続・就労ビザ(H-1B)申請:「ビザ取得」
そんなこんなで、日本に帰省してます。
いやぁ食べるために帰ってきたようなペースで、毎日ほぼ5食いただいてます。てか、ペースが更に上がってきてます。
珍しく帰国して体重が増えました。短期集中で美味しいものばかりいただいてるからかしら…
もうそんな小さいこと全然気にする暇がないくらい向こう数日の献立が出来上がってますが、なにか。
「向こうにもそこそこ美味しいものはある」と少し思い始めてましたが、やっぱ食のレベルは比べれなかったわ。いや~参ったな、こりゃ。
いやいや、実は今回「帰省ついでにビザ手続きをしちゃおう」という日程を組み、念のため「何かあったら対応できるように」と滞在期間の頭に持ってきた「ビザ面接」。
「9/14午前9:45」に大使館入館の予約をしてたのですが、「9/12夕方」に成田到着した若干田舎モードの小生には「日本のラッシュアワー」の洗礼は刺激的で、中々カルチャーショックが強烈でした。
自宅最寄り駅からJR根岸線で「横浜」に向かい、東海道線に乗り換えて「新橋」まで。
電車内では、何度も確認済みだが「最後の書類確認」をしつこく行う。
そこから銀座線で「溜池山王」に行く。てか、この乗り換え時の混雑…
メトロの改札から「13番出口」まで結構歩くのだが、やはり冷房は弱く設定されているので、湿気がムンムン。
もう九月とはいえ、「今年の夏はやばかった」と皆が口をそろえるように、ウィチタでは忘れかけていた日本の湿気がこれまた厳しい。
地下鉄出口を出ると、4年前の学生ビザ面接の時の記憶が少し蘇る。
腕時計を見ると、まだ9:15。
「これは取りあえずセブンイレブンに立ち寄り、汗が引くのを待つか。」
思わず「ミナミの帝王」を立ち読みしてしまう。
そのまま「美味しんぼ」にも目が行くが、そこはグッと大人の我慢で店を後にする。
夏休みではないし、平日だし…となめていたが、大使館前には結構な行列が…
午前9時時点で、すでに30度を超え、皆汗ダクで入館待ち。
高齢者や子供連れは優先して係りの人が中に誘導しているが、それ以外はひたすら汗ダクで待つ。
てか、もう入館予約時間はすでに過ぎて、9:50。
電子器具類はすべて最初のセキュリティーチェックでカゴに入れて預けますが、まず最初チェックをするところで、「当日に入館予約がある」ということを警備員さんが確認します。
約十組くらいずつ赤外線などを使った「空港のセキュリティーチェック」のような検査をする。
ここまでは警備員さんも完全に日本人しかいないので「はい、どうぞ」と言われ、いよいよ大使館の建物前へ。
入り口にて、今後は当日に提出する書類を日本人スタッフが一つずつ確認し、面接予約時に発行されるバーコードのプリントアウトを機械で読み込んでいく。
「それでは中に入って、まず一番窓口にこのクリアファイルを提出して、席にてお待ちください。」
「237」という整理券を貰い、待合室のドアに向かうが、中に入る前に再度金属探知機のような機械を通るよう警備員さんに誘導される。
「Heavy Pull」と書かれた、確かに物凄い重い扉の向こうは、「ちょっと席が多めの銀行の待合室」状態で、とりあえず面接待ちの人達でごった返している。
言われたように、「1番窓口」に書類を提出し、とりあえず部屋の隅に立つ。
窓口は、1番が書類提出用、2~3番は諸々の手続き用(ちょっと不明)、4番は指紋用、6~8番と10番が面接用。5、9は予備と言った感じ。
この期に及んでドキドキしても仕方ないのだが、やはり先が読めないので、少しビビりながら周囲を見守る。
人間観察をしながら、待つこと約1時間。この時点で、11:00。
「237番の方、4番窓口までどうぞ」と日本語で呼ばれる。
ちょっとビビりながらパタパタ駆けて行くと、「指紋を取ります」とのこと。
「はい、ありがとうございます」と窓の向こうのアメリカ人から流暢な日本語で言われ、再度待機。
部屋の左右に整理番号が表示され、待合室内に英語日本語両方でアナウンスが流れ、指定の窓口に向かう流れなのだが、とりあえず、面接用窓口にて面接している人達は平均的に10~15分は話し込んでいる。
明らかに学生の子もいれば、スーツ姿の人、赤ちゃん連れて一家で来てる人もチラホラ。
少し画面から目を離している隙に、「237番の方、6番窓口にどうぞ」とアナウンスが流れる。
「お、俺だ」とタッタカ窓口に向かう。
正直、胃はキリキリしてるし…
面接官が窓の向こうで僕の書類をクリアファイルから出している。
面「調子どうよ、今日は」
俺「ボチボチね」
面「じゃ、まず、どこで働くの?」
俺「カンザス州ウィチタのFriends University」
面「内容は?」
俺「留学生向けの広報ね」
面「月給はいくらか分かってる?」
俺「ほりゃららね」
面「OPTやってたけど、H-1Bの期間はいつまでか分かってる?」
俺「2015年4月末日ね」
画面から目を離さず、キーボートを淡々と打ち続ける面接官。
面「んな訳で、ビザ発行OKね。来週末までに届くからさ」
ビザについての補足事項が書かれたビラを手渡し、ニコッとする彼。
ここまでの所要時間4分ほど。
…え、こんなサッパリしたもんなの?
もちろん文句はござぁせんが。
わ~いわ~い。
とりあえず、大使館を出て、地下鉄乗る前にセブンでエビスを缶で買い、祝杯を挙げるのでした。その後、スルメが欲しくなり、すぐ店内に戻った、ただの飲んだくれのオジちゃんでした。
あ、今回の反省点ですが、「DS-160」は自分でやったほうが良かったかも、というところ。
名前は伏せておきますが、今回諸々の手続きをお願いした日本の業者がミスだらけで、かなりストレスになっておりました。
ま、もう終わったから良いっちゃ良いんすが…(ネチネチ)
その後、9/20(木)午後、無事就労ビザスタンプが追加されたパスポートと一緒に提出した関連書類が到着。
さて、〆のラーメンでも食い倒しましょうかね。
とりあえず手打ち蕎麦食いながら何ラーメン食うか検討してきます。
炭水化物万歳。
ちゃんちゃん。
無事ビザゲット、おめでとうございます!!
私もビザ面接の後は、地下鉄駅の近くのエクセルシオールでワイン飲んでひとりで乾杯しました~。
日本満喫してきてください!
あ~ざっす。
てか、日本のビール、美味過ぎて困ります。んで、さらに佐渡の日本酒も兄から「これ、美味いよ」と流れてきたんですが、一升瓶でいただきながら干物をあてとりました。
あとは〆に鎌倉で手打ち蕎麦を食って、という感じ。
帰ってからダイエットという流れ。
いつもTatさんの記事は面白いです。
あ~ヒサヨさん、どうもありがとうございます。何卒よろしくお願いいたします。