アメリカ移住体験談 ー カリフォルニア在住GOさんの場合
こんにちは、Masaです。
では、アメリカ移住体験談をお話いただける方、二人目。
GOさんは男性です。もともとこの方とはサラリーマン仕事で知り合ったのですが、今は非常に良いお付き合いをさせていただいています。なかなかエネルギッシュな方で、この方と話をしたあとは、いつもエネルギーがフルチャージされるほどやる気が出るというほどの方。
では、お話を伺いましょう。
Masa:
GOさん、こんにちは。少しご無沙汰でしたが、相変わらずお元気なんでしょうね。
では、まず、今のステータスからお願いします。私には伺うまでもないことですが…笑。
GO:
はい、今はグリーンカードを取得していて、アメリカ永住者です。
Masa:
ですね〜。アメリカのいろいろなところで働けますね。
では、どうしてアメリカに来たんですか?やはり私のように日本企業から赴任してきて、アメリカに居ついてしまったとか。
GO:
いえ、私の場合、カリフォルニアのある企業の現地採用のポジションに就いたという感じです。
Masa:
そうですか。日本から直接アメリカ企業の現地採用のポジションに就くって、かなりハードルが高いですよね。私の知り合いにもう一人そんな方がいらっしゃいますが、彼の場合、アメリカでMBAを取得していたのが勝因の一つとか。
では…、GOさんのアメリカに来て最悪の経験について教えてください。
GO:
正直、あまり思い浮かばないんですね。
ケーブルTV、電話、家具や白物家電系のデリバリー・取付等で時間を守られなかったこというのがありますかね。そもそも時間枠が5時間とかどうなの?と思います。日本じゃありえないですもんね。
また、DMVの手続きで「どうなのかな〜?」と思うことはありました。
勤務先の企業でも色々な経験をしましたが、どんなに悔しい思いをしても「アメリカになんか来るんじゃなかった。。。」と思ったことはありませんでした。そういう意味ではかなりアメリカ好きなんだと思います。
Masa:
悪い思い出があまりないのは、気持ちの切り替えが早いとか(笑)。
そそ、修理とかデリバリーの時間を守らないってのは、当たり前のこととして考えておく必要がありますよね。4時間枠、5時間枠とか当然。2時間枠だと「お、やる気満々じゃん」なんて感じますからね。
私も待たされるのが嫌なんで、最近では「来る30分前に電話してちょーだい」と伝えることにしています。ほとんどの場合、来る30分ほど前に電話してきますね。
「アメリカになんか来るんじゃなかった」てのは、私も思ったことないですね。確かに日本と比べると「どうなのかな〜?」と思うことはたくさんあるんですが、慣れてそれが当たり前になれば、意識することがなくなりますから。楽しいことがたくさんありますしね。
では次に、アメリカに来て最高の経験について話していただけますか。
GO:
そうですね、取り立てて何か、というよりは、カリフォルニアの青い空、伸びる椰子の木、綺麗な海、でしょうか。上手く表現出来ないのですが、「自分で生きてる」感じがします。空が近くに感じられ(特に月が低いところに見える気がします)、人間も自然の一部であると思える時が多いです。
Masa:
お〜、GOさん、詩人みたいなところがありますねぇ。
確かに、カリフォルニアは気候がかなり温暖なこともあって、こう…、何というか…、ゆったりと、大きな感じがします。その中にいる自分を、何というか…、見つめ直すことができるというか。
これ、多分、他の州だとまた違った感じになるんでしょうね。ワタシ的には、カリフォルニアだからそのように感じる…、かな。
そんな「自分で生きてる」感じが持てるカリフォルニアに住んで、これからどうして行こうと考えていらっしゃいますか?
GO:
この先の人生で何が起こるかはわかりませんが、基本的に永住です。
日本には必要な時に一時帰国しますが、生活の基本はアメリカをキープするつもりです。
Masa:
ご家族もいらっしゃいますしね。お子さんなんかは、うちと同様、アメリカに完全に根付いていますからね。
私もどうなるかわからない…かな。でもたまに「死ぬのは日本かな」と思ったりもします。ま、当面はアメリカですけど。
では最後に、日本在住者でアメリカに移住したいと考えている方々に、何か贈る言葉があれば、お願いします。
GO:
そうですね…、ビザ、グリーンカード取得は簡単ではないとは思いますが、それでも本当にアメリカに来たい気持ちがあれば、あきらめないであらゆる可能性にトライし続ける事が大切だと思います。
私も日本で相当もがきました。複数の会社で米国駐在の道を模索したり…、実は全て空振りだったんですけどね(笑)。永住権の抽選(ロッテリー)も3年連続で申し込み全て不発に終わり(苦笑)、在日米国大使館でのポジションにも応募しました。当時は10年大使館勤務すれば永住権が取れたんですよね、今はどうかわかりませんが。
でも、あきらめそうになった時に、ビザサポートのある会社のポジションに巡り会えました。「引き寄せの法則」は存在する、と今の私は信じています。
Masa:
お〜、素晴らしいお話、ありがとうございます。皆さん、言わないだけで、本当に苦労されてますね。
大切なのは、アメリカに来たい!と言う強い気持ちを持って、どんなことにでも挑戦し続けることが、アメリカへの移住を実現させるための唯一の方法ってことかな。
モチベーションを持続させるって簡単じゃないですよね。逆にそれを持続できるくらい強い気持ちがあれば、絶対に実現できるってことですね。
今日もGOさんからエネルギーをいただきました(笑)。
また近いうちに飲みにでも行きましょう。
今日はありがとうございました。
GO:
こちらこそ、このような機会をいただき、ありがとうございました。
そうですね、次回はどこにいきましょうか(笑)。