アメリカの国鳥って白頭ワシって知ってました?
こんにちは、Masaです。
今日のお題はタイトル通り。アメリカの国鳥って白頭ワシなんです。日本の国鳥はキジですね。
白頭ワシ、ご存知でした?英語ではBald Eagle(ハゲワシ?笑)といいます。あの鋭い目、独特の風貌はまさにアメリカって感じじゃないですか?アメリカの人たちにとっても特別な存在のようですよ。
白頭ワシは北アメリカ固有の大型の猛禽類らしいです。その名の通り、大人の白頭ワシは頭部がマジ鮮やかな白色で、対照的に体は茶色をしています。その鋭い目は見た目に違わずものすごい視力を持っていて、さらにその爪もかなりの握力があって、大きな獲物でもガッツリと掴むことができる、まさに狩の名手です。
この白頭ワシ、1782年にアメリカ合衆国の国章に採用されたそうで、それ以来、白頭ワシはアメリカの独立と力の象徴となったようです。独立戦争中、アメリカの建国の父たちは新しい国の象徴として白頭ワシを選んだとのこと。白頭ワシは自由と力強さを象徴していて、新しく生まれ変わる国の精神を表していると言われているそうな。
ただ…、20世紀に入ると、白頭ワシは環境汚染と狩猟によって絶滅の危機に瀕死したとのことで、特にDDTと呼ばれる農薬を使うことで、その生息数がかなり減ったそうです。でも、保護活動と法律の改正のおかげで、白頭ワシの数は徐々に回復して、2007年には絶滅危惧種から除外されたとのこと。
白頭ワシはアメリカの政治、文化、芸術の多くの面で象徴的な役割を果たしています。国旗はもとより、紙幣、政府のシンボルにその姿を見ることができます。普段何気なく生活しているとあまり目につきませんが、意識すると色々な場所で使われていることがわかります。また、独立記念日や記念行事など、国民的なイベントでは必ずと言っていいほど使われています。
アメリカ人にとって、白頭わしは単なる鳥以上の存在になっていると思います。アメリカの歴史、文化、そして国民のアイデンティティの一部として深く根付いているんでしょうね。この鳥はアメリカの自由、独立、そして強さの永遠のシンボルであり続けると思います。
白頭ワシとアメリカの関係と比べると、キジと日本の関係はそれほどでもないかなと思いますが、みなさんどうでしょう?キジが日本の国鳥だってことも知らない人も結構いたりして。ま、アメリカでも白頭ワシがアメリカの国鳥だって知らない人もたくさんいるでしょうけどね。