あの~、あなたお寿司食べに来てるんですよね?
私事ですが、うちは月に1度は家族でお寿司を食べに行くことを目標にしています。
アメリカにあるお寿司屋さんに行ったことあります?
うちの近所にマサ・ホリエ御用達のお寿司屋さんがあるんですね。
って言うんですけど。そこの大将と言うか、マスターと言うか、シェフと言うか...ニューヨークのお寿司屋さんで修行を積んだそうで。この人の選んでくるネタが、新鮮でバカうま。
サンディエゴ在住の方は、ぜひ試してみてください。もちろん大将の前の寿司バーに座らないとだめです。そして「おまかせ」コース。
え~、実は今回はこんなことをお話するのではありませんでした。
今回も前回に引き続き、人の観察。今回はお寿司屋さんの巻。
お寿司屋さんで見るアメリカ人、と言うか、日本人以外の人たち、いろいろとおもしろいことをやってくれます。かなり日本通って人でも、日本人の我々からすると、「おいおい、それするかぁ~」ってことをやってくれます。
例えば...
アメリカのお寿司屋さんでこれを出すところは少ないかもしれませんが、「げた」を出された場合に、ほとんどの人がそれを自分の手元まで持ってきてしまいます。
「げた」ってわかります?こういうの。
ここに「がり(しょうが)」を乗せて一段高いところに出してくれますよね。で、にぎったお寿司をそこに乗せてくれます。で、われわれはそれを指でつまんで、「むらさき(醤油)」を少しつけて、「パク」っとやります。
そう、その「げた」ですが、それを自分の手元まで持ってきてしまうので、板前さんが、にぎったお寿司をげたの上に乗せようとすると...、あら、げたがない。ってことで、小皿にお寿司を乗せて「はいどうぞ」ってことになりがちです。
では...
お寿司を食べるときに「むらさき(醤油)」を入れる「のぞき(小皿)」がありますよね。われわれは、あそこに醤油を適度に入れて、そしてそのなかに「さび(わさび)」を入れますね。人によっちゃ、わさびを入れない人もいるようです。わさびを醤油にいれてとく人は邪道だとか。
アメリカの人たち、どう言うわけか、のぞきにこぼれんばかりに醤油を入れます。どうしてでしょうね。で、その中にわさびをたっぷりと入れてぐるぐるとかき混ぜます。ほぼ九分九厘の人がこれをします。どうしてでしょう。
で、出てきたお寿司をご飯ごとどっぷりと醤油の中に入れます。「おいおい、ご飯が醤油の中にぼろぼろこぼれてるじゃないか」くらいに。
あと...
お寿司好きのアメリカの人たち。本当にお寿司が好きなのかと思うことがよくあります。私たしの知り合いなども、「日本のお寿司って最高だよ。おれ、大好き!」って言っているにもかかわらず、オーダーするものは、「巻物」ばかり。
カリフォルニアロール
レインボーロール
キューカンバーロール
等々
われわれ日本人からすると、「これはお寿司ではない!!!」と言いたくなるような代物です。まぁ、食べてみると結構いけるんですけどね。寿司屋の大将曰く、「アメリカ人向けのお寿司ね」と。
うちの娘、毎回、カウンターに座って言う一言。
「巻物を食べるだけなら、カウンターに座る必要はない!!!」
我々日本人は「にぎり」が本物のお寿司だと思ってます。
げた、のぞき、という言葉を初めて知って、日本生まれの日本人の私もちょっと勉強になりました 笑
でもわかります!カウンターに座って「スパイシーツナロール!」なんのためにお寿司屋さんに来てるのー!!と言いたくなるアメリカ人!!
個人的にはドラゴンロール大好きです 笑
Tamamiさん、コメントありがとうございます。私もそれほど詳しくありません。知っててもこれくらいです(笑)。おお、ドラゴンロールってありましたね。ネタは何でしたっけね。私のいきつけのお寿司屋さんは、フレッドロールとか、キッチンシンクロールとかわけのわからないロールがたくさんあります。アメリカ人向けの創作お寿司です。