アメリカ生活 ウィンクされても勘違いしないように

ウィンク

こんにちは、Masaです。

今日は「え?知らなかった...。」という話を少し。

 

「ウィンク」を知らない人、いないと思います。そう、片目をパチリとするやつ。洋画なんかを見ていると、男性が女性に対して、あるいは女性が男性に対してよくしてますよね。

日本では一般的に「ウィンク」は異性に対してするものであると考えられています。特に、相手に好意を持っている場合にする...と思いますよね?

イケメン相手に、女性が口の片側をグイと上げたり、大口を開けたりして目をパチリとしているのって見ませんか?バーかどこかで、あちらに座っているキュートな女性に向かって、ウィンクをしている男性、いますよね。

日本のドラマとかではあまり見ないかな...。あまり一般的な感情表現でもないか...。

 

アメリカでも、ウィンクは日常茶飯事にします。いたるところでしています。異性に向けてはもちろんのこと、同性に向けてもします。

同性に向けてするからといって、必ずしもその人に好意を抱いている、興味があるというわけではありません。勘違いしないように。

 

では、どのようなときにウィンクをするのでしょう。

一言で言ってしまえば、「何か相手に対して信号を送るとき」にウィンクします。

バーなんかで異性に対してするウィンクは、

「俺、あんたにめちゃ興味あって、ものにしたいんだけど」

ってことを言葉なくして伝えます。

ほとんどの方はウィンクはこのためにあるものだと思っているはず。

実は、ウィンクっていろいろな場面で使うことができるんです。

 

たとえばこんなとき...。

 

近頃、自分(Director)の上司(Senior Director)が事あるごとに重役(Vice President)にゴマすりをしている(ゴマすりは英語ではbrown nose)。おそらく、次の人事異動の際に、自分を重役に推してくれることを暗にお願いしているのだろう。

週一度の重役報告会ではいつも、

「さすが、XX重役。やはり目のつけどころが違いますね。」

なんて見え見えのゴマすり。全くうんざり。

そんな部署に、先日、ある企業から引きぬかれた優秀な男が、自分の隣のセクションにDirectorとして配属された。そんな彼、かなり出来るやつなんだが、世の中をよく知っているのか、どんな話も面白い。彼も自分に興味を持ってくれているようで、二人共どもかなり馬が合う中になった。

自分:「ここだけの話、我々の上司、とにかく、XX重役へのゴマすり、半端ないよ。うんざりするくらい。そこまでして、重役のポジションに付きたいのかね。」

彼:「いるよな、そういうの。自分の実力をうまく示せず、おべっか使ってなんとか上に登ろうとするやつ。」

自分:「今度の重役会議、お前は初参加だよな。」

彼:「うん、俺達の上司も出席するんだよな。」

自分:「そう。いやだねぇ〜。」

なんて会話をしている。

そして重役会議。彼は自分の対面に座っている。

重役:「XX君(上司)、そこ、どうなってるか教えてくれるか。」

上司:「はい、御存知の通り今月度の売上は、先月度と比較して・・・(とかなんとか)。重役はその辺り、すでにお気づきで、早急にアクションを起こされていると伺いました。・・・。」

重役:「うん、そこはすでに手は打ってある。あとはフォローアップを頼むよ。・・・。」

上司:「さすがXX重役。素早い行動があるからこそ、今の我々があるんですね。」

自分は彼に向って、

ウィンク

わかりますか?

つまり、ウィンクをすることによって、彼に、

「ほら、俺が言ったとおりだろ?」

と信号を送った・・・と言うことです。

 

この他にもウィンクはいろいろな場面で使うことができます。

そんなことを気にしながら、これから洋画やTVを見てみましょう。なんとなくウィンクを使うタイミングがわかるようになるはずです。 

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「アメリカ生活 ウィンクされても勘違いしないように」への1件のコメント

  1. わかっちゃいるんですけど、惚れてしまうんですよ。どうすればいいめすかね?ちなみにストレートなのに同性にやられた時もウッ!!ってなって惚れちゃいます

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