アメリカに語学留学

私が2002年に渡米してきた最初の目的は語学学校に行くことでした。

アメリカの大学に入学することが目標でしたが、多くの留学生が、その前の準備として語学学校へ行きます。

アメリカの大学に入学するには、外国人の場合、TOEFL(Test Of English as a Foreign Language)というテストを受け、合格基準の点数を取らなければなりません。合格基準の点数は、学校により違うので、チェックが必要です。

今回ここでは詳しくTOEFLについては書きませんが、語学学校によっては、このTOEFL専門のクラスが設けられていることもあるようです。
その他にも、TOEIC強化用のクラスがある学校もあります。

その語学学校にもいくつか種類があります。

・4年制大学に付属の英語学校

“ナントカ大学Extension”と呼ばれ、4年制大学が経営しているエクステンションプログラム(正規の大学生以外も受講できるクラス)の一部として、留学生のために英語のクラスが用意されています。
ESL “English as Second Language”などと呼ばれますが、名前は学校により変わる場合もあります。
これは規模も大きく、レベルによってクラスが3つから5つくらいあります。

私が通ったのも、カリフォルニア大学アーバイン校のエクステンションであるESLでした。

大学付属の英語学校の長所として
・クラスのバリエーションが豊富
・レベルが上がれば大学のクラスを受講できる選択がある
・(人の話によると)クラスのクオリティが高い

短所として
・授業料が割高

 

・プライベートの語学学校

これはプライベートで運営されている語学学校で、外国人留学生のための英語クラスだけオファーされています。
名前も学校により異なり、クラスの数やサイズ、種類なども、学校によってばらつきがあるようです。

長所は
・大学のエクステンションに比べて授業料が安い(ピンからキリまで選択肢がある)
・町によって、色々なロケーションにある

短所は
・大学のエクステンションに比べてクオリティが低い

などでしょうか。
授業の内容や授業料、ロケーションまで選択肢が多いのはこちらでしょうね。

 

・公共のアダルトスクールの語学学校(変な学校じゃないですよ)

これは、市が運営する”アダルトスクール”または”Continuous Education(継続教育?)”と呼ばれる、社会人になった大人のための学校の一部です。
この学校自体が、学生用にデザインされたものではなく、オファーされている授業は多種あります。たとえば、「エクセルの使い方」や、趣味の「陶芸」、職業トレーニングのための「機械工」のクラスなどです。
このアダルトスクールは2年制大学に併設されていることもあります。
ここでは外国人のための英語のクラスがありますが、注意が必要なこととして、「学生ビザ(F−1ビザ)は発行されない」ことが多いです。

長所として
・授業料が安い、または無料
・学校への拘束が少ない

短所として
・学生ビザはもらえない
・授業のクオリティは低い

短期でアメリカに滞在する場合や、低予算留学、半分観光・半分勉強したい、パスポートの滞在期間の3ヶ月をギリギリまで使って語学留学したい、という人はおすすめです。
ここサンディエゴにはご存知の通り、メキシコ人がたくさんいます。このアダルトスクールの英語学校に行って、英語よりスペイン語を覚えたっていう私の友人もいました。笑

 

 

と、とてもざっくばらんに分けてみましたが、学校によってもビザのポリシーや、授業内容は異なるので、必ず学校に問い合わせてみてください。
「でも英語じゃ自信ないよ〜」と言う人は、電話よりもメールがおすすめです。オフィスで日本人が働いていることもあるので、とにかく聞いてみることが一番です。

 

語学学校では、アメリカの大学では触れ合わない異文化交流ができて、とても貴重な体験になりました。
私は韓国人の友達が増えて、韓国語を覚えたり、韓国料理をよくごちそうになって、本場の(?)カルビのおいしさに感動しましたね〜。あとは、イタリア語のよくない言葉を覚えたり。笑
学校でメジャーリーグの試合を見に行ったり、ビーチでBBQパーティなどのアクティビティもあり、学校の外でアメリカの文化を学ぶよい機会にもなります。

 

Erina

2011-07-17   02:17:25 

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