クラブでコンサートを10倍楽しむ方法
こんにちは。Masaです。
今日は、アメリカのクラブでのコンサートの楽しみ方についてのお話しです。
ずいぶん前にこんな記事を書いたことがあります。
アメリカでロックコンサート
ご存知の方も多いと思いますが、日本でも超有名なアメリカンロックバンド、Mr. Bigです。
詳しくは、記事を読んでみてください。日本ではありえないほどのチケットの値段で、そりゃもう、かぶりつきで見ることができるんですから、一度経験したら、もうやめられませんよ(笑)。
そんなコンサートがアメリカではたくさん催されています。
では、とりあえずコンサートに行くことにしましょうか。
まずは、意中のバンドのツアースケジュールを彼らのオフィシャルウェブサイトでチェックします。私の場合は、あまり遠いところに行きたくないので、サンディエゴでコンサートを開くかどうかをチェックします。
日時が決まったら、次はチケットを買います。2つ方法があります。
- ウェブサイトで買う
- 当日入り口で買う
どちらで買ってもいいのですが、一般的にウェブサイトで前もって購入した方が若干のディスカウントがあるようです。一般席、VIP席、立ち見席など、コンサートによっていろいろと席があります。
オンラインで購入した場合には、普通、整理番号とかが付いたレシートが購入後にウェブサイト上に表示されますので、それをプリントアウトしておきます。
コンサート当日。
普通、コンサーの開始時間は夜7時くらい。時間ギリギリに行っても全く問題はありません。また、少し遅れても大丈夫。その理由は後ほどわかります。
で、入り口でチケットを買って入るか、あるいは事前に購入してプリントアウトしておいた紙を見せればOK。バンドにもよりますが、私が行くハードロックバンド系のコンサートの場合、結構、強面の刺青を入れた大男が奥さんやガールフレンドを伴って来てますね。見かけによらず、めちゃ温厚だったりします。
さて、ようやくコンサート会場に入ることができました。
普通、会場に入る前に、売店でいろいろと買い込みます。ビールは必須。後は、ホットドッグとか、チーズ・ナチョス(チップスにメルトチーズをかけたもの)とか、ハンバーガーとか。身体に良さそうなものはありません。
で売店で買い込んで、それをコンサート会場に持ち込みます。
クラブは普通、ステージに向かって、一番奥にステージ、その手前に立ち見席、で、一番手前に席があります。会場によっては指定席(VIP席)になっている場合もあります。こんな感じ。
我々は一般席に陣取ります。で、軽く食事。
コンサートは、普通前座があって、本番はその後。コンサートにもよりますが、普通前座には3時間とか結構時間が取られていて、そこに数バンドが入ってプレイします。前座と言ってもバカに出来ないほど上手いバンドもいたりして、結構楽しめます。
前座のプレイ中に会場にドヤドヤと人が入ってくるのが普通です。前座はどうでも良くて、本番さえ見ることができればOKと言う人達。一般席が空いていれば、そこに座ればいいし、空いていなければ、ビール片手に立ち見でもOK。
そうこうしているうちに、午後10時。本番がいよいよ始まります。
アルコールも入って、前座で皆さん盛り上がってますから、本番前にはReady to Go!状態。ステージが一瞬暗くなり、そして、バンドに突然スポットライト。いきなりハイスピードの曲で始まりです。
立ち見席にもちらほら人がいますが、まだ、みなさん、一般席で座ってプレイを見ています。立ち見席には、ヘッドバンキングしている男性がいれば、すでに踊り乱れている女性の姿もあります。
本番のコンサートも半ば。
気が付くと、一般席にはほとんど人がいなくて、立ち見席に人があふれています。そう、自分のお気に入りの曲が始まると、もう、居ても立ってもいられなくなって、立ち見席へ。そんな人達ばかり。
私もそれに負けじと、立ち見席へ。大男の中に小さな日本人(と言っても私もそれほど小さい方ではないですけどね)。とにかく、私のお気に入りのギタープレーヤーの目の前に陣取ります。手を伸ばせば、彼に触れるくらいの距離。もう、チビリもんですよ。恥も外聞もすべて捨てて、プレーに合わせて盛り上がります。うちの子供たちには見せられるような光景じゃないかもね。
コンサートは12時過ぎまで続きます。でも、皆さん、ギンギン、息切れなしで、バンドたちと突っ走ります。
ラストの曲で、盛り上がりは絶好調に。私の大男たちも、飛び跳ねたり、陶酔したり、ヘッドバンキングしたり、そりゃもう大変な騒ぎになります。
で、コンサート終了。
今までの熱気が嘘のようにどこかに行ってしまいます。が、私の耳は大音量で耳鳴り、かなり遠くなっています。でも、楽しかった。
コンサートにもよりますが、コンサートが終わっても、その余韻を楽しむために、少し会場にいることもできます。
私は、バンドがどんな機材を使っているかに興味があるので、こんな写真も撮ったりします。
帰りは深夜。
余談ですが、私のお気に入りバンド。また、San DiegoのRamonaにあるMain Stageに5月に来ます。また、行っちゃおうかなぁ…。