アメリカのメモリアルデーって何だ?

こんにちは、Masaです。

 

アメリカでは、明日5月27日は「メモリアルデー」で全国的に祭日です。日本で該当する一番近い祭日はというと、おそらく「お盆」ではないかと。

 

今日は、「メモリアルデー」について調べてみました。

 

メモリアルデーは、アメリカで毎年5月の最終月曜日に祝われる祭日、祝日です。ご存知の方も多いと思いますが、この日は戦争や軍事作戦で命を落としたアメリカ軍の兵士たちを追悼するための日です。日本の「お盆」とは少し違いますかね。お盆は、故人やご先祖様の霊を家に迎えて、供養する1年に1度の行事ですから、メモリアルデーはお盆と比べると狭いですかね。

 

それはそうと、メモリアルデーの起源ですが、南北戦争の後の1860年代に遡るそうです。その当時は「デコレーションデー」と呼ばれていて、戦没者のお墓に花を飾る日として始まったようです。正式には、1868年5月30日に、南北線省の北軍の退役軍人団体の「グランド・アーミー・オブ・ザ・リパブリック(GAR)が初めて公式にデコレーションデーを制定したようです。で、1971年、連邦議会がこの日を正式な祝日として定めて、「メモリアルデー」と改名したようです。ずいぶん最近のことなんですね。

 

最初は5月30日を「デコレーションデー」として固定されていたのですが、1971年に連邦議会が「Uniform Monday Holiday Act」に基づいて、5月の最終月曜日に移動されたみたいです。余談ですが「Uniform Monday Holiday Act」というのは、1968年に連邦議会によって制定された法律で、特定の祝日を週末に続く月曜日に移動させることで、アメリカ国民に3連休の週末を提供して、観光産業を促すことを目的としているそうです。さすが、アメリカですね。W in -Winで物事を考えていらっしゃる。

 

メモリアルデーの行事ですが、色々なところで、色々な式典、イベントが開催されます。場所はもちろん墓地が多く、たくさんの人たちが、戦没者のお墓に花や旗を飾ります。「アーリントン国立墓地」(国会議事堂の西側)では、、大統領やそのほかの政府高官、が参加する公式の儀式が行われ、テレビなのでその様子が放映されます。また、各地でパレードが開催されて、退役軍人や現役軍人、地元の学校のバンドなども参加します。

 

アメリカ国旗はメモリアルデーの朝、はんきに掲げられて、午後12時には完全に掲げられます。この儀式は、戦没者の追悼と、彼らの犠牲の上に続く生者の意思を表しているとか。ちなみに、Masaのコミュニティでは、誰がそうしてくれているのかわからないのですが、各家のフロントヤードの芝生に、ビニールのアメリカ国旗を立てています(以下写真参照)

他に、メモリアルデーには、「ナショナル・メモリアルデー・パレード」というのが、ワシントンD.C.のコンスティチューション・アベニュー(Constitution Avenue)で行われ、第二次世界大戦の生存者を先頭にして、現役軍人、音楽バンド、退役軍人などが参加します。時間は現地時間で午後2時開始とのこと。

 

我がサンディエゴでも色々なイベントが行われるようです。

 

Memorial Day in San Diego 

 

Masaはというと…特に用事もないので、家でリラックスすることにします。 

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