アメリカで犬を飼う話

こんにちは、Masaです。

 

今日は、アメリカで犬を飼う時にはどんなことが必要でどんなことに注意しなければならないかをザクっとお話しします。

 

うちにも犬がいます。名前はSunnyと言います。男のような名前ですが、実は女です。2020年1月、ちょうどコロナ騒ぎが起こる直前にうちにやってきました。その当時は生後4ヶ月ほど。

Sunnyがうちにやってきて、程なくしてコロナに突入。Masaは3月中旬から在宅勤務。その後、ほぼ3年間在宅勤務が続いたのですが、その間、どれほどSunnyに癒されたことか。Masaには息子と娘がいるのですが、2人も独立していたので、家にはSunnyとカミさん、そしてMasaと3人の生活。とにかくSunnyを中心とした生活が続きました。ま、今もそうなのですが。

この3年間、コロナということで、アメリカじゅう犬を飼い始めたとか。一時期は犬が不足していたとか。それくらい、在宅勤務→犬を飼うという世の中でした。ところがコロナが明けた最近は、仕事の都合?で犬が飼えなくなってしまった家庭が増えて、多くの家で手放すことになっているとか。犬が可哀想。

 

話がずれましたが、アメリカで犬を飼うには?

 

まずは犬の入手方法。いくつか方法があると思いますが、多分主な方法は次の5つくらいだと思います。

 

アニマルシェルターやレスキュー団体

費用は一般的には低コストで犬を引き取ることができます。あらかじめ健康チェックとか基本的なワクチン接種、場合によっては去勢・避妊手術がされていることもあるようです。とにかく色々な犬種がいるようです。ただ、虐待を受けたり捨てられて野良犬のようになった犬の場合、最初の扱いがかなり難しいようです。YouTubeでもよく上がっていますから、チェックするといいかもしれませんね。

 

ブリーダーから購入

費用は普通めちゃ高いです。ま、当然と言えば当然ですよね。ブリーダーは犬を売るためにブリーダーをやっているわけですから。信頼されているブリーダーであれば、健康な犬と健康証明書をつけてくれるようですね。特定の品種の犬を選ぶことができますね。血統書付きとか。そりゃ高額ですよね。私の知り合いの犬のデイケアを営んでいる方に聞いたのですが、ヨーロッパから2万5千ドル(360万円くらい)支払って血統書付きのゴールデンレトリバーを入手した人がいるとか。ま、とにかく優良ブリーダーかどうかをしっかりと調べて買うべきですね。

 

ペットショップ

ペットショップで買うのも、費用的には割と高めだと思います。もちろん品種やショップによって違うと思いますが。ショップによっては健康証明書をつけてくれるようなところもあるようですが、最近はどうなんでしょうか。雑種から血統書付きの犬まで色々な犬が販売されているようですね。でも、やばいショップもあるらしくて、得体の知れないブリーディング施設から犬を仕入れているようなところもあるらしいので、注意が必要ですね。

 

個人から譲り受ける

多分、これが一番安上がりじゃないかと。予防接種代だけとかあるいは無料で譲り受けることもできますからね。犬の健康状態はその飼い主によるのはもちろんです。真面目に買っている飼い主の場合は、健康な犬を譲り受けることができるってことです。入手できる犬種ですが、血統書付きの場合もあるし(ブリーダーのようなところが多いかな)、もちろん雑種も多いです。

 

あとは…オンライン売買

Sunnyはオンラインフォーラムのお知らせ欄で見つけて購入しました。車で2時間ほどかけて、もらいに行ったのですが、兄弟(姉妹)があと、6匹ほどいて、その中で一番可愛い子を貰ってきた…かな。ブリーダーやペットショップで購入するよりも安い値段だったと記憶しています。気をつけたいのは、詐欺のリスクもあるってことですね。血統書付きと言いながら、何かの雑種だったり、お金だけ先に払って、犬はいただけないとか。なので、実際に現地に赴いて、しっかりと話をして、で、お金を払うべきだと思います。

 

さて、犬を購入したら、次は、予防接種。

 

絶対に打たなければならないものが、狂犬病の予防注射。Rabiesとも言われていて、ほとんどの地域で法的に義務付けられているようです。最初の接種は生後3〜4ヶ月くらい。Sunnyはうちに来た次の週くらいに犬猫病院で打ちました。1度打つと、3〜4年後に打つのが普通のようです。

次が、DHPP.これも一般的によく接種されるようで、4つの主要な犬の病気(ジステンパー、犬伝染性肝炎、パルボウィルス、パラインフルエンザ)に対するコンボワクチンです。

この2つを打てばとりあえずはOK。あとは、蚊の多い地域の場合には、ハートウォームの注射も売っておくべきかと。ハートウォームは日本でいうフィラリアってやつです。カリフォルニアには蚊はほとんどいないのですが、Sunnyも打っています。

あと、とにかく色々な予防接種もありますが、犬猫病院によっては、お金儲けのために、あれも打て、これも打てと進めるところもあるので、注意が必要です。犬にとっても、人間と同じように、本当に必要なもの以外は打たない方が良いと思います。

 

で、予防注射を打つと同時に、犬の登録をしなければなりません。

 

アメリカに限らず他の国でも(日本では?)、犬を地域の動物管理局に登録することが義務付けされています。普通、登録には、狂犬病のワクチン接種が終わっていることを証明する書類が必要になります。一度登録すると、犬にはIDタグが発行されて、それを犬の首輪につける必要があるようです。あれ?Sunnyの首輪にそんなの付いてたっけ???で、この登録はもちろん定期的に更新する必要があります。更新の時にも、狂犬病のワクチンの更新証明が必要な場合があります。費用はそれほどしなかったと記憶しています。

場合によっては、(ちょっと可哀想ですが)マイクロチップを埋め込む場合もあります。アメリカでは法的には義務付けはされていないと思います。多分…。米粒くらいのチップを犬の皮下に埋め込みます。このチップには識別番号は入っているとか。その番号を読み取れば、どこの犬かというのがわかるようになっているんですね。ちなみにSunnyも知らないうちに埋め込まれていました。もちろん有料です。その識別番号はデーターベースに登録されていて、もし、犬が迷子になったら、その情報を読み取って飼い主の元に返すことができるってことでしょうね。

 

はい、注射、登録が終わって、やっと落ち着いて犬と生活ができるようになりました。

アメリカでの飼育環境ですが、ほぼ屋内で飼われているようです。場所によっては(例えば庭が広いとか)屋外で飼われているような場合もあるようですが、少ないですね。私の住むサンディエゴ界隈で外飼いの家を見たことがありません。てか、夏に40度近くも気温の上がるようなところで、外で犬を飼うのはありえないですよね。Sunnyも常に家の中にいます。夏の暑い時には、家の中で遊ばせますね。

 

はい、最後に、ご飯、餌ですか。

おそらくドッグフード(アメリカではドライフードと言います)がメインでしょうね。うちのSunnyみたいに毎食手作りのご飯をもらってるような犬はかなり少ないと思います(と勝手にそう思っていますが)。日本のペットショップでもそうだと思いますが、とにかくめちゃたくさんの種類のドッグフードが売ってますよね。どれがいいのかよくわからない。

うちのSunnyの食事ですが、朝晩の2回、その間、おやつ(トリーツ)を食べます。毎食手作り。肉と他のもの(野菜とかご飯とか)の割合を7対3にして作っています。まぁ、とにかくお金のかかる娘です。おそらくMasaよりも高級なものを食べてるんじゃないかな。おやつにしても、市販のうん10ドルもするような高額のものを買ってもらっています。俺のおやつ、その10分の1くらいじゃないかなぁ…。

 

とにかくSunnyがうちにいてくれるおかげで、毎日楽しく過ごしています。これからも大事にしよっと。 

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