サウスウエスト航空 利用案内!
一週間のフロリダはキーラーゴ(Key Largo, Florida)への旅行から帰って来ました、Maki-Kです。
いやぁ、いいですねぇ、真冬なのに半そでで過ごせちゃう土地って♪
フロリダ旅行記はまた次に書くことにして、今日は今回利用したサウスウエスト航空(Southwest Airlines)について書こうと思います。
以前も書きましたが、私のプロフィールにもあるようにMaki-K一家は頻繁に旅行をします。そしてアメリカ国内旅行で利用するのがサウスウエスト航空。サウスウエスト航空が飛んでいる路線なら、他の航空会社は利用しません!loyal customerとは私のことだ!というほどサウスウエストびいきな私です。
Southwest Airlinesはアメリカ南部・西部の都市を中心に短・中距離を飛ばしている航空会社です。なので日本では全くなじみがないかもしれません。でもアメリカ国内ではこの航空会社、超有名です。フライトアテンダントが面白いって。
いやいや、本当に。
スタッフの採用基準⇒笑いをとれるやつということで、乗客をどっかんどっかん沸かせる機内アナウンスがあったり、機内でクリスマスソングの大合唱があったり、ラップに乗せてアナウンスがあったり、他の航空会社では絶対にありえない楽しい空の旅が楽しめます。
っといっても、私がSouthwestを気に入っているのはこんな理由ではないのです(だいたい機内をどっかんどっかん沸かせる英語のアナウンスなんて、私には聞き取れませーん)。
私がSouthwestを好きな理由は・・・
システムがシンプルでフェアで効率的だから。
では具体的にSouthwestのどんなところを私が気に入っているのか、説明していきますね。
まず、チケット購入。
サウスウエスト航空のチケットは、Expedia.comやOrbitz.comなど大手チケット購入サイトでは購入できません。サウスウエストのHP(Southwest.com)から購入します。
チケット購入サイトって、価格を比べたりいろいろ便利なようで、でも比べられるから迷ったり、安い!と思ってクリックしたらもう次のページで売り切れ~なんてなったり、私はあまり好きじゃないんです。それに航空券に関していうと、実は直接航空会社のHPから購入した方が20ドルくらい安かったりする。。だから私はもっぱら大手チケット購入サイトは値段の検索だけにして、実際のチケット購入は航空会社のHPからすることにしています。航空会社から直接購入するとキャンセルや変更の手続きも簡単です。
さて、サウスウエストのサイトからしかチケットが購入できないということで、サウスウエストの乗客はわざわざこの航空会社を選んでいるということが分かります。チケット購入サイトが教えてくれた安い便だったから、とか、ツアーに申し込んだらこの便だった、ということはなし。「数ある航空会社の中から我が社を選んでいただきありがとうございます」という最近よくある機内アナウンス。これ、サウスウエスト航空に関しては本当にそうだよな~、とアナウンスを聞くたび思う私。
次に価格。安いです。
旅行日程にもよりますが、例えば今回我が家が利用した「サンディエゴ⇒フロリダ・マイアミ地区」だと一番やすいチケットが片道約150ドル、往復300ドル。サンディエゴ⇒デンバーなんて片道100ドルを切ります。新幹線の東京・大阪間の片道より安い!
そして受託手荷物(checked baggage)2つまで課金なし。これは本当にすばらしい!!!
もちろん機内持ち込み荷物も課金されません!
アメリカ国内線で受託手荷物が有料になってからはや数年。このシステムが導入された当時は、ほんともー、うそでしょっ!って感じでしたが、今ではもう当たり前のようにどの航空会社も受託手荷物に課金します。大体一つ目が25ドル、二つ目が35ドル。往復で考えたら荷物一つあるだけで50ドルのプラス、二つあったら120ドルのプラスです。そしてこれをチェックイン時に払わなければいけない手間。めんどくさい。
carry-on baggage(機内持ち込み手荷物)だけで身軽に旅する人は良いかもしれませんが、私たちのように小さい子供連れで一週間の旅行ともなると、荷物はそう小さく出来ません。預けるスーツケースにかかる料金の心配をしなくて良いのは助かります。
次に私が気に入っているのは、ボーディングの方法。
他の航空会社だと自分の座る座席あらかじめ決まっていますが、サウスウエストは早いもん順!
チェックインした順番に機内に入れて、そして好きな座席を選べるシステム。フライトの24時間前からウェブチェックインができるので、あらかじめウェブチェックインをしてしまえば、空港へそれほど早く行く必要もありません。ウェブチェックイン開始後、最初の数十秒で相当数の人がチェックインするので、自分の好きな席を選びたい人はパソコン(又はスマホ)の時計をにらみながらスタンバイして、ウェブチェックインし遅れないようにしてください。
そしてチケットには座席番号ではなく、何番目に機内に入れるかの番号が印刷されています。これ、いいですよね、フェアで。
そもそも、「目的地に時間通りに着く楽しいフライト」というのがサウスウエストの創業時からの社是。こうやって早めのチェックインを促せば飛行機も時間通りに飛ぶ確立が高くなる、ということです。
ウェブチェックインの競争(?)をせず早く機内に入りたい人は「Business Select」というタイプのチケット(高いですが)を購入したり、「EarlyBird Check-In」という15ドル払って一般チケットより一足早く(フライト時間の36時間前)に自動でチェックインしてくれるオプションを購入することもできます。Business Selectのチケットだと空港のセキュリティーチェックが優先的に通れたり、ドリンク券ももらえます。
実際のボーディング方法ですが、写真のようにゲートの前に高いパネルが並んでいて、乗客はここに並びます。パネルには「→1~5」「→6~10」「→11~15」というように数字が書いてあり、チケットに印刷されている番号をみてここに列を作ります。実際にはAグループの1~60、Bグループの1~60、Cグループの1~60というグループ+数字の順に並びます。
このボーディング方法、スムーズで早い。機内に入ってからもみんなささっと席を取るので乗客が着席するのも早い。最後の方に乗ってきた人たちには座席の選択の余地はないわけですが「どこでもいいから空いてる席に座ってー」と言われて、これまた着席するのが早い。ボーディングに要する時間が短くて定刻通り出発できる確立が高くなるシステムです。数年前に新しいく導入されたシステム。こういう搭乗の仕方は他でなかったのでみんなびっくりしましたが、とてもうまく稼動しています。考えた人、エライ!
ちょっと脱線しますが、受託手荷物に課金する航空会社の便では、受託手荷物への課金を避けるために機内持ち込みの荷物に詰め込めるだけ詰め込んで搭乗する乗客が増えました。大きい荷物を狭い機内に持ち込んで、通路を進むのも時間がかかり、荷物を棚へ上げるのも時間がかかり(そして最後の方に乗った人の荷物が入るスペースがなくて貨物室預かりになったり)、出発が遅れる・・。利益を生み出すための荷物への課金が出発時間の遅れにつながり、そこでお金を失う。。という、一体どーすりゃいいんだよ!という状況の航空業界。。。。誰か救ってあげてください。
さて、話をサウスウエストのボーディングにもどして。。
前もって座席が決まってないと家族が一緒に座れないかも(これは一大事!)!?という心配がありますが、5歳以下の子供連れにはファミリーボーディングというシステムがあって、自分のチケットの番号にかかわらずAグループの後に機内へ入れます。なのでまず間違いなく家族みんながまとまって座れます。このシステムはどの航空会社にもありますが、ありがたいシステムです。
サウスウエストは短・中距離のサービスに特化しているので、フライト時間は2時間くらい。長くて4時間。西海岸から東海岸へ飛ぶときは途中に一度乗り換えがあります。飛行機を変わることもあれば、そのまま同じ飛行機に乗っていくこともあり。飛行機の旅というよりは、長距離バスの旅みたい。
機内での音楽や映像のサービスはないですが、たかが2-4時間の旅。そういうfrill(余計なサービス)はどうでもいいですよね。最近は携帯やパソコンでいくらでも時間がつぶせるし。安全に時間通りに目的地に運んでくれる以上のサービスはないです。
チェックインカウンターに配備されている人間も多く(さすが黒字会社)てよく面倒見てくれるし、カーシートやストローラーもきちんとビニール袋に入れてくれるし、ゲート前の待合にはパソコンや携帯を充電しながら使えるすわり心地のいい椅子があるし(空港によります。残念ながらサンディエゴにはなし)、いつも機内サービスででてくるHoney roasted nutsはうまいし(欲を言えばもうすこし塩をきかせてほしい)。機体のデザインはもうすこしどうにかならないものかと思うけれど(紫ってどうよ!?)、こんなデザイン他ではないから目だっていいか。
私がサウスウエストを好きな理由のもう一つに、黒字を出し続けている航空会社だということがあるんですが。。。やはり企業は顧客のためにも、従業員のためにも、企業として存在するためにも、利益を上げることが大事ですよね。。。と、以前働いていた会社が倒産した私は、切に思うのです。
どうですか、アメリカにお住まいの方、次の国内旅行はSouthwestで。
Southwestの回し者、Maki-Kでした。。。。いやいや、もらってませんよなんにも!
※写真はSouthwestのファンサイトNuts About Southwestからいただきました。
私もです。
SWはとっても便利。
搭乗できなくても心配なし。
マイレージ いっぱいたまってます。
サンディエゴへでも どこでも
国内線はSouth Westですよ。
ただビジネスならUnitedを利用します。
日本行きもマイレージためたいしね。
>シゲさん
シゲさんもSWのロイヤルカスタマーですね!
私はこのシンプルさが大好き。
Checked baggageが課金されるようになるまでは、他の航空会社もいろいろ使ってましたが、いまはSW一本です。
海外への乗り継ぎがあるときだけ、他の航空会社ですね。
SWのもう一つ良いところは、フライトをキャンセルしたときそのチケットに払った分のお金を、あとで他の旅行に使えるところ。全部ネットでとても簡単に手続きできます。
4月より、日本からロスに来ました。6月終わりに、southwest airlineを使って、家族とラスベガスに行く予定で、今購入したところまでいったのですが、
そのあとは、メールがおくられてきました。
当日に持っていかなければいけないものはありますか?
印刷しなければいけないものや、送られてくるものなど、ありますか?
お時間ありましたら教えてください。
失礼しました。
YUUさん
こんにちは!
初サウスウエストですね♪?
届いたemailをプリントアウトして持っていけばOKです(Confirmation Numberが載っていますよね?)。あとは空港のチェックインカウンターで、自分で画面を見ながら操作しますが、分からなければカウンターの係りの人に助けてもらえば大丈夫です。
emailのプリントアウト以外で必要なものは、通常の国内線旅行で必要な身分証明書だけです。
楽しい旅行になりますように~!
初めまして!
11月にSouthWestに何回か乗るのですが、Maki-Kさんのこのブログを読んで、今から搭乗が楽しみになりました♪
しかし、1点不安なことがあるので教えてください。
ラスベガス→デンバー(乗り継ぎ)→インディアナポリスをSouthWestで移動します。
荷物は最初にラスベガスで預けたら、デンバーの乗り継ぎで預け直す必要はないですよね??
乗り継ぎ時間が1時間無いので、このことがとても不安です。
すごく初歩的なことかもしれませんが、教えてください(^^)
よろしくお願いいたします!
>Ranさん
こんにちは!
チェックインした荷物は最終目的地でピックアップします。乗継空港で預けなおす必要はありません。不安ならチェックインの時に聞いてみるといいでしょう。でもこれは間違いなくデンバーでピックアップはありません。
デンバー空港はよく使うんですが、デンバー空港での乗換はターミナル間を移動することはなくて、Southwest便はすべてCゲートなので、「C28」→「C34」というような移動です。といっても建物の端から端まで結構距離があるんですが、動く歩道もあるし、一時間あれば余裕です。
フライト時間のきっかり24時間前からウェブチェックインが始まるので、ウェブチェックイン開始と同時にチェックイン出来るならしたほうがいいです。結構競争が激しくて、忘れてて1時間くらい後ですると、すでにCグループだったりします。
良い旅を!
MAKI-Kさん
早々のお返事ありがとうございます!
また、わかりやすいご説明ありがとうございます!
最終目的地までピックアップの必要はない、とのこと安心しました。
慣れないアメリカ国内線での乗り継ぎなので、事前に知っておくことが出来てよかったです。
余裕があれば、微妙な英語でチェックイン時に聞いてみようと思います(笑
デンバー空港も乗り継ぎで使うのは初めてなので、教えていただいて安心しました。
24時間前のウェブチェックイン、忘れずにします!
本当に、色々とありがとうございました;)
こんにちは!わたしもsouthwest愛用者です。今回、ポイントで買った飛行機を変更しようとしたら、なぜか新しくポイントを使ってでしか航空券購入できなさそうなのですが…その通りなのでしょうか??もしお判りになれば、ご回答いただけると幸いです。
>FRUUUCHEさん
こんにちは!
ポイントで買ったチケットの変更ですか。。やってみたことないんですど、ちょっと試しに途中までやってみましたが。。ポイントで買ったチケットの変更はガバメントからfeeが少しかかるって書いてあったけど。。。これ、最後までプロセスすると、ポイントの差額だけが差し引かれて交換できるとかじゃないでしょうかねぇ。すいません、役に立てず。
サウスウェストのフォーラムで質問してみる(または過去の質問を検索してみる)たらどうでしょう。
https://www.southwestaircommunity.com/
ま、カスタマーサービスに電話で聞いてみるの一番早いと思います。Good Luckですー。