【英語の落とし穴】「House」と「Home」の違い、ちゃんと使い分けてる?
こんにちは、Masaです。
今回は少し真面目モードです。Masaもこれくらい真面目な話ができると言うことで…。今回はMasaもこの記事を書く前に少し英語の勉強をしました(笑)。
で、題材ですが、英語の中でも特にややこしい単語のひとつ「home」と「house」の違いについて解説しようと思います。Masaの「感覚」的なところもあるので、「こんなニュアンス?」って思って読んでいただけると嬉しいです。
アメリカに長く住んでいても、「あれ?これってhome?それともhouse?」と迷うこと、意外と多いんですよね。ネイティブとの会話で地味〜に差が出るポイントでもあると思うんです。
House:ただの「建物」です
まず「house」。感覚的には、これは基本的に物理的な建物を指します。壁があって屋根があって、「不動産」的な「家」の感じですかね。
I bought a new house.
→ 建物を買った、という話。
There are many houses in this neighborhood.
→ 家(建物)がたくさんあるよ、という意味。
つまり「house」は「物件」寄り。感情やぬくもりは含まれていない感じ。
では次。
Home:心のあるところ
一方「home」は、もっと感情的な”家”って感じですかね。そこに誰が住んでいるか、どんな思い出があるか、そういう「心の拠り所」としての意味が強い感じです。
Home is where the heart is.
→ 心がある場所が本当の家
I feel at home here.
→ ここにいると落ち着くという感覚がにじみ出る言い方…かな。
超ざっくりまとめると
House – 建物・物件・ハード面
Home – 心・安心・ソフト面
たとえば:
This house is very big.(この家は大きい)→ 面積・建物の話
This is my home.(ここが私の家)→ 心のよりどころの話
知ってました?実は「home」って、名詞だけじゃないんです
ここからが本題 ←ここまでが前フリ? 笑
実は「home」って名詞だけじゃなく、副詞・形容詞・動詞にもなる多機能単語だったんです。ちょっと整理してみますか。
1.名詞(Noun)
Home is where you feel safe.
There’s no place like home.(やっぱり家が一番!)
2.副詞(Adverb)
I’m going home.
I’m going to home. ← X これはダメ!
homeは副詞として「to」を必要としないというのが超重要ポイントです!
3.形容詞(Adjective)
The home team won.(ホームチームが勝った)
I love home cooking.(家庭料理、最高!)
4.動詞(Verb)
ちょっと意外だったのがこれ。Masaは調べるまで知りませんでした。苦笑
The missile homed in on its target.
→ ミサイルが目標に向かってまっしぐら!
He homed in on the real issue.
→ 本質的な問題にピンポイントで迫った。
【英語あるある】”Go to home” は間違い!
これは本当によくある間違いです。
日本語の感覚で「家に帰る=go to home」って言いたくなるんですが、残念ながらそれはNG。
X I’m going to home.
→ “home”は副詞だから前置詞はいらない!
O I’m going home.
ただし、「to my home」「to a new home」みたいに名詞としてのhomeに修飾語がつく場合は「to」を使います。混乱しますね〜。
I’m going to my home. ← O(でもちょっとフォーマルぽい感じのようです)
We moved to a new home. ← O
他にもある!「to」不要な副詞たち
ついでに覚えておきたいのがこちら:
I went abroad.(海外に行った)
She stayed outside.(外にいた)
これらも「to」はいりません。
まとめましょうか。
- 「house」は建物、「home」は心の拠り所。
- 「go to home」は間違いで、「go home」が正解。
- 「home」は超多機能!名詞・副詞・形容詞・動詞に変身します。
よく思い返してみると、アメリカで生活していると、「home」って単語に込められた思いを感じる瞬間がたくさんあったような…。単なる「家」じゃない感じです。
これをマスターすれば、英語ネイティブに一歩近づくはず……、かもね。