ジャパニーズスマイルってどんなスマイル?

こんにちは、Masaです。

 

さて、今日の話題は、ジャパニーズスマイルについて。みなさん、この言葉、聞いたことあります?

 

イミダスによれば、「困った時,照れくさい時などに見せる日本人特有の愛想笑い」とのこと。

 

今でこそジャパニーズスマイルという言葉はほとんど聞きませんが、その昔、私が学生だった頃は、巷でよく聞く言葉でした。その当時は、外国人が「日本人は笑うタイミングではないのに笑って気味が悪い」なんてことを聞いたような記憶もあります。

 

人前でニコニコしながら話すのは全く問題ありませんが、何か失敗してしまったりとか、あるいは、怒られたりしているときに、薄笑いを浮かべる、なんてことありませんか?流石に怒られているときに薄笑いを浮かべたら、日本人でも「お前真面目に考えてるのか(怒)!」と怒られますけどね。

 

「ジャパニーズスマイル」って言葉を調べてみると、やはり日本の独特の文化が背景になっていることがわかりました。

 

今の若者はそうでもありませんが、その昔(またかよ)、私が子供の頃は、日本人の微笑みは控えめで、大げさでないことが多かった…ように記憶しています。昔の女性(昔とは限りませんけどね)は、笑うときに口に手を当てて笑うことが多いと思いませんか?口の中をあらわにして、大笑いする姿はほとんど見たことありませんでしたね(私の記憶もあまり当てになりませんが)。他人との和を重要視して、感情をあまり表に出さない文化の影響とされているようです。

 

ここに日本の文化が表れてますよね。「謙虚さ」とか「礼儀」を大切にする傾向がありますよ。大げさな笑顔とか感情の表現は、場合によっては傲慢と捉えられることもあるので、微笑みが控えめになるんじゃないですかね。

 

また、「阿吽の呼吸」にもあるように、日本人は目で感情を伝えることが得意とされているところもあるようで、微笑みだけではなくて目の動きとかで「何か」を伝えることも多いですよね。Masa個人的には、これはアメリカ人にはほとんど通用しないと思っています。なので、思ったことは言葉に出してはっきりいうというのが基本です。

 

そして、日本の社会では、自分の感情を公に表現することを控える傾向がありますよね?最近はそうでもないかな…。で、それが微笑みにも現れるとされることもあるようです。

 

アメリカ人や西洋人から「ジャパニーズスマイル」を見た場合、「控えめ」とか「神秘的」などと捉えられることもあるようです。アメリカの文化では、明るくて開放的な笑顔が好まれることが多いので、日本人の「微笑み」は独特と感じられるようです。

 

「ジャパニーズスマイル」には、日本で古くから続く「和を重んじる」、「うちと外の区別」、「非言語的なコミュニケーションの重視」、「謙虚さと礼儀」というような文化や背景が影響しているということです。こういう要素が組み合わさって、日本独特の微笑みや表情が作られているということですね。

 

ただ、今のグローバル社会では、「非言語的なコミュニケーション」というのはほぼ通用しないので、「思っていることはしっかりと言葉にする」ようにしたいですね。

 

Masaは、日本人と話をするときは日本の文化を背景にして、アメリカ人と話すときは…やっぱり日本の文化を背景にして話しているような気がします。それぞれの文化をその時々によって使い分けることができれば、それがベストなんですけどね。 

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