知り合い(の娘)が新人発掘番組出演
以前書いた、アメリカの音楽オーディション番組「The Voice」。
例の如く、「テープ・オーディション」から「地方オーディション(数段階)」、「本オーディション(上手く行くと全米放映枠に出演)」と勝ち上がる形式の同番組。
もちろん、ここアメリカ。年齢・性別は一切不問だし、プロ・アマなどの経験も不問。
過去に「もう一回勉強し直して戻ってきなさい」と言われ選考後半で落ちた歌手も含め全員再応募可能なため、毎年星の数ほどの歌手達を半年間以上に渡り選考していく。
今年の大会に「Friends University」でクラシックギターを教える「Howard Glanton」先生の愛娘「Kaleigh Glanton(まだ二十歳!)」が出演した。
実は二年以上前に近所のコーヒーショップでお父さんと一緒にやっているのを見掛けたことがあるが、今回テレビ観ていて「ん?どこかで見たこと聞いたことあるような…」となった時は、かなりビビッた。
以前よりも説得力が増し、安定した印象。
廊下で擦れ違ったハワード先生に「すごいね」て言ったら、照れながら「サンキュ」と本当に嬉しそうだった。
この後、「Battle Round」に進み、その他の勝ち進んだ歌手とデゥエットで戦うわけだが…
今年から「Battle Round」に2回行われるようになったので、再び戦う。
結果、残念ながら「Top 20」前で脱落してしまった今回の彼女。
まぁまだまだ若いので、今後が期待される。
さて、今回の大会で個人的に物凄い気になるのが、元セリーヌ・ディオンのボイトレ担当「Sisaundra Lewis」さん。3児の母で、「この番組への出演をきっかけに再びプロの世界に戻りたい」と挑戦するが…
超圧倒的な歌唱力。
その後、2回続いた「Battle Round(s)」でも…
(個人的な意見として)全然他を寄せ付けない大差の歌唱力で勝ち進む。
「Play Off」と言われる「5人→3人」絞る選考過程でもガツンと歌い切る。
いやぁ、圧倒的。
何食ってるこうなるのだろう、という発想しかない。
個人的に声が好みであった、ユタ州の高校生「Madilyn Paige(17歳)」。
「Play Off」で審査員に「緊張し過ぎで不安定」と言われ、残念ながら「Top 20」前で負けてしまった。
「最近この番組、パターン化してしまって…」とか思いながら、見続けてしまう「The Voice」。
さて、来週からまたどうなることか。
Photo courtesy of Billboard.com