ガソリン入れに行くかな

アメリカでガソリンを入れる

カリフォルニアでは、車がないと、行動範囲がひじょーに限られ、買い物も満足にできないほどです。晩御飯のおかずをスーパーマーケットに買いにいくのにわざわざバスを使うのも面倒ですしね。

それくらいカリフォルニアは車社会です。アメリカ国内でも、そこそこの都会であれば、車がなくてもとりあえず生活はできるようですが、高い家賃を払って、徒歩ですべてがこと足りるような場所に住むか、それとも、郊外の、比較的家賃の安い場所で、車を買って生活するか、どっちが良いでしょう。

サンディエゴでも、私の住む地域はかなり郊外で、やはり車がなければまともな生活がほとんどできません。会社に行くにも、買い物に行くにも、ポストに郵便物を落としに行くにも、レストランに食事に行くにも、すべて車が必要です。

 

と言うことで、車はガソリンがなければ動きません。最近はEVも出ましたが、まだまだガソリン車がほとんどですね。

 

では、今日はガソリンの入れ方をご説明しましょうか。

「え?ガソリンって自分で入れるの?」

と思う方もいらっしゃいますよね。

アメリカでは自分で入れるのが普通です。ガソリンスタンドによっては”Full Service”があるところもありますが、高いお金を出して入れるよりも、自分で入れた方が良いでしょう。

車を”Self”側に停めます。

 

以下、ビデオに沿って説明していきますね。

ステップ1
まず、自分の車のどちら側に給油口がついているかを確認します。そんなこと知ってるに決まってるだろ!と言いたくなりますが、そこは抑えて...。で、給油口がホースに近いほうに車を停めます。

ステップ2
車を停めて、ギアをパーキングの位置にして、エンジンを止めます。どのガソリンスタンドでも、必ず、「エンジンを切ってガソリンを入れること」と言う注意書きがあります。まさか、エンジンを切らずにガソリンを入れるような危険なことをする人はいないと思いますけどね。

ステップ3
ガソリンポンプにクレジットカードの挿入口がある場合には、そこにクレジットカードを挿入します。サクっと入れて、さっと抜きます。挿したままもたもたしていると、入れなおしを指示されますので、気をつけましょう。また、ガソリンスタンドによっては、クレジットカードを使う場合に、手数料を取るところもあるので、その辺りに注意書きがないかをチェックしてくださいね。

たいてい、ポンプはガソリンを入れ終わった後にレシートを出すことができるようになっています。ポンプのディスプレーに「レシートを出しますか?」と聞いてきますので、「イェス」ボタンを押します。

また、クレジットカードではなくて、キャッシュで払いたい場合には、ステーションに行って、「ポンプの番号」を伝えて、キャッシュを先に渡します。昔は20ドル札一枚でおつりがきましたが、今は、20ドル札3枚でようやく満タンでしょうか。なので、どれくらい入るかあらかじめ予想しておいて、それよりも多めにお金を置くのが良いと思います。

ステップ4(ちょっとビデオと違います)
ガソリンの挿入口のキャップを開きます。で、ノズルを置き台からはずし、ガソリンの挿入口に「突き刺し」ます。ノズルを置き台からはずすと、たいてい、どのオクタンのガソリンを入れるのか、ライトをフラッシュして聞いてきますので、入れたいオクタンのガソリンのボタンを押します。カリフォルニアだと普通87が一番オクタン価が低く、ガロン当たりの価格も安くなります。

ステップ5
ノズルのハンドルを引き上げると、ガソリンがタンクの中に入り始めます。ノズルのハンドルにはロック機構が付いていますので、ロックするとハンドルを握らなくてもガソリンが入り続けます。で、ガソリンが満タンになると、ロックが自動的に外れます。便利ですね。

ガソリンを入れ終わった後、ガソリン代が表示されるのが普通です。たとえば、13.94ドル。切りが悪いので、ハンドルを一瞬握って14ドルぴったりにしたりしますが、あまりやらない方が良いと思います。ガソリンがタンクからあふれる可能性もありますからね。

ステップ6
ノズルをガソリン挿入口から抜き、ポンプのもとあった場所に戻します。

ステップ7
キャップを閉じるのを忘れないようにしましょう。また、挿入口のふたもちゃんとしめましょうね。たまに、ふたを開けっ放しにして走っている車がいます。

今は、当たり前のようにガソリンは自分で入れていますが、初めてアメリカに来たときに、ガソリンの入れ方をまったく知らずにガソリンスタンドに入ったんですね。車を停めてうろうろしていると、ガソリンスタンドのおじさんが出てきて、いやな顔一つせずに、丁寧に教えてくれました。

日本では自分でガソリンを入れることはめったにありませんから、アメリカに来て自分で入れてみるのも面白いかもしれませんね。 

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6 comments on “ガソリン入れに行くかな”

  1. 私は2008年まで日本にいましたが、当時でもセルフのガソリンスタンドが増えてきていたので、今はかなり多いんじゃないかと思います。値段もフルサービスより安いので私はいつもセルフを利用しており、おかげでアメリカに来たときもそれほど悩まずに給油することができました。カリフォルニアでは現金で支払う場合、先に現金を渡すんですね。現金で支払ったことは一度しかありませんが、たしかそのときは給油後にレジに行って支払いました。ポンプにも、給油して支払わずに逃げたら逮捕されるぞ、と脅しが書いてあることがあります。

  2. アメリカのガソリンスタンドでのガソリンの入れ方、いつか書こうと思っていたのですが、Masaさんが書いてくれましたね♪ ガソリン入れるのって、慣れるまでドキドキしますからね~。特に英語になれない人は、ポンプの画面に表示される英語が理解できるかどうか、結構難易度高いと思います。

    INDさんが書かれている通り、日本でも最近はセルフのガソリンスタンドは多いです。でっかく「セルフ」と書いてあって、やっぱり安いので人気です。これからどんどんフルサービスのガソリンスタンドは減っていくでしょうね。

    ポンプのハンドルロックは、日本のセルフでは使えないようになっていて、だから日本ではガソリン入れている間、ずーっとハンドルを握ったまま車の横でつったっていなければいけない・・・。アメリカだとこの間に窓ガラス拭いたり、ごみ捨てたりできますね。

    ところで、英語だとGas station。日本語だとガソリンスタンド。
    一度英語のGas stationって言い方になれちゃうと、なかなか日本語のガソリンスタンドって言葉が出てこなくないですか?

  3. INDさん、コメントありがとうございます。日本もセルフのガソリンスタンドが増えてきたんですね。初めてガソリンスタンドで自分でガソリンを入れたときにその店のおじさんに、お金は先に出せと言われたので、今までそれのようにやってきてます(って言うか、今はクレジットカードでしか入れないのでもしかしたら入れ方が違っているかもしれませんね)。しっかし、最近、ガソリンがやたら高くなりました。今、サンディエゴのコスコでガロン4ドル23セントです。日本よりはまだ安いかもしれませんね。

  4. Maki-Kさん、コメントありがとうございます。

    へー、日本ではハンドルのロックがないんですか。どうしてでしょうね。あんな便利なもの...。満タンになると、「ガチャ」って戻ってくれるのに。

    私も「ガソリンスタンド」って言って、ちょっと違和感を感じました。ガスステーションに慣れてますね、確かに。

  5. しばらくオレゴン行ってないから情報が古い過ぎかも知れませんが、オレゴンは州内全部フルサービスが決まりだったような…

  6. へー、そうなんですか。じゃあ、オレゴンはサービス料も込みになるので、他州よりもガス代が高いんでしょうかね。

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