいます。朝食、10時の休憩、昼食、3時の休憩、夕食...。お前仕事してんのかぁ?と言いたくなるような人もいます。
私の場合、毎日「ブラウンバッグ」で弁当持参ですから、従業員食堂に行くことはほとんどありません。
かぁちゃん、感謝してるよ!