英語の勉強法:スピーキング編
前回「英語の勉強法:リスニング編」を紹介しましたので、今回はスピーキング編です。
英語って世界の共通言語なので、英語が母語でない人が英語を話すことも多々あると思います。母語によって英語に訛りも出てきます。
日本語でも中国語訛りの日本語とか、英語訛りの日本語ってあるので何となく分かってもらえるかと思います。
勿論、私の英語にもあちこちに日本語訛りが出てきます。
よく言われるLとRの発音も、未だに単語のスペルがLだったかRだったか思い出せなくて逆に発音して笑われちゃうこともあります。笑
今回は、どうせ話すなら出来るだけ多くの人に理解してもらえる発音にしたい!と思い見つけたテクニックをご紹介したいと思います。
留学して間もない時にカナダ人にこの発音で分かる?ってチェックしてもらったので英語初級者の方に是非使ってもらいたいです。
先に理解してもらいたいのは、これはネイティブになれる発音ではありません。日本人が英語で十分なコミュニケーションがとれるように発音テクニックです。笑
では、早速。
Triple って何て発音しますか?
「トリプル」って日本語があるので「トリプル」ってそのまま発音する人が多いのではないでしょうか?
「Tr -」の発音は 「トリ」ではなくて「チョリ」って発音しましょう。
Tripleの場合は「チョリプル」って発音してみてください。
Treeは「ツリー」ではなく「チュリー」です。
Tryは「トライ」ではなく「チョラーイ」。
こんな感じで「Tr」で始まる単語はチャ/チュ/チョに変換するとうまくいきます!本当です。
私のカナダ時代の携帯番号は下4桁が9991 だったので「チョリプル ナイン ワン」って言っていました。ネイティブの発音では無いでしょうけど、通じなかったこともないですよ。笑
なんでこれがうまくいくのかを私なりに解説してみます。
多分、Tr の発音って「ト」って言う時に絶対上の歯茎に舌がつくんですよね。
でも「R」の発音は舌を上につけないって言いますよね。
チャ行の発音をする時って舌は下の方にあります。だからそのまま「R」に近い音に移行できるのだと思います。
後は、ざっくりいきますが、日本語で「ー(伸ばし棒)」が間入っている語は「ー」の位置に小さい母音を入れるというのがコツです。
例えば・・・
Station 「ステーション」→ 「スティション」
Please 「プリーズ」 → 「プリィズ」
Tape 「テープ」 → 「テェィプ」
これは、私の分析によると・・・(というか普通にみたところ)
日本語のカタカナ語で「ー」の入ってる部分には英語ではアルファベットが入っていますよね。Pleaseで言うと「ea」です。そこを「ー」で単音にするんじゃなくて繋ぎの為に意識して発音してみよう!ということです。
最後に、多くの日本人が苦戦するコーヒー屋さんでのCaramel Macchiato(キャラメルマキアート)。
これは日本語のまま英語にしたら本当に通じません。
私はスターバックスを取り扱っているカフェでアルバイトをしたときに本気で練習しました。
まず、日本人が絶対に間違えるのが前半「Caramel」の部分。
これは「キャラメル」と発音してはいけません。
「キャラメル」ではなく「カラメル」です。
アクセントも「メル」の部分ではなく「カラ」の部分を強調するようにします。
次に、後半部分の「マキアート」。
これは日本語のカタカナそのまま「マキアート」で大丈夫です。
ポイントは最後の「アート」の部分。
変に英語っぽくするから失敗するのです。
マキアートはもともと英語ではありません。
「マキアートゥ」ってアの部分を恥ずかしいくらい強調すると完璧です。
以上が、言い方を変えた途端いきなり通じるようになった発音たちです。
どうでしょう?
お役に立ちましたでしょうか?
英語の発音って日本語にない発音があるので難しいものもあります。
そういう時は、一度日本語の頭を取っ払って聞こえたものに対して自分なりのルールを作っていくとうまくいくと思います。
少なくとも、私はこのやり方で生き抜いてきました!
人とのコミュニケーションは日常生活で欠かせないものです。
通じなかったら自分の英語は通じない・・・と落ち込むのではなく
なんで通じないのか、自分の発音とコミュニケーションのとれている人の発音とはどこが違うのかを分析してみるといいと思います♫
まだまだ勉強中なので、また新たな発見があったらご紹介しまーす!