スプーン、フォーク、箸それとも手づかみ
こんにちは naomiです。
手づかみで食べる料理って色々ありますよね。
サンドウィッチ、ハンバーガー、カレー(インド人)、おにぎり、お寿司などたくさん。でも、それだけではないんです。天ぷらも手づかみなんです。
日本料理店に行くと、必ず天ぷらがメニューにありますが、お箸で食べるのはちょっと難しいみたいで、お箸で掴もうと努力するんですが、掴めないとすぐに手で掴んで食べます。
初めて見た時にはちょっと新鮮、というか驚きました。カルチャーショックというのでしょうか?今まで天ぷらを手づかみで食べようと思ったことはなかったのです。
天ぷらだけじゃなく、お箸ではちょっと掴みにくいものはありますよね、でもだからといって手づかみで食べるなんて許されなかったように思います。
お行儀が悪いと注意されると思います。手づかみで食べたことがないのでわからないのですが・・・。
つまみ食いの時にはいつも手づかみでしたけれどね!
それから、面白いなって思ったのはラーメンをスプーンで食べること。
フォークを使う人もたくさんいますが、スプーンで食べる人も結構多い。
私たちはラーメンは麺料理なのでお箸を使って食べますよね。
ところが、スプーンを使う人はラーメンは麺料理でなくてスープと考えているみたいです。だから、スプーンで食べるんですね。そして、パスタと同様に考える人はフォークで食べるらしいです。
おまけに、お湯とスープのもとを入れてラーメンを作った後、そのスープを捨てて麺だけ食べる!なんていう人もいるようです。ま、どんな食べ方をしてもいいんですが。ラーメンの美味しさの一つはスープにある!じゃないですか。だから、スープを捨てるなんて全く許されません!というか信じられません。
さて、スープラーメンですがどうやって食べるかというとインスタントラーメンなどはまず、麺を細かく砕いてからお湯に入れて作ります。だから麺はスプーンですくえ、麺とスープを一緒にいただくんですね。
カップヌードルは麺は砕けないのでお湯を入れて、スプーンで細かく切りながらいただくんです。
なんでそんな面倒なことをするんだろう?と思いましたが、お箸はやはり使い慣れないし、日本食を食べるときにはお箸を使ってもカップヌードルはフォークやスプーンで食べるものらしいです。
ところで、フィリピンの人たちはどんなものでもスプーンとフォークを使って食べます。フォークとナイフでなくてフォークとスプーン。
骨付きチキンだってソーセージだってなんだってフォークとスプーンです。
よく見てみるとスプーンをナイフのように使っているみたい。そして、ご飯などはスプーンですくって食べます。
スプーンで切れないステーキでない限り、ナイフとフォークより使い勝手がいいかも。試してみたらどうですか。
もう一つ、インスタントラーメンの食べ方で、カナダに来て初めて知った食べ方があります。
インスタントラーメンの袋を開けて、麺を小さく砕きます。そして、袋に付いている粉末のスープの素を袋に開けて、麺にからませるだけ。お湯は使いません。
インスタントラーメンは日本のように凝っていないので、粉末のスープのもとだけしか付いていません。麺はカリカリしていて粉のスープの素と合わせると美味しいんです。まさに「ベビースターラーメン」です。
子供が小学生の頃、スナック菓子として学校に持って行ったり、おやつにしたり、よくそうやって食べていました。今の子供達も食べているんでしょうか。
ちなみに、Mr.Noodlesというインスタントラーメンがあるんですが、麺を茹でてスープで食べるとまずいんです。でも、麺にスープをふりかけて食べると、結構イケます。
諸外国の食文化の違いは興味深いですね。わざわざ麺を砕いて食べるのは、彼らは麺をすすることができないからだと思ってました。
ボクは大学のカフェテリアでpizzaを食べるときは、1ピースがデカイのでいつもナイフとフォークで食べているのですが、アメリカ人から見ればすごく変と思われてるのかな?
それと、すがきや(http://www.sugakico.co.jp)のフォークスプーンを思い出してしまいました。このスプーンはNYのMoMA museumにも展示されてるそうです。日本人の発想は斬新ですね。
http://www.momastore.org/museum/moma/ProductDisplay?catalogId=10451&categoryId=11507&productId=50824&langId=-1&storeId=10001&krypto=N3b9Bzmdf1yUkOSdC2B1RsXfVbG0K%2F1XgkOLGD3fTNdL8vvFqtRc4WNzYoqcngq1ngXdVWTFY6aqnKznuBgiTG71LLc%2F%2BcYu