この違い、わかる人! Thanks! Thank you! Thank you very much!
では...、英語の話を一つ...。
Thanks!
Thank you!
Thank you very much!
はい、この違い、わかる人?
これらは、当然、相手に感謝を表す言葉ですね。小学生でも知っている言葉です。
私もその昔、幼稚園の年少組み(だったかな)だったころ、自分の親から習いました。英語で相手にお礼を言うときには、
「センキュー」
と言うんだと。
センキュー...確かに発音はかなり近いと思いますが...、カタカナにすると、ちとおかしく見えますね。
さて...、ここからは、真面目に。英語のネイティブな純粋なアメリカ人から聞いたことです。
彼らは、この3つをうまく使い分けています。ま、英語が自分の言葉ですから、当然ですけどね。
まず、簡単のために、これらを日本語に訳してみましょうか。
Thanks! → ありがとう!
Thank you! → ありがとうございます!
Thank you very much! → 本当にありがとうございます!
日本語に訳すと一目瞭然ですね。上から順番に丁寧になってきます。
英会話でも同じこと。
Thanks!は、割と自分に関係が近い人たちに使いますね。たとえば、自分の友達、同僚、あるいは、目下の部下、子供、年下の後輩などなど。
Thanks for your help!
Thanks for the info!
とか。メールの終わりにも良く使いますよ。
…
I will let you know what’s going to happen with that.
Thanks,
Masa
とかね。アメリカ人が言うには、このメールの最後に使われるThanks!は、感謝の意味もありますが、あまり深い意味がない場合もあるそうです。何に感謝しているのかわからないけれど、thanksとつけるらしい。
次、Thank you!
これは簡単。Thanks!よりも丁寧。自分よりも目上の人に対して、感謝する場合に使います。会社の上司、先輩など。
先ほどのメールの話ですが、私の場合は、Thanks!よりもThank you!を使うことの方が多いです。1対1の場合には、自分の相手がはっきりしていますから、Thanks!とThank you!を使い分けることができますが、たくさんの人がやり取りをしているようなメールの場合には、その使い分けができませんから、やはりThank you!ですね。でも、ほとんどの人がThanksを使っています。
さて、最後に、Thank you very much!
日本語では「本当にありがとうございます!」みたいな訳になりますね。
どんなシチュエーションでこの感謝の言葉を使うのでしょう。英語のネイティブなアメリカ人が教えてくれたことです。
日本語で、「どうもありがとうございます!」と「本当にありがとうございます!」って言うのと、微妙にニュアンスが違いますね。前者はかなり丁寧なありがとう、後者は感謝がかなり深いって感じです。
つまり...、Thank you very much!と言うのは、「深く感謝する」場合に使います。そこには、目上とか、目下とかまったく関係はなく、感謝の度合いが入るわけです。
なので、目下の人に対しても、Thank you very much!を使います。本当にお世話になったので、その感情を言葉に表したい。その場合に、Thank youの後にvery muchをつけるってことです。
人によっては、Thanks very much!とか、Thanks much!って言う場合もありますね。
感謝を表す言葉に、もう一つあります。
I appreciate it.
のappreciate。これも結構良く使います。
ネイティブによれば「丁寧」って感じではないらしいですよ。何と言うか...sophisticated(洗練された、上品な)感じだそうです。なので、日本語にあえて訳すと、
「ありがとうございます」
よりも、
「感謝します」
に近いですね(ま、辞書を引くとそう出てくるはずですね)。
Sorry!
I’m sorry!
I’m very sorry!
もThank you!と同じ要領です。
他に何か面白そうな英語ってありますか?ネイティブアメリカ人に教えてもらいましょう!
Thanksは、相手がそこまで年上(自分の親ぐらいの年?
)でなければ、お店の人とかご近所さんでも使ってます。飲み物をリフィルしてもらったときはThanksで、ドアをホールドしててくれたりしたときはThank youかな。
メールの結びのThanksは、とっても便利でよく使います!
バスに乗るときなどにストローラーをわざわざ担いで助けてくれたりするとThank you very muchですね(^_^)
ちなみに私がappreciateを使うときは、心の中では「助かります」の気持ちです。
いつの間にか使い分けてた自分に驚きました!こういうの考えるとおもしろいですね。リアルな英会話本出せますよ(笑)
私は、アメリカ人に日本語を教える時、Thanks は 「どうも/ありがとう」 Thank youは「ありがとうございます」Thank you very much は「どうも ありがとうございます」と教えています。
日本語のありがとうにも、いろいろ 言い方はありますよね。「すみません」というのを、ありがとうのように使う場合もありますし…。うーん、言葉は深いです。
確かに、使い方を知っていたほうがよい言い回し、ありますね。仕事関係ならなおさら。
直属のボスに”Thanks!”は使う気にはなりませんね。
私が気をつけているのは、”want”です。
子供ができて気づいたのですが、いつでもどこでも”I want…..”は響きが子供っぽいと知りました。
レストランでは”I would like to have this.”とか”I will have this one.”だと、もうちょっと大人っぽいのかなと思います。これがまささんの言う、sophisticated(洗練された)な言い回しでしょうか。
英語にも(ある意味での)敬語はありますね!
Ayaさん> 「いつもいつもお世話になってすみません」って言うのは、感謝の意味が入っていますね。ちょっと微妙なニュアンスですね。確かに難しいです。
よくアメリカ人に教える日本語に「どうも」と言う言葉があります。これほど便利な言葉はない!といつも教えています。何かあったら、「どうも」と言えばたいていは通じるって(笑)。
カズミさん> 確かに最近は使い分けてますね。ちょっと英会話、上達したかも♪ でも、まだまだ、使う場所がよくわからない言葉もたくさんあります。
Erinaさん> 今度、英語の敬語について書いてみましょうかね。結構奥が深そうです。
I would like to なになに...ってことば、日本語に訳すと、「~したいのですが」って感じですよね。どこかで読んだ(見た)ことがあるのですが、この、I would like to … って結構きつい言葉らしいです。I like .. にwouldを入れて、少しやわらかくしていますが、それでもきついとか。今度ネイティブに聞いてみますね。少しお待ちを。