アメリカのドネーション文化について考えてみる

こんにちは、Masaです。

 

今日は昨日とは話題をガラッと変えて、アメリカのドネーション文化について考えてみます。

 

「ドネーション」という言葉は、慈善団体や非営利組織などにお金や物を寄付する場合に使われることが一般的です。ホームレスの人たちを支援するための専門団体やシェルターに寄付をする場合は、その行為を「ドネーション」と言うことができますね。

 

アメリカはいろいろな面で、ドネーションや慈善活動に熱心な国として知られています。知ってました?

 

なぜか?それは、アメリカ特有の価値観とか歴史、制度なんかが関係していると思います。それをこれから考えてみましょうか。

 

アメリカの慈善活動の歴史ですが、アメリカが建国されてからずっと続いているようですね。教会とかが中心となって、貧困層やサポートを必要とするような人たちへ援助を行なってきました。19世紀や20世紀には、かのアンドリュー・カーネギーやジョン・D・ロックフェラーといった富裕層が大規模な慈善基金を設立して、教育や健康、芸術の分野へ寄付をしました。税金対策だったりして…。おっと失礼!そんなはずはありません。

 

上に冗談のように書いてしまいましたが、アメリカのドネーション文化は、実はその税制にも関係しています。アメリカの税制は慈善活動を奨励するような形になっているんです。日本ではどうなんでしょう。

 

非営利団体への寄付は税控除の対象となっているので、これが寄付をするインセンティブになるんですね。この税制の恩恵を受けるために。たくさんのアメリカ人は年末に慈善団体へ寄付をするんです。うちも、いらないもの、使わないものがあったら、近所のドネーション場所に持っていくんですね。で、そこでフォームをもらって、ドネーションしたおおよその額をそのフォームに書いて、それを確定申告時の証拠にする。そうすれば、その分だけ税金が控除されるって仕組みです。微々たるものですが、でも、バカにはできません。

 

また、アメリカにはマジ数え切れないくらいの非営利団体や慈善団体が存在しています。これらの団体は、社会的な問題や課題に対処するための重要な役割を果たしているんですね。環境保護とか、教育、健康、人権、動物の保護などなど、いろいろなテーマに焦点を当てた団体が活動しています。

 

最近は日本でもポピュラーになってきましたが、クラウドファンディングも増えてきましたよね。アメリカだとGoFundMeとかKickstarterが結構有名かな。これらのサイトは、個人や団体がプロジェクトの資金を集めるための場として人気を集めてますよね。こんなプラットフォームでも、慈善活動やドネーションの範囲がさらに広がっているということがわかります。

 

アメリカ文化は、コミュニティや社会への奉仕の精神が根付いていると思います。学校や大学では、ボランティア活動とかコミュニティーサービスの経験が重要視されていて、ほとんどの場合、卒業要件として求められているはずです。このような背景が、アメリカ人の慈善活動やドネーションに対する意識を高めているんじゃないかと。

 

さて、Masaの家には押し入れの中に眠っているようなものや、着ない服が結構あるので、近々それらをドネーションに持っていこうと思っています。我々は不要なものをドネーションすることで家の中をスッキリさせることができるし、ドネーションをされたものを使う側もまだまだ使えるものがいただけるということで、ウィン・ウィンの関係ってことですね。 

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