カタカナ英語

Aya
08/25/2011

アメリカに来たばかりの頃、これって英語?って思う言葉がたくさんあった。例えば、「キッチンペーパー」は、英語では「ペーパータオル」。「ソフトクリーム」というのも、カタカナ英語。英語では、「ソフトサーブ」または、「ソフトサーブアイスクリーム」という。他にも、「ガスコンロ」のことは、「ストーブ」と言ったり、「アルミホイル」は、英語では、「ティンホイル」という。日本語で、「キャンディ」というと、飴を連想するけれど、英語で「キャンディ」というと、飴とは限らず、チョコレートや、キャラメルなどの甘いものという意味になる。一番身近な例では、「パンツ」というのも、日本語と英語では別の物になる。日本語では、「下着」で、英語では、「ズボン」という意味。「リンス」も英語では「コンディショナー」。「リンス」というのは、「洗い流す」という意味になる。そう考えると、いろいろあって、おもしろいですね。

これは、有名な話だけれど、日本でコーヒーのメニューには必ずある、「アメリカンコーヒー」というものは、アメリカには存在しない。これは、まさしく日本人が作り出したもの。「アメリカンドック」というのも、こっちでは「コーンドック」という。「ホットドック」も、日本ではソーセージがパンに挟まったものをいうけれど、アメリカでは、ホットドックに挟まっている、ソーセージのことを「ホットドック」といっている。ソーセージは、ソーセージ、ホットドックは、ホットドックで、別の物なのだ。ちなみに、日本で言う「ウィンナー」というのも、英語ではない。

日本語での読み方と、英語での読み方が違うものも、たくさんあって、「ゴディバ」は「ゴダイバ」、「イケヤ」は、「アイキア」 「ニコン」は「ナイコン」などなど。日本では知らなかったことが たくさん。

英語の略語にも、日本では馴染みのない言い方が たくさんある。例えば、「リモコン」は、「リモート」、「エアコン」は、「AC」、「ケンタッキー」は「KFC」(これは、ちょっと違うか…)「KFC」の流れでいくと、「バスキンロビンズ」もそう。日本では、「サーティワン」という。

日本語を教えていると、カタカナ英語が難しいと感じる生徒さんが、たまにいる。英語のままにしていればいいものの、こうして、少しニュアンスが違ったり、もちろん発音が違ったり、または、呼び方が違ったり。英語に近いから覚えやすいだろうと思うけれど、私たちが英語を学ぶ時に、カタカナ英語で惑わされるのと同じく、日本語を学ぶ英語圏の人たちも、カタカナには惑わされている。

他にもたくさん、カタカナ英語が存在しますよね。みなさんも、カタカナ英語で困った事、惑わされたことありますか?

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