アメリカ企業の勤務時間

アメリカ企業での勤務時間ってどうなってると思いますか?

私が今までに働いたことのある会社では、従業員ハンドブックに、週40時間と書いてありました。

日当たり8時間、週5日勤務。日本と同じです...。表向きは。

でも、はっきり言って、従業員の判断に任せられていると言うのが現実です。

ある人は、しっかり8時間働きますし、ある人は、残業バンバンしてますし、ある人は、朝10時に出てきて、夕方5時には帰ってしまいます。日当たりの労働時間は6時間程度ってことになりますね。

ホワイトカラーはタイムカードがありませんし、年俸制で残業代が付きませんから、勤務時間をしっかり守っている人は、そうそう多くないと思います。

朝、歯医者に寄ってから出勤する場合でも、前日に所属グループに向けて、メールで「11時ごろ来ます」のようなメールを送ってくるだけで、特に何もしません。それに対して、彼のボスも特にコメントしたりするようなこともしません。

あるいは、「今日は結婚記念日だから早く帰る」と3時ごろにそそくさと帰っていく人たちもいます。また、子供の誕生日だったりすると、朝からそわそわ。ほとんど仕事になってないんじゃないかな。で、3時ごろに早々に帰ります。有休届け、出した方が良いくらい。

今の会社の上司に言われたのですが、1日のうち、ある時間出てくれば、外出届けのようなものは出す必要はないと。思わず笑ってしまいました。

つまり、丸一日休む時以外は、会社への届けは必要ないと言うことです。もちろん、マネージャの判断次第なんですけどね。マイクロマネジメントしているようなマネージャだとこうはいかないと思います(私はそう言うマネージャに当たったことはありませんが)。

また、私の同僚のプログラムマネージャ。ある日、私に電話をよこして、「今日は、ガレージの修理が来るので、一日、家で働くから。あとはよろしく。」だと。

まぁ、プログラムマネージャは、電話とパソコンさえあれば、どこでも仕事できますから、特に問題ないわけで。日本語で言う、「サテライトオフィス」ってやつでしょうか。

日本から考えると夢のような話かもしれませんね。朝から「会社に存在する」ことに意義がありますから。「ミーティングに出席している(『参加している』と言うことではありません)」と言うことに意味がありますから(私の昔の会社の話です)。

ただ、私の周辺の人間だけかもしれませんが、忙しいときには、死ぬほど働きますよ。

一般的にアメリカ人は働かないと言いますね。自分の仕事が終わったら、他が終わってなくても、無責任に帰ってしまうと。

そう言う人も中にはいますが、そうではない人の方が多いですよ。私のいる会社は、近所でも有名なほど、がむしゃらに働く人が多いです。

オフィスは「不夜城」とも言われています。年収いくらと決まっているのに、「そんなにも働くか」くらい働く人も多いです。朝、メールを開いてみると、なぜか、夜中の2時、3時ごろにたくさんのメールが入っていることがあります。「どこかに出張してたの?」と思うのですが、聞いてみると、ラボで働いていたとか。

まぁ、こう言う人たちは、「チャレンジ」することに生きがいを感じているんでしょうね。将来、がんがん伸びていく人たちでしょう。

私は、がむしゃらタイプかもしれません。

チャレンジ、チャレンジ。 

Visited 123 times, 1 visit(s) today

4 comments on “アメリカ企業の勤務時間”

  1. 皆大体フレックスですか?
    担当がいつもいなくて困ってます。・゚・(ノД`)・゚・。

  2. 鼻さん、初めまして、、、ですかね。コメントありがとうございます。

    フレックスかどうかは、職種にもよると思います。工場とかインサイドセールスなどは時間通り出勤する必要があると思いますね。

    わたしのような、技術職とか、営業、企画なんかは、フレックスの場合が多いかもしれません。

    会社にもよると思います。日系企業の場合は、割と出勤時間が決まっているところも結構あるような。。。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です