アメリカ企業で働く場合に必要になる英語力

Masa
11/21/2007

ピュアなアメリカ企業で働いている私の英語力はどの程度か、興味がある
かもしれませんね。



TOEICで何点くらいなんでしょう。実は怖くてアメリカへ来てからは受けたこ
とがありません。アメリカ人とバリバリ話しながら仕事をしているんだから、
相当良い点が取れるはずだと自分自身でも信じきっているので、怖くてテス
トなんか受けられません。と言うか現実を知るのが怖いだけだったりして(笑)。



日本からアメリカに来る時、確か10年くらい前ですが、TOEICで700点ほど
取ったのを覚えています。その会社では、その点を取れば、技術者としてア
メリカに駐在できるレベルでした。



少し自分に自信を持ちましたよ。「俺って結構英語力あるなぁ」などと思って
ました。



で、アメリカに赴任第一日目、自分の英語力の低さに落胆しました。相手の
話していることが、半分以上分からないんですから。理解力は2~30%くら
いでしょうか。知っている単語がポロポロと出てくるのは分かります。でも、
今まで聞いたこともないような言い回しがたくさん。



例えば、”How’re you doin’?”、”What’s up?”。知っている人は、知って
いると思いますが、中学や高校の教科書には載っていませんでした。



また、単語を知っていても、それをどういう場面でどのように使うかが分かっ
ていなかったのです。



良く言いますよね、「相手の話を聞いていて分かるんだけど、話せない。」
って。あれ、本当は聞いていても分かってはいないと思うんですよ。



相手の口から出てくる、自分の知っている単語をつなぎ合わせて、ただ想
像しているだけに過ぎないんですね。



相手の英語がほとんど分かっていれば、つまり、相手がどのような言い回し
で話しているのかが、理解できていれば、当然、自分もそのように話し返す
ことが出来るはずですよね。



でもそれが出来ないと言うことは、相手の口から出てくる一語一語が耳に
入ってきて、それを頭の中で理解できていないってことでしょう。



一語一語を頭の中で理解するってことは、頭の中で英語を日本語に訳すっ
てことではないですよね。英語が頭の中に、すぅ~っと入ってきて、それを
イメージとして理解するってことなんです。



これ、歳を取るにつれて、徐々に難しくなってくるんです。私のような歳にな
ると、多分不可能でしょうね。



だから英語では苦労しています。



この続きはまた後ほど。



取りとめもない話で失礼しました。

 

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2 comments on “アメリカ企業で働く場合に必要になる英語力”

  1. Masaさん今晩は!初めまして。アメリカ在住10余年のいちろうと申します。楽しく(旧ブログ含めて)読ませていただきました。

    確かに、英語圏の英語(?)はスラングというわけではない立派な日常語ですが、日本で習った英語とはかなり違いますね。言い回しや、リエゾンによる音の違いに悩まされますね。

    Gotcha!, I’ve got to go. She don’t care. 等や、発音では、[アイゴナゴー]、 [アイトージュー]、 [ミッダーノ(マクドナルド)]、それから、Meをやたら主語に使う層もいますね。

    私も来米時は、”What’s up?”と問われ、”Eh?????”で凍りついた事を思い出しました。

  2. いちろうさん、はじめまして。コメントあり
    がとうございます。

    そうですね、日本で習った英語が使えない
    ことがよく分かりました。

    今じゃ、”…you know…”とか、”gonna”、
    “wanna”なんかを意識せずに使えるよう
    になったことに、自己満足しております。

    その昔、「ホッタイモイジッタナ(What time
    is it now?」を聞いて笑った覚えがありま
    すが、実際、アメリカ人の英語で聞いてみる
    とそのものであることに驚きました。

    お互いにいろいろな笑い話がありそうですね。

    今後ともよろしくお願いいたします。

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