「お釣りが14ドルなのに、なぜ1ドルずつ返すの⁉︎」アメリカで感じた“レジの文化ショック”

こんにちは、Masaです。

 

今日は、アメリカに来たばかりの頃に体験した「ちょっと笑えて、でも深い」文化の違いについてお話ししたいと思います。

 

舞台は、スーパーマーケットのレジ。そこで起きたのは、“お釣りの出し方”という小さな出来事だったんですが、これが意外と印象に残っているんです。

 

買い物は46ドル、Masaは60ドル支払い ── さてお釣りは?

現金を使っていた頃のこと。スーパーで46ドル分の買い物をして、財布から60ドル(20ドル札×3)を出しました。

 

頭の中で「60−46=14」、小学生でもわかる計算ですよね。

 

日本ならこう言われます。

 

「14ドルのお返しです。ありがとうございました!」

 

でも、アメリカでは違ったんです。

 

お釣りの出し方が…妙に丁寧すぎる!?

 

キャッシャーのお姉さんが、Masaに向かってこう言いながらお釣りを渡し始めました。

 

まず、1ドル札をMasaの眼の前に置き始める。

 

お姉さん「47、48、49、50」

 

そして、次に10ドル札。

 

お姉さん「60. Thank you!」

 

つまり、46ドルに1ドルずつ足していって、合計が60ドルになるようにお釣りを返してきたんです。最初はこう思いました。

 

え、計算できないの…?

 

でも、これがアメリカではスタンダードなお釣りの返し方だと後で知ることになります。

 

「Counting Up」という、積み上げ式の安心感
アメリカのレジでは、金額に足していく「counting up」というスタイルが一般的です。渡された金額に1ドルずつ足していき、最終的に支払額に到達することで、レジの人も間違えにくいし、受け取る側も安心できる。

 

合理的といえば合理的なんですよね。特に現金でのミスがクレームやトラブルにつながるアメリカ社会では、こうしたミス防止のプロセスが文化として根づいているのかもしれません。

 

「自分の当たり前」は、世界の当たり前ではない
日本の「即答・一括型」と、アメリカの「積み上げ・確認型」。一見どうでもよさそうな違いですが、こういう細かいことにこそ、その国の価値観や教育の背景がにじみ出るんですよね。

 

そしてMasaは思いました。

 

あ、これ、「お釣りの出し方」じゃなくて、「信頼の築き方」が違うんだな。

 

お釣り一つでそこまで考えるか?って?

 

はい、Masaは考えました(笑)。でも、そういう“どうでもいい違い”が積み重なると、「異文化理解」って、ちょっと面白くなってくるんです。

 

アメリカ生活は、今でも細かいことで驚かされてばかりです。また面白い話を思い出したらシェアしますね。

 

それではまた! 

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