アメリカでまた病院通い

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こんにちは、Tomomiです。

ついに先日引越しが無事に終わりました。はぁー、疲れた。

家探しから引越しまでの大騒動はまた次に書くとして、今回はまたまたアメリカで病院通いになった話。

思えば引越し前日から、膀胱の調子がおかしかった。頻尿気味で、でも引越しで忙しすぎてそのままにしていたのだ。

そして引越し一週間後、急に40度の高熱と悪寒。インフルエンザと思っていたら、その後歩けないほど右脇腹が痛くなり、さらに下腹部の激しい痛み。トイレまで歩くのも辛いほどになってしまった。

ERに行けばまた高額の医療費請求が!と朝まで我慢し、翌朝すぐに引越し先で一番近い病院を探す。うちの保険はKaiser Permanente(カイザーパーマネンテ)。

Kaiser Permanente(カイザーパーマネンテ)は病院・外来・検査全ての医療サービス機関を持つ「医療保険」と「病院」を兼ね備えた会社で、カリフォルニアを拠点にしている。簡単に言うと、この保険会社が経営している病院専門の保険なのだ。

診療を受けるには、電話かオンラインで予約をしなければいけない。幸い、家から車で10分のところにKaiser Permanente(カイザーパーマネンテ)があるではないか!すぐにネットでドクターを指定し(アメリカは自分のドクターを先に指定してからしか診てもらえない)もう誰でもいいや!みたいに一番上に名前があったインド人のドクターをクリック。運よくその日の午後のアポイントが取れた。

自分で車を運転するのも無理だったので、夫に仕事を休んでもらい、病院に連れて行ってもらった。

そのインド人のドクター。何を言っているのか聞き取るのが非常に難しかった。

Excuse me?

Sorry?

と聞き直してばかりで、はぁーとため息をつかれ

Can you speak English?

とまで言われる。

何とか会話をして、腎盂炎だろうとラボ検査に回される。

結果を待たずに処方箋をくれた。結果は出次第メールでいくから、って。

もし腎盂炎じゃなかったら?と質問したが、

No problem!

という返事だった。もうこの際どうでもいい。この痛みさえ取れれば。

帰宅し、早速抗生物質とAZOという腎臓の痛みを和らげる薬を飲む。その夜からすごい血尿だった。

あぁもうだめかもしれない。夜中に痛みで眠れず何度も涙した。

翌朝に早速メールできた検査結果。Kaiser Permanente(カイザーパーマネンテ)はこういう点では非常に便利。大きな病院スタイルなので検査もすぐ、結果もすぐ。

結果はやはり腎盂炎。それプラス、糖尿病の疑いがあるので、またラボ検査に来てくれという、あのインド人ドクターからのメッセージ付だった。

え?糖尿、、、

腎盂炎の方は、毎日薬を飲み続けると4日ほどで食事もでき、歩けるようになった。

そして薬を飲み始めて9日目の夜。今度はいきなり体じゅうにこれでもか!ってくらい湿疹が出始める。頭から足の先まで。ERに駆け込みたかったが、また請求が怖い。

翌朝まで我慢し、あのドクターに電話をかけると、

今日はドクター、急にオフになりました。

とナースが。

どうしよう、、、

アポイントセンターにつないでもらい、今の状況を説明する。

もうERに行くしかないのかと覚悟したが、運よく他のドクターが代理で診てくれることになった。言ってみるもんだ。

そして診察結果は、飲んでいた抗生物質に対するアレルギー反応。

抗アレルギー剤を処方してもらい、フラフラで帰宅した。

Kaiser Permanente(カイザーパーマネンテ)の保険には様々なプランがあるが、昨年入っていたのはCo-Pay(コーペイ)と言われる窓口で負担する額が35ドルだった。しかし、現在入っているプランは15ドル。もちろんこのCo-Pay(コーペイ)が安くなればなるほど月額は高いプランになる。よく病院に行く人であれば、月額が高くてもCo-Pay(コーペイ)が安い方を選ぶべきなのであろう。

どのプランを選ぶかは本当に個人の価値観だが、不安症の私は月々の負担が増えてもカバーの大きいプランにしている。週末で病院が休みの時などでもドクターにEメールや電話での相談アポイントが取れ、症状を聞いて、診察なしで薬の電子処方箋を送ってくれることもある。

今回のように立て続けに体調を崩すと、医療費の心配をしてしまう。しかし、昨年秋に保険会社を変更しておいて本当によかったと思えた、今回の騒動であった。

やはりアメリカでは医療保険の選択は非常に重要である。

 

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5 comments on “アメリカでまた病院通い”

  1. 大変でしたね・・膀胱炎は繰り返す人が多いです。
    私も忙しくなると膀胱炎を繰り返すタイプです。
    そしてアメリカの病院のシステムでがっかりする事が多く、最後まで我慢しひどくなってしまった事も経験済み。

    ER では緊急性がある人(心筋梗塞等の重症)が優先になるのでバイタルが安定していて熱発程度ではなかなか診てもらえない事が多いですよね。
    私もKaiserのお世話になっていますが、ER ほど緊急性がなく平日通常の時間帯まで待てる状況だがWalk inですぐ診てもらいたい程度の緊急性があれば、Urgent careというものがあります。
    次回はKaiserのAppointment centerに電話してUrgent careのロケーションと時間帯を確認しかかってみたら良いと思いますよ^^ 日本の外来のシステムに近い形式で、代金もERの値段ではなくCo Payで済みます。
    飲み初めてすぐではなく、9日も経っているのにその抗生剤が原因というのも微妙ですが、その抗生物質の名前は覚えておいた方が良いと思います。

    また、余計なお世話というのは承知で、今回のDrとは相性が悪そうなので変えた方が良いかも・・と思いました。
    今回腎臓に炎症が起こってしまったのだから、しっかり治してくださいね。腎臓は血液の濾過をする臓器です。そこが細菌でやられる=全身の血液が感染し得るという事です。
    腎臓はとても大切な臓器です。お大事にして下さいね。

  2. 大変でしたねー。
    抗生物質でアレルギー反応、ありますね。私もやっぱり10日ほどのコースの最後の方で出てきました。二種類飲んでいたので、どっちに反応したのかはわからないんですけど、ま何はともあれ、お大事に。

  3. 度々ごめんなさい。9日後経ってアレルギー反応があるのか気になって調べてみたら、反応がすぐ出るタイプと出ないタイプがあって、抗体ができるまで1週間ほどかかって反応するケースもよくあるようでした。お大事にして下さいね。

  4. Shiroさん、
    コメントありがとうございます!そうなんです、腎盂炎から血液に感染する場合もあるそうで、友人はそれで救急車で運ばれたそうです。
    疲れやストレスから膀胱炎になりやすいので、これからも気をつけます。

  5. Makiさん、
    ありがとうございます。薬のアレルギーのトラウマになってしまいました。。

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