アメリカのGen Zと日本のZ世代
こんにちは、Masaです。
最近(?)日本では、「Z世代の若者は何を考えているか全くわからない」とか「我々昭和、平成世代の人間とは全く考え方が違う」とかよく言われていますよね。アメリカでもZ世代、「Generation Z」の話はありますが、日本でほど話題に上ることはないかなぁとMasa個人的に思っています。ただMasaがそのあたりの話に触れる機会がないだけなのかもしれませんが。
そんなわけで、今日はアメリカのGeneration Zについて話をしてみようと思います。情報集めにかなり苦労しました。なので、言葉足らずのところもたくさんありますし、Masaの理解が正しくないところもあるかもしれませんので、その辺はご容赦ください。
アメリカのジェネレーションZは1990年代半ばから2010年代初めに生まれた世代を指していて、ミレニアル世代に次ぐ人口統計群です。この世代はデジタル技術とインターネットが広く普及している環境で育っていて、そのため「デジタルネイティブ(Digital Native)」とも呼ばれます。
ジェネレーションZの特徴として、以下のようなことが挙げられています。
ジェネレーションZはスマートフォンやソーシャルメディアが生活の一部となっていて、これによって、その前の世代とは、情報の取得とかコミュニケーションの方法が大きく変化しています。
また、ジェネレーションZは、歴史上最も多様な世代の一つと言われていて、人種、性別、性的指向などに関することを包括的に捉えるような傾向があるそうです。
さらにジェネレーションZは、教育とかキャリアに対して、非常に意識が高くて、良い成績を取るための努力とか、将来の職業の見通しに重点を置いているとか。…この辺り、日本のZ世代と比較してどうなんでしょうか?
また、気候変動や社会正義などのグローバルな問題に対して意識が高く、積極的にこれらの問題への関与や解決を求める動きもあるようです。
精神的な健康に関する意識も高くて、ストレス管理とかメンタルヘルスの重要性について理解をしていて、適切なケアを求める傾向にもあるようです。
さらに政治に対する関心が高く、投票や社会運動に積極的に参加する傾向にあるとか。
なんか、我々昭和世代、平成世代とは違って、何事に対しても意識高く、積極的に取り組む傾向にあるみたいですね。そういう意味では見習わなきゃならない。
こんな意識の高いアメリカのジェネレーションZですが、日本のZ世代と比較するとどんな共通点、違いがあるんでしょうか。
まず、デジタルネイティブという点では、どちらも当てはまりますね。日本のZ世代もソーシャルメディアやデジタル技術には精通していると言えますね。なので、情報の取得方法やコミュニケーションの方法も似たようなところがあります。
日本のZ世代も多様性への意識が高まっているようで、そういう意味では、多様性への意識というのは世界的なトレンドになっているのでしょうか。
では、違いは何か。日本、アメリカは文化が違います。なので、容易に想像できるのは、文化の違いによる「違い」があるはず。
アメリカのジェネレーションZは、アメリカが多民族国家ということもあって、多様な文化的な背景を持っていて、そういう意味で個人主義とか自己表現の自由が強調されています。他方、日本のZ世代は、「日本文化」という「均質」な、というか、「平均的な」文化背景の中で育っているので、集団主義とか社会的な「調和」を重視する傾向があります。
また、政治とか社会への関与についてですが、アメリカのジェネレーションZは政治的な問題に対して声高に参加しいますが、日本のZ世代は比較的控えめで、政治よりも個人的な興味や趣味に重きを置いているんじゃないでしょうか。
テクノロジーとか消費行動はどうでしょうか。アメリカのジェネレーションZは、新しいテクノロジーをいち早く積極的に取り入れる傾向にあり、また消費行動もオンラインを積極的に取り入れています。一方、日本のZ世代はテクノロジーを活用していながらも、伝統的な消費スタイルを継続しているという話もあります。
まとめてみると、アメリカと日本のZ世代はグローバルなトレンドに影響を受けつつも、それぞれの国の文化的・社会的な背景に根ざした独自の特性を持っていることがわかります。アメリカのジェネレーションZは「社会的な自由」と「多様性」を重んじ、一方日本のZ世代は「伝統」と「社会的調和」を大事にしている点が目立っていると言えるかもしませんね。
ということで、Masaにとっては今日の話かなり難しいので、「考え方違うんじゃないの?」とか「私、俺はそうは考えない」と思う方もいらっしゃるはずです。そんな方はコメントをお願いします。うまく回答できるか全く自信はありませんが。
私も昭和世代なので Gen Z はよく分かりません(笑)ただ、Masaさんが書いておられることに一つ付け加えるとすると、コロナによる Shutdown の影響を強く受けた世代かなと思います。学校がいきなり Shutdown され、地域によってはリモート学習が始まるまで時間がかかっていたし、そのリモート学習もやっつけ仕事的で、結果的に学習に遅れが生じた子供達がたくさんいるようです。あと、外出制限で家に籠る期間が長くて、制限が解除されてからも元の生活に戻れない、特に人間関係をどうして良いか分からない、他人との対面のコミュニケーションに強いストレスを感じる子供達がたくさんいるようです。
けいさん、コメントありがとうございます。確かに今の若者世代はコロナの影響をモロに受けてますね。友達と一度も顔を合わせることなく入学して卒業したような子供達もいるのかもしれませんね。そういう意味で、人との集団生活とか触れ合いとかの機会が我々の時代よりも少ないのかもしれません。なので人付き合いの苦手な子供たちも増えるのでしょうか。