アメリカでの運転がこわい!パート①

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こんにちは、Tomomiです。

引越し後に色々とトラブル発生で、久しぶりの投稿になってしまいました。

今回は、私の運転克服日記を書きたいと思います。

まず、約2年前にアメリカに来るまで、日本ではあまり運転していませんでした。
都会に住んでいたこともあり、平日に運転する用途はほとんどなく、週末は家族で外出するため、主人が運転していました。

そしてアメリカに来たわけですが、当初私は認識不足で、国際免許証で運転をしても問題ないと思っていました。ご近所の警察官にも「国際免許証持ってるならいいんじゃない」と言われたからです。しかし、移住して随分経ってから、外務省のウェブサイトで

『カリフォルニア州法は、「州内に住居を定めた日から10日以内に州政府の発給した運転免許証を取得しなければならない」旨規定しています。この規定は、外国からの転入者に限らず、米国内の他州から転入してきた場合にも適用されるため、カリフォルニア州内に住居を定めることとなった者は、国際運転免許証や他州の運転免許証を所持している場合でも、同州の運転免許証を取り直す必要があります。 』

というのを目にしました。これ、知らない人もですが、意外と知っててもそのまま国際免許証で運転している人多いです。

私は移住後、アメリカでの運転がこわくてこわくて、必要最低限しか運転していませんでした。しかもその頃住んでいた場所は、とても小さく静かな街。街の中はSTOPサインだらけで、スピードを出している車も少なく、高齢者も多い、アメリカ運転初心者にとっては簡単な街でした。

国際免許証がダメだとわかったその日から運転しなくなり、カリフォルニアの運転免許を取りに行くのも億劫になっていました。

カリフォルニアで運転免許を取る場合、大人は特に何時間の講習を受けなければいけないなどの規定がないため、筆記試験に受かれば、あとは自分で練習して実技試験を受けるだけ。
私のように日本で一応運転免許を持っていたならまだしも、運転自体が初めて!という人でも、大人なら特に教習所に通う必要もないって、どんだけ恐ろしいんでしょうか!

ちなみに台湾から移住してきた友人は、台湾で運転免許も持っておらず運転歴ゼロ。カリフォルニアに来て初めて運転の練習をし、教習所に行くこともなく、免許を取得しました。

さて、私の話に戻ります。

国際免許証が無効なことを知ってから、しばらく放置。そして重い腰を上げ、まずは筆記試験を受けました。英語で受けるか日本語で受けるか迷ったものの、日本語を選び、まずは日本人向けの電話帳に載っている筆記試験問題を解いて勉強。忘れていることもあるし、日本と違うことも多いのでしっかり暗記しました。

当日、日本語で受けることを伝えると、誰かが以前解いて、それを消しゴムで消したボロボロの問題用紙を渡されました…消しゴムで消していても誰かが書いた解答がうっすら見え、それに惑わされないようにするのに必死でした。問題の日本語はおかしい点も多く、タブレットで英語で受験している人たちを見て、なぜ英語にしなかったのかと後悔しました。

結果、合格。私は満点を確信していたので、間違った箇所を見せてもらうと、絶対に合っている!彼らが持っている正解用紙が間違っていたのです。
そのことを伝えると「日本語が読めないのでどうしようもない」と言われ、まあ、一応合格したわけだし、もういいかと諦めました。しかし、この間違った正解用紙で採点し、落とされた日本人がいるだろうと思うと…心苦しい。

なんとか一発合格した筆記試験。その後、またしばらく放置。筆記試験に合格すると、18歳以上で日本の運転免許証や国際免許証を持っている場合、提示すると「Temporary Driver License」となり、路上運転にカリフォルニアの運転免許を持った同乗者の必要がなくなります。これはまたDMVの職員でも知らない時があるので、日本の免許証を提示してその旨をしっかり伝えましょう!

さて、これであとは実技試験のみ!

私は苦手なアメリカでの運転を克服するために、教習所のレッスンを受けることにしました。アメリカは、教習所に行くのではなく、あちらが教習車で家まで来てくれ、街で実際に運転して練習となります。

料金は1回2時間で125ドル。わりと高い!実技試験前に2回レッスンを受けました。

そして実技試験の日。アメリカに来てここまでの大雨強風は初めて!というほどの悪天候。どんだけ運が悪いんだ、と思いましたが、いや逆にラッキーかも!悪天候だから試験コースが短くなるのでは?と期待し、DMVへ。試験官はやさしいインド系のおばちゃんでした。

ハニー、今日はこんな悪天候だけど、どうする?実技試験やるの?

と聞かれ、迷いつつもイエス!の返事。

大雨強風の中、試験がスタートしました。私の予想通り、試験コースは予習していたコースとは違い、DMVの周りで短め!全てスムーズに終わり、試験官からは

ハニー、あなたはとてもいいドライバーだわ。

とお墨付きをいただきました。やった!

しかし、そんな一発合格の後に引越しをし、運転がこわい!と引きこもり生活になるとは…パート2に続く 

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4 comments on “アメリカでの運転がこわい!パート①”

  1. 運転免許の取得って、ハラハラドキドキですよね。
    Tomomiさんの体験談も読んでるだけで、ドキドキです。
    私も10年以上も前のことになりますが、日本語で筆記テストを受けて後悔しましたー。日本語のテスト問題の日本語が難しくて。漢字がたくさん並び過ぎ。。。
    英語の教科書(DMVのDriver Handbook)を英語で読みこなす英語力があるなら、テストも英語で受ける方が良いですよね。っていうか、日本語その他の言語でテストを受けられる、カリフォルニアってすごい。

  2. おめでとうございます!

    僕は日本から国際免許証を持ってきて、オハイオ州でアメリカの免許をとったのですが、その時は(もう20年以上前)、日本語のテストはコロンバスだったかまで行かないと受けられないということだったので、地元で英語で受けました。一番驚いたのは、かなりのお年寄りの方達が頑張って何度もテストを受けに来ていて、今回もダメだったけどまた来ると勉強熱心そうだった記憶があります。試験自体は英語でも難しくはなかったと思います。

    僕が以前に住んでいた州はだいたい30日以内に免許書き換えのところが多く、一回アメリカの免許をとってしまうとわりとすんなり行ったような記憶が多いです。

    DMVのハンドブックは役に立ちますね。僕も子供二人が最近仮免許の試験を受けれる年齢になったので、とりあえず読んでもらってテストを受けさせました。

    親としては車の保険が高くなるのが怖いです。。。

  3. Makiさん、
    本当に毎日ドキドキしながら運転しています。カリフォルニアでの運転がここまで難しいとは思ってもいませんでした。
    歳をとったせいもあるのか、、、アメリカに来て2年経つのに、まだまだ運転がこわい!涙

  4. マサルさん、
    お子さんが免許を取るんですね!アメリカは16歳から運転ですもんね。子供みたいな子たちが運転しているのを見て、私も頑張らねば!と思いながらも、全く上達しません。。今だにDMVのハンドブックを読み返したりしています。涙

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