とりあえず...小康状態
嵐の第一波が過ぎたようです。
しっかし、ものすごい速さで過ぎ去っていきました。私は何度かレイオフを見ました(経験もしました)が、ここまで速いのは見たことがありません。
昨日のブログにも書きましたが、昼過ぎにうちのCEOから「ヘッドカウントの削減」のアナウンスがあり、その後、会社の第四四半期の結果が発表されました。
そして、すぐに「レイオフ」が始まったのです。
私の知り合いが数人切られました(涙)。
まず、Human Resource(人事)の人間か、あるいは直属の上司(マネージャ)が、該当者の部屋を訪れます。で、レイオフの話をします。
このときの光景が目に浮かびます。彼らは午前中まで何も知らずに仕事をしているんですよ。それが午後になっていきなり上司から「お前はレイオフされた」と言われるわけですから。何が起こったのかすぐに状況は飲み込めません。おそらく彼らの頭の上には数え切れないほどの「?」があったと思います。
レイオフの連絡があると、今度は、セキュリティ(ガードマン)がその部屋にやってきます。そして、彼は段ボール箱をひと箱渡され、それに身の回りのものを入れます。このとき、セキュリティは、彼が機密保持契約に違反するようなものを持ち出さないようにしっかりと見張っています。携帯電話、社章、ICキーなどを机の上に置く。そして、段ボール箱を抱えて、セキュリティとエレベータに乗り一階へ。そしてセキュリティゲートを出る。いったん外へ出てしまうと、二度と入れなくなります。
涙...
一夜明けた今日、彼らの名前は、会社の名簿にはもうありません。メールアドレスも、コンタクト情報もすべて消えています。
怖い...
不況の世の中、とりあえず今回は生き延びましたが、次の一波が来たときには...どうなるかわかりません。
前号の「ついにきた。。。」に引き続き読ませていただきました。
ほっとしました。
ほんと、現在のアメリカの経済不況は深刻ですよね。中小かかわらず、そして大手企業でもどんどん人員削減してますものね。日本でも特に派遣切りがすごく問題になってますが。。。
主人の会社だけが頼りの現在、私も心中穏やかではありません。うちの主人は早々と上司にコントラクトを取ったようですが・・・(笑)なので、経済悪化でハワイの部署が閉鎖になっても別の州の部署に移動できるそうで今のところ一安心。。。です。
それにしてもMasaさんの会社のレイオフ。。。怖いですね。アメリカといえど、その会社や上司にもよるんですかね。セキュリティーに連行されて。。。ってのは何だか悪いことしたかのような感じで嫌ですね。それまで必死でその会社のために働いたのに。。
早く経済が回復することを祈るのみです。あとは、どう転んでも大丈夫なだけの逃げ道をMasaさんのように今から見つけておくことが大事ですよね。
Sakuraさん、毎度ありがとうございます!
そうですね、笑って済まないような状況になってます。日本にいるうちの両親も「お前、大丈夫なんかい?」と連絡してきますが、「まぁ、何とかなるでしょう」って答えてますが、「何とかしなきゃならないでしょう」と答えるべきでしょうね。
ご主人、良かったですね。先手必勝って感じでしょう。ウジウジ考えてる時間があったら、さっさと行動した方が良いでしょうね。良かった良かった。
>どう転んでも大丈夫なだけの逃げ道
そうですよね。小さくても良いので、溝を何本か掘って、そこにお金が流れるようにしておくべきでしょう。
頑張りましょう!