アメリカ旅行のお土産に困っている方へ アメリカの伝統工芸品って何だ?
こんにちは、Masaです。
今日は、アメリカ旅行のお土産に困っている方への情報です。
誰でもそうですが、旅行に行ったら、旅行記念として、家族や友人へのお土産として、その土地のものを買うのが普通ですが、そこにしかないようなものを買いたいと思いますよね。キーホルダーやマグネットなど、その土地の名前や有名な地名が入ったようなものが手っ取り早くていいので、空港やお土産屋さんでサクッと買うのが普通かもしれませんが。
ですが、もう少しこだわりたい方もいらっしゃるでしょう。多少かさばっても、そこでしか買えないようなものを買いたい。当たり前のもので済ませたくないという方もいらっしゃるでしょう。そんな方のために、アメリカのお土産になるようなもの、アメリカの伝統工芸品について調べてみました。実は、Masaも「アメリカの伝統工芸品って何だ?」と問われても、正直、うまく答えられません。なので、今回、色々と調べてみました。
アメリカは他民族国家と言われますが、アメリカの伝統工芸品は、アメリカの多様な文化的な背景とか歴史を反映しているということができると思います。インディアンのような先住民、ヨーロッパからの入植者など、いろいろな移民たちが持ち込んだ技術とか伝統とかが組み合わさって、独特の工芸品が生まれたようです。以下、いつくか挙げてみます。
キルト:
主に女性たちによって作られる、小さな布を縫い合わせて作る布製品ですね。アメリカの農村部で伝統的な手芸として、家族の歴史や物語を表現するものとしても知られているようです。
キルトは、アメリカ全体に伝わる伝統的な手芸ですが、特定の地域や州で特に有名なものはないようです。でも、キルトに関する歴史や文化を探ると、以下のような州に独特のものがあるとか。
アマナ・コロニーズ、アイオワ州:アイオワ州中部のアマナ・コロニーズでは、19世紀にドイツから移住した共同体が独自のキルトデザインを持っていたようです。この地域はその歴史的背景からキルトの伝統を持ち続けているとのこと。
ランカスターカウンティー、ペンシルバニア州:アーミッシュやメノナイトのコミュニティは、シンプルなデザインと色使いのキルトで知られているようです。らンカスターカウンティーは、アーミッシュキルトの中心地と言われるようです。
アパラチア地方:アパラチア山脈にまたがるこの地域は、独自のキルトデザインと伝統を持っているようです。貧しい地域だったので、残り布や古着を再利用してキルトを作る習慣が生まれましたとのこと。
テキサス州:テキサスもキルトの伝統があって、多くのキルトショーやフェスティバルが開催されているようです。特に「テキサス・スター」はテキサス州を代表するキルトのデザインの一つと言われているとのこと。
ネイティブアメリカンの陶器:
伝統的な技術とデザインで作られる土器です。特に南西部のプエブロ族やナバホ族の冬季は有名とのこと。Masaは全く知りませんでしたが。
ネイティブアメリカンの陶器を購入するための場所や方法は、以下のようにいくつかあるようです。
リザベーションのギフトショップ:ネイティブアメリカンのリザベーションやコミュニティ内にあるギフトショップや美術館で、オーセンティックな陶器を手に入れることができるとのこと。
アートフェアやフェスティバル:アメリカ国内で開催されるネイティブアメリカンのアートフェアや文化のフェスティバルでは、直接アーティストから作品を購入することができるようです。
ギャラリーや専門店:アメリカの主要都市やネイティブアメリカンの文化が豊かな地域には、ネイティブアメリカンのアートを扱うギャラリーや専門店があるようですよ。
あとは、アメリカ南西部、特にアリゾナ州、ニューメキシコ州、コロラド州などは、ネイティブアメリカンの陶器の中心地として知られているので、そこのお土産屋さんで入手するのも良いかもしれません。
ブラックスミス (鍛冶):
何じゃこりゃ?って感じですが、初期のアメリカ社会で大変に重要だった職業です。手作りの道具や装飾品、馬の蹄鉄などを作っていたようです。
ブラックスミス(鍛冶)の製品を入手したい場合、以下のような場所で探すのがいいようです。
地元の鍛冶屋:多くの都市や町には、伝統的な技術や現代的な技法を使ったブラックスミスがいるようです。彼らは手作りの金属製品や修理サービスを提供している場合が多いとのこと。
歴史的な再現村や博物館:歴史的な場所やテーマパーク、再現村などでは、ブラックスミスのデモンストレーションや製品の販売を行っている場合があるとのこと。ネットで調べてみる価値はありそうです。
アートフェアや工芸品市:地元のアートフェアや工芸品市で、ブラックスミスによる手作りの金属製品を見つけることができることがあるらしいです。
アパラチア地方、ペンシルバニア州、テキサス州、ニューイングランド地方で、ブラックスミスを見つけることが多いとのことです。
カウボーイブーツとサドル:
やはり、カウボーイグッズは外せませんね。西部劇でもお馴染み。ブーツやサドル、蹄鉄なんかをお土産にできそうです。「西部劇」と言われるくらいですから、入手できそうな場所も、南西部になります。
テキサス州はもちろんのこと、オクラホマ州、ミューメキシコ州、アリゾナ州、コロラド州、ワイオミング州、モンタナ州で買うのが一般的らしいです。これらの州の主要都市や観光地で、カウボーイブーツやサドルを買えますし、オーダーメイドとか修理もやってくれるような専門店もあるようですよ。
最後にレース編み:
ヨーロッパからの移民によって、アメリカに持ってこられたとのことで、ご存知の通り、細い糸で織る繊細な手芸です。
入手はアメリカ全土で可能のようですね。以下のような方法でレース編みを入手できそうです。
ハンドメイド・アートフェアやクラフトショー:いろいろな州で開催されるハンドメイドのアートフェアやクラフトショーは。レース編みのアーティストや職人から直接製品を購入することができるようです。
ニューイングランド地方:ニューイングランド地方は、歴史的に手工芸やクラフトの伝統が豊かで、特にレース編みの技術が受け継がれてきたようです。マサチューセッツ州やロードアイランド州などの一部の地域で、レース編みの製品を取り扱うお店やワークショップを見つけることができるとのこと。
これらの工芸品は、アメリカの地域や歴史、文化的背景に応じていろいろな特色や技法を持っています。それぞれがアメリカの伝統やアイデンティティの一部を形作っているということですね。
「アメリカの伝統工芸品」と聞かれて「わかりません」と答えるしかなかったMasaですが、国の歴史の浅いアメリカでも、伝統と呼ぶことができる工芸品があることを知りました。アメリカに20年以上住んでいて初めて学んだことです。やはり、いつでも勉強は必要ですね。