アメリカのギャングについて調べてみた
みなさん、こんにちは。Masaです。
今日、テレビを観ていて、サンディエゴのギャングについて語られていたので、今回はアメリカのギャングについてお話ししてみたいと思います。
ま、説明するまでもありませんが、「ギャング」は日本でいう暴力団みたいなものですね。反社会集団、反社ともいうかもしれません。最近は日本の暴力団も平成4年に制定された暴力団対策法で、かなり弱体化しているように見えます。私だけかな…。それでも、山口組とか稲川会とか、住吉会など、合わせると今でも1万6千人くらいいるようですね。
さて、アメリカには非常に多くののギャングがいます。その活動範囲とか影響度は都市や地域によって違っているようです。ドラッグ取引とか武器取引、組織犯罪、人身取引や詐欺など、いろいろな違法活動を行っています。ま、この辺は日本の暴力団と同じですかね。
ここからはサンディエゴに限っての話になりますが…
ロサンゼルスはアメリカのギャング文化の中心の一つとして知られているようですが、サンディエゴでは、ロサンゼルスほどの規模や知名度はないようです。サンディエゴのギャングは、メキシコとの国境が近いので、国際的な犯罪グループとの関連も指摘されているとか。ドラッグ取引はもとより、人身取引など、そりゃ極悪非道の行いをしているようです。
サンディエゴには、ローガンハイツ(Logan Heights)ギャングという、サンディエゴで一番歴史があって長寿のヒスパニック系ストリートギャングがいます。
ローガンハイツギャングは、20世紀中頃から活動を開始したようで、主にサンディエゴのローガンハイツ地区を拠点としています。
他のストリートギャングと同じように、ローガンハイツギャングもドラッグ取引や武器取引、恐喝、縄張り争いなどのいろいろな違法行為活動に関わっています。ギャング間の暴力や縄張りをめぐる争いも多いです。たまにニュースに取り上げられるのを見ることがあります。
ドラッグ取引は、日本同様多くのギャングの収益源になっているようで、マリファナ、コカイン、ヘロイン、メタンフェタミンなどの取引が行われているようです。
武器取引も頻繁ですね。マシンガンのような非合法な武器もギャング間で売買されているようです。
人身取引みたいなものもあるようですね。特に女性や子供を対象にした性的な搾取のために取引されているみたいです。流石に臓器売買なんてことには利用されないですよね。もし、今でもそんなことがあったら怖い…。
ローガンハイツギャングにはいくつかの分派があるようです。日本の山口組系竹中組とか、山口組系弘道会とか、そんなイメージでしょうか。分派はサブセットあるいはクリークとも呼ばれていて、Red Stepsとか30th Street、33rd Streetなんてのがあるようです。
ローガンハイツギャングメンバーは、タトゥー(刺青)や服装、手のサインなどで、自分がローガンハイツギャングのメンバーであることを示すみたいです。
ちなみに、ロサンゼルスやサンディエゴを含む南カリフォルニアは、「チカノ」と呼ばれるアメリカ生まれのメキシコ系アメリカ人が多く、「チカノギャング」と呼ばれるギャング集団も多いようです。
サンディエゴを旅行される予定のある人は、くれぐれもローガンハイツ地区には入らないようにしましょう。