あ〜あ、車ぶつけられちゃったよ

アメリカで事故

実は、少し前に、かみさんが、とある交差点で信号待ち中に、後ろからトラックにぶつけられたんですよ。ま、相手が100%悪いと言うことがわかっているので、私もそれほど焦りませんでした。

 

もし、自分の車にぶつけられたらどうするか?

 

私の場合、日本で15年以上車を運転していて、一度もぶつけられたこと、ないんですよ。ところが、アメリカに来て、数回ぶつけられました。自損で柱にぶつけたってこともありますけどね(笑)。なので、車をぶつけられたら何をしなければならないのか、一応心得てます。

 

車をぶつけられた!どうする?とりあえず、身体は問題ないってことにしましょう。

 

あなた:「あ〜、やっちゃった〜。」

 

相手:「・・・」

 

事故直後は、お互い、気が動転してますから、とにかく落ち着きましょう。保険に入っているので、あとは、保険屋さんがすべてやってくれます。

 

あなた:「すみませんが、情報をいただきたいんですが。免許証、保険証を見せていただけますか。」

 

まずは、落ち着いて、相手の情報をすべて聞き出しましょう。最近は、かなりの人がスマホを持っていますから、相手の持っているもので、証拠になりそうなものは、すべて写真に収めましょう。手で書いているよりも、うんと早く処理できます。お勧め。

 

あなた:「あと、連絡先の電話番号もいただけますか。」

 

相手の連絡先は絶対に必要。保険屋さんから連絡をしてもらうためです。

あと、ぶつけられた場所のダメージの大小を記録しておくのも良いかもしれません。なので、写真に収めます。それから、ナンバープレートも一応写真に撮っておきましょう。

 

あなた:「一応、私の情報もお渡ししておきます。」

 

と言って、保険のポリシー番号とか、免許証、電話番号などを相手に伝えます。

 

事故の大きさによっては、911(警察)に電話をした方が良い場合もありますが、けが人がないような、軽微な事故の場合は、警察はほとんど来てくれないようです。

 

人によっては、証人を持っておいたほうが良いと言うこともありますが、まぁ、「白黒」がはっきりしている場合は、証人はいなくても大丈夫だと思います。アメリカの場合、ほとんどが、100:0になります。つまり、「白黒」、相手が100%悪いか、あるいは、自分が100%悪いかのどちらかが普通です。60:40のようなものはほとんどないみたいです。

 

さて、事故後の処理方には2つ方法があります。

 

1.相手の保険屋に連絡して、事故の状況を説明する

2.自分の保険屋に、相手の保険屋との交渉をお願いする

 

私の場合、2の方法を取ります。理由は、誰が見ても自分に非がない場合でも、自分に責任があるとみなされてしまう可能性がゼロではないからです。これは私が個人的に考えていることなので、そのあたりを心配していない人は、1でも2でもどちらでもいいと思います。

 

1の場合も、2の場合も、保険屋に電話をして、事故の状況を説明する必要があります。英語がそれほど流暢じゃない人、少し心配ですよね。うまく英語で説明できなくて、間違って状況が伝わってしまうんじゃないかと。でも、そんなことは、心配する必要はありません。よほど、ローカルの小さな保険屋(そんなのあるのかな…)でない限り、日本語の通訳をつけることができます。

私も日常英会話でそれほど困ることはないのですが、間違って伝えてしまうのを避けるために、必ず、日本語の通訳をつけることにしています。別に恥ずかしいことではありませんから、英語に少しでも不安がある人は、必ずお願いするべきだと思います。旦那さんが英語に堪能であれば、旦那さんにお願いするって手もありますけどね。

2を選んだ場合でも、相手の保険屋から必ず事故の状況を確認するために電話がかかってきますので、その際にも、必ず通訳をつけましょう。

 

で、両保険屋に事故の状況が伝わったところで、自分の保険屋から、車の修理についての連絡があります。普通は、その保険屋御用達の修理工場で修理することになります。

自分の保険屋を通していますから、普通、修理工場に対して、自分で免責金額(deductible)を払い、残りは、自分の保険屋が支払います。免責金額は、相手側の保険屋がチェックを送ってきますので、それで支払うことになります。免責金額を超えた分は、自分の保険屋が修理工場に支払い、そのあとで、その金額が、相手側の保険屋に請求されます。

ちょっとわかりにくいですかね。

 

で、修理中車がないので、必要な場合には、レンタカーを借りることもできます。もちろん相手持ち。ガス代は自分で支払いますけどね。

また、むち打ちなどの症状があって、病院通いをする必要がある場合には、上限があるはずですが、それも相手側の保険屋が支払います。だいたい1000ドルが上限のようです。

 

ま、事故に会わないのが一番いいんですけどね。

 

気をつけましょう。 

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2 comments on “あ〜あ、車ぶつけられちゃったよ”

  1. 私も信号待ちしていて後ろの車にぶつけられたことがあるんですけど、相手の電話番号と名前を聞いただけで、あとで私の保険会社が連絡をとろうとしても誰もでなくて、結局連絡とれずじまいでした。本当の電話番号だったのかどうかもわかりません。
    で、彼の名前がジョンだったんですけど、どうも最初に自分の名前を「ジョン・ドー」って言ったような気がするんですよね。そのあとすぐにアジア系のラストネームに言い換えていたんですけど。ジョン・ドーって言ったとしたら、すごくバカにした話ですよね・・・
    保険会社と免許証の情報をスマホで撮影だ!というのは、その後、私も肝に命じました。まあ、二度とそういう機会がないのが一番ですけど(笑)

  2. Tamamiさん、コメントありがとうございます。

    実は、そのスマホで写真撮影の方法を嫁から聞いて、「頭い〜じゃん」と言ってしまいました(笑)。私だったら、そんなこと思いつかなかったかもしれません。免許書とナンバープレートの写しがあれば、こちらのもんですよ。

    この話には、「裏話」があって、嫁のもらってきた保険のポリシー番号から相手をたどっても、見つからなかったんですよ。なので、うちの保険会社が、DMVに照会してもらって、突き止めたらしいです(笑)。

    悪いことをしたら、素直に認めろってことですよね。

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