アメリカ人のスモールトーク
先日ちらとお話しましたが、今日は、久しぶりにサンノゼ出張。日帰りでばたばたはしましたが、結構実のり多い出張になりました。
出張の話は置いておいて、サンディエゴへの帰りの飛行機の中での話です。
乗り合いバスと呼ばれている(って、読んでいるのは自分だけか...)サウスウエストだったのですが、乗った便がちょうど帰宅時間だったこともあり満席。私は、最後部の窓側に座りました。私の隣には毛むくじゃらのお兄さん。その隣がお尻の大きな太ったおばさん。
サンディエゴエアポート到着の30分前のこと。
おばさんが、外の景色を見て、
「あら、今日のサンディエゴ、やけに雲が多いわね。気温はどうなのかしら。」
と、独り言のように話しました。すると、となりのお兄さんが、
「どうでしょう、(華氏)70度くらいとか言ってましたけどね。雲が多いからもう少し低いかもしれないな。」
おばさん「サンディエゴもビーチ側に来ると本当に過ごしやすいわよね。私なんか内陸のEl Cajonに住んでるから、海沿いよりも10度は高いわ。」
お兄さん「内陸は暑いですからね。私なんか、この夏から、アリゾナのツーソンに転勤になったんですよ。もう大変。狂ったように暑いですよ。」
おばさん「あら、それは大変ね。日中は100度、越えるんでしょ?」
お兄さん「ええ、110度くらいは平気でいきますよ。でも、5、6時間西に車を飛ばせば、サンディエゴに行けるから大丈夫(笑)。」
おばさん「確かに(笑)。うちの会社のボスはアリゾナのフェニックスからサンタクララに転勤で本当に喜んでたわ。」
お兄さん「そりゃ別世界ですからね(笑)。うちの会社の本社はサンディエゴのLa Jollaにあるんですけど、場所としては最高だと思ってますよ。」
おばさん「あら、あなたの会社も?実は私の会社もよ。支社なんだけどね。本社はサンタクララ、今日はそこにミーティングに行ってきたの...」
...と会話はどんどん続きます。
私はその横で....外の景色をひたすら見ていました...。
ちょっとした天気の話から、会社の話になって...最後は名刺交換してました。
スモールトークを使えば、コネクションが広がりそうです。
その通りですね、スモールトークから思いがけない方向に発展したり、実は知り合いの知りたいだったりとか…何の気なしに言葉にしたときこそ、すごく広がる気がします。
私にとってアメリカは、そこが一番面白いです。
カズミさん、コメントありがとうございます。
最初は少し勇気が必要ですね。でも、ちょっとした会話が、後で大きなつながりになったりして、面白いですね。
私の場合、相手と共通の話題を探そうとしてしまうので、どうしてもタイミングを逃します。そう言う意味では、会社内でのスモールトークは結構やりやすいですし、それが元で結構助けてもらうこともありますね。
いずれにしても、スモールトークは大切でしょう。
話しかけるタイミングは難しいですね。
「あなたと話したい」オーラが出まくってるとびっくりされちゃうし。笑
「ちょっと独り言」っぽく始めて、それに引っかかったらそこから会話を発展させるっていうのがコツですかね。
でも飛行機の隣り合わせはちょうどいいかもしれませんね。
お互いにしばらくの時間は動けないわけですし。楽しい人ならいいですけどね。
>「あなたと話したい」オーラが出まくってる
おー、こういうのあるある。一生懸命こっちをみて話そうとしてるんだけど、こっちはあちらと目を合わせなかったりして(笑)。
私自身も、日本行きの飛行機の中で知り合いになった人がいて。その人になんて話しかけたかと言うと、Sky Mallとか言う雑誌ありますよね。その人、それを一生懸命読んでるんですね。で、気になったので、「何か面白いもの載ってます?」なんて聞いたのがきっかけで、日本に到着する直前まで話してましたよ。
しょーもない話でもきっかけになりますね。
そうです!オーラはほどほどに。笑
私も日本に帰る飛行機で、最後列の2席しかない列だったので、隣に座った日本人の方とず〜っと話をしていたことがあります。
やっぱり、無人島では生きていけないな、私。
出会いって、どこにあるかわからないですからね。1つ1つ大切にしたいです。なので、「ひらめき」があったら、なるべくその人と話をするようにしています。