アメリカの食材を食べる!15【ポークリブ】
Maki-Kです。
今日の食材はPork rib(ポークリブ)。
Barbecue rib(バーベキューリブ)を作ります!
BBQリブ、レストランで食べるとおいしいですよね~。
でも家で作るにはちとハードルが高そう・・・。
いやいやいやいや。
これが、結構簡単にできちゃうんです。
参照したのはMartha Stewartのレシピ。元のレシピはこちら。
今回はCostcoでSpare ribs(スペアリブ)を買ってきました。どーん。
スペアリブが3枚入っています。
ポークリブには部位やカットの違いで(baby)back ribs(バックリブ)、spare ribs(スペアリブ)、Saint Louis cut ribs(セントルイスカットリブ)などいくつか種類がありますが、まぁ基本的に味は同じです。
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では早速下ごしらえします。
※生肉の取り扱いには注意しましょう。調理器具、カウンター、手を後でよく洗ってくださいね。
リブをパッケージから出します。
かなり大きいので作業場所を最初にきちんと確保しててから、作業に取り掛かりましょう。うちはキッチンが狭いのでこれで精一杯。
大きくて取り扱いにくいので、今回はリブを3分の1に切って調理しました。
BBQパーティなどで「見せ」たいときは、もちろん大きいまま焼きます。
Rub(肉に刷り込むスパイス)を作ります。
ブラウンシュガー、塩、コショウ、Smoked Paprika(スモークパプリカ)、パプリカ、クミン、etc.
ブラウンシュガーをたっぷりと、スモーキーフレーバーなものを中心に、適当に混ぜます。スパイシーにしたいならチリパウダーなど追加。リブ3枚なら計量カップ2杯分作ります。そのうちブラウンシュガーがカップ1杯分くらい。
市販のBBQスパイスでもOKです。
アルミホイル(Heavy duty)のうえにパーチメントペーパーを重ねてひいて、リブを載せ、スパイスを全面に刷り込みます。
すでにおいしそう。。
アルミホイルとパーチメントペーパーを一緒に折って、リブを包みます。
リブの量が多すぎたので、今回は下ごしらえした後ジップロックにいれて冷凍しました。
こちらはまた後日のお楽しみ♪
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次に焼きます。300°F(℃)でじっくり三時間。
以下チャコールグリルでの焼き方の紹介。
※BBQグリルでなくオーブンで焼くこともできます。
オーブンで焼くときはベーキングシートにアルミホイルで包んだリブを載せ、300°Fで3時間焼きます。最後にソースを塗ってBroilしますが、これは記事の最後の方を見てください。
ところでみなさん、Charcoal briquettes(チャコールブリケット)や木炭にどうやって火をつけますか?着火剤?
うちでは下の写真に写っているChimney(チムニー)を使います。
着火剤を使わないので食材にケミカルな臭いが付かないし、早くて確実。
チャコールグリルを使うときは、断然おススメです。日本でもチムニースターターなどという名前で、ホームセンターで売っているのでチェックしてみてください。
うちの年季の入ったチャコールグリル。
チムニーもそうとう年季入ってますね(汗)。
チムニーの上にチャコールを入れて、下には新聞紙をつめます。
さて、新聞紙をどう使ったら一番うまく火がつけられるか。。。
キャンプ場で薪を焚いてご飯作るときの、お父さんの腕の見せ所。
いろんな流派がありますが、Maki-K流はこれ↓↓
新聞紙を縦に裂いたものを
ひねります。
これで火がつきやすく、しかも長く燃える。
お試しあれ。
新聞紙をチムニーの下部につめて(できるだけたくさんつめますが、ぎゅうぎゅうに押し込むまでつめなくても大丈夫です)、新聞紙に着火。
もくもくもくーと煙が上がって・・・15分くらいほったらかしにします。
いい感じにチャコールが燃えてきました。
チャコールをチムニーから出して、グリルの片方に寄せて乗せます。
これでグリルの準備完了。
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グリルの準備ができたら、次はリブを載せます。
リブには、火が直接当たらないようにチャコールと反対側へこんな感じでおきます。リブをグリルに載せる専用のラックが売ってるので、それを使ったら簡単ですが、ラックなしでも大丈夫。
グリル内の目標温度300°F(約150℃)。BBQグリルの中を対流する熱でじっくり焼きます。
※ガスグリルでも要領は同じ。直火が当たらないようにリブをおいて、300°Fで3時間。これだけ守れば大丈夫。
フタを少し外してかぶし・・・・待つこと3時間。
※途中、30-40分に一回、チャコールを一すくいづつ足します。チャコールを足すのを忘れると途中で燃え尽きてしまうので、ご注意を。
チャコールを足すときには一度グリルに乗っているリブをどけなければいけないので、ちょっと手間ですが、おいしいポークリブのため。がんばりましょう。
そして3時間後。。。
おお~。中はどんなになってるんだろ~。
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さて、BBQソースです。
たくさんの種類がお店で売ってます。どれを買おうか迷うくらい。
今回用意したのは、Dr Kazが来サンディエゴした際、BBQの本場カンザスから買ってきてくれたEAT Barbecueのソース(左)と、近所のスーパーで買ったStubb’sのソース(右)。味比べをしてみました。
リブをアルミホイルから取り出して、はけで両面にたっぷりソースを塗ります。
そしてBBQグリルの端に寄せていたチャコールを広げて、火力UP!ソースをつけたリブをグリルに載せ、直火でソースがプツプツとなってさらに少し焦げ目がつくまで焼きます。片面2分くらいづつ。両面焼きます。ソースたっぷりがお好みなら、ソースを追加で塗ります。
今回は、うちのグリルがあまりにもきたなくて(恥)、リブを直接載せたくなかったので、最後の仕上げをオーブンでやりました。オーブンをBroilにセットして、ソースを塗ったリブをベーキングシートに載せて投入。軽く焦げ目がつくまでBroilします。5分くらい。
できました~!
BBQリブにテーブルロール、サラダ。ビール。アメリカンな食卓♪
お肉はじっくり時間をかけて焼いたのでとっても柔らか。骨からほろりとはずれます。BBQレストランで食べるのと同じ!
ソースはEAT Barbecueに軍配が上がりました。 さすが賞を受賞している味。甘味と酸味のバランスがよかったです
。
さぁみなさん、今週末はBBQリブ、いかがですか?
う~ん、これは本格的なBBQアメリカンフード!
チャコールグリルは私の苦手な分野。そのあたりもちゃんと説明してあり
わかりやすい内容でグリルしたくなるなあ。
私は8年くらい前にコスコで買ったガスのグリル。
今Costcoのウェブサイトで見たら 同じのが1500ドルくらいになってた。3倍以上のお値段になってる。 びっくり。シーズンオフになるのにね。
ところで、
リブには ブラウンシュガーをつけるんだ。これは知らなかった。
焼き目と味が「BBQリブ」って感じになるには 砂糖が必要かな。
「リブにスパイスを全面に刷り込」、この後 冷蔵庫で一晩置くの、
それともすぐにBBQやるの?
リブの好きな人には このMaki Ricipeは とってもいいね!
シゲさん
うちはチャーコールグリル派です。チャコールグリル、二台あります。
二台目を買うときにシーズンオフのセールを狙ってたんですが・・・なんと、サンディエゴは値段が一年中変わらず。まぁ、確かに冬も外でBBQできますもんね。で、結局秋に行ったコロラドで安くなっていたので、コロラドで買ってサンディエゴまで飛行機で運んで来ました。まだCheck-in荷物に課金しなかった頃なので、追加料金なしで運べてよかったです。
シゲさんのガスグリル、すごいインフレ率ですね!
リブはrubを刷り込んだ後、すぐ焼きました。でも、一晩寝かせるともっと味がしみておいしいかも!BBQリブの味付けって、結構甘いですよね。
甘味と酸味としょっぱさとスパイシーさ。自分が一番好きな味目指して、いろいろ試して作ってみてください。レストランだと、味の調節できませんからね~。
今年のブロックパーティにどうですか?
「リブ」っていう言葉を聞いただけでヨダレが出ますねぇ。
それにしてもBBQリブはこんなに大変なんだ。手間がかかるから、レストランでも結構な値段なんでしょうね。
でもレストランのリブって、どこに行ってもソースかけすぎで”killing flavor”な感じがします。
我が家のリブは、クロックポット使用です。
リブとソースを投入して放っておくだけの超簡単レシピ。お肉もホロホロして、ドライにならないので私はクロックポットが好きです。
でもMakiさんのspice rubはやってみよう。この下ごしらえがあるかないかで、全然違う気がします。
Erinaさん
そう!
お店で食べると、肉食べてるのかソース食べてるのかわからない!
クロックポットも手間かからなくていいですね。
今度やってみよう。
一つBBQで一つクロックポットで一つ煮込みにしてみよう。
BBQも3時間といわず10時間くらいやってみようかな。うーん、今から出来上がりが楽しみだ~。