例のインターン君 何してる?
先日、
で、インターン君を面接した話をしました。
その後、数人のインターン志望の学生さんと面接をしたのですが、彼が一番しっかりとしていたので、彼の採用が決まりました。
今週の月曜日から来てもらっています。
ご存知のとおり、うちの会社はElectrical Engineeringの会社です。なので、インターン君には当然、それ系の仕事を手伝ってもらうことになります。
インターン君にしてみれば、これから「何をやらされるのか」と言う「不安」と、これから「何が出来るのか」と言う「期待」が混ざった複雑な気持ちでしょうね。昔を思い出すなぁ...。
雇った側のこちらはと言うと...
当然インターン君にはまったく見えないのですが...
結構、仕事のアサインメント(割り当て)に苦労することがあります。
インターン君は、まだ学生ですから、こちらも彼の持つ知識をまったく期待していないわけで、そうすると...彼に何が出来るのか...なんてことを、頭をつき合わせて考える必要があるんですね。
「ある程度の教科書の知識があるんだから、簡単な回路を設計させても良いんじゃない?」
と言う考えもあれば、
「いや、それは危険なので、テストの補助とか、データの整理とかの方が良いと思うけど」
などと言う人もいます。
なので、とりあえず...ここ数日は、開発評価用ボードにプログラムをダウンロードしてもらうことにしました。
まずは、このボードが何のためのものかを理解してもらう必要があります。じゃないと、仕事が面白いと思ってもらえないですからね。
「この部分はこのボードの心臓部、心臓には魂入れてあげなければ動かないので、このソフトウエアが必要になるんだ。」
とか、
「このスイッチを押すと、ソフトウエアがそれを検出して、こう言う動きをするってこと。」
とか。とにかく極力レベルを落として(ごめん!インターン君!)、誰でもわかるような説明をしなければなりません。
少し前に、
なんてことを、このブログに書きましたが、今回の場合はまったく別。
インターン君の場合、学校では学べないようなことを一般企業に学びに来ているわけだから、とにかくいろいろと教えて、エンジニアとして育て上げる必要があります...と言うのは私の考え方...かもしれません。ただの手伝いじゃ、あっちも面白くないでしょう。
なので、ことあるごとに、
「わからないことがあったら、遠慮せずにその辺にいる人を捕まえて何でも聞いてね。」
と話しています。
今日も、ひたすらプログラムを書き込んでいたインターン君。かなりリラックスしてきて、良い雰囲気。
さて、明日は何をしてもらうか、みんなと相談です。
私もいずれインターンをしたいと思っているので
インターンの話はとても興味深いです。
自分が出来ると思い込んでいること、
自分が実際に出来ること、
自分が知っていることに差がでないよう
早いうちから下準備をしないといけませんね。
UBUYUKIさん、コメントありがとうございまうす。
お役に立ててうれしいです(笑)。
雇う側(私だけかもしれませんが)からすれば、どちらかと言うと自然体で来ていただいた方が良いような気もするんですね。
俺すっごく勉強してきたんだぞ!何でも聞いてくれ!みたいな人よりも、素直に自分を出してくれる方が。
確かに実践に役立つような知識があればあるに越したことはないのですが、それよりも、このインターンの仕事を通して、自分はどうなりたいか、どんな目標があって、このインターンポジションにつきたいのか、とかね。
ほとんどの学生さんは、このインターンの後に雇ってもらいたいと言う「魂胆」があるんですよね。それはそれで間違ってなくて、問題はないんですが、それにしても、なぜその会社を選んだのかってことを聞きたいですよ。他の会社でも良いんじゃない?って質問をしたくなります(笑)。
がんばってくださいね。